TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024162876
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078831
出願日
2023-05-11
発明の名称
物品搬送設備
出願人
株式会社ダイフク
代理人
弁理士法人R&C
主分類
H04W
76/19 20180101AFI20241114BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】制御装置と搬送車との良好な通信状態の維持を図ることが可能な物品搬送設備を実現する。
【解決手段】制御装置2と搬送車1とは、複数のアクセスポイントAPのうち何れかを介して、双方向に通信可能に構成されている。制御装置2は、搬送車1から制御装置2への通信が途絶えた場合に、制御装置2から搬送車1への通信は有効なものとして、搬送車1に対して通信復旧のための指令Cоを送信する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
規定の経路を移動して物品を搬送する搬送車と、
前記搬送車を制御する制御装置と、
それぞれが前記搬送車との間で無線通信を行う複数のアクセスポイントと、を備えた物品搬送設備であって、
前記制御装置と前記搬送車とは、複数の前記アクセスポイントのうち何れかを介して、双方向に通信可能に構成され、
前記制御装置は、前記搬送車から前記制御装置への通信が途絶えた場合に、前記制御装置から前記搬送車への通信は有効なものとして、前記搬送車に対して通信復旧のための指令を送信する、物品搬送設備。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記指令には、前記搬送車に接続先の前記アクセスポイントを切り替えさせるポイント切替指令が含まれる、請求項1に記載の物品搬送設備。
【請求項3】
前記指令には、前記搬送車を現在位置から移動させる移動指令が含まれる、請求項1に記載の物品搬送設備。
【請求項4】
前記制御装置は、前記搬送車に対して設定周期で確認信号を繰り返し送信するように構成され、
前記搬送車は、前記確認信号を受信したことに応じて、前記制御装置に対して受領信号を送信するように構成され、
前記制御装置は、前記搬送車からの前記受領信号を予め定められた設定期間受け取らなかった場合には、前記設定周期を短く変更する周期変更処理を実行する、請求項1から3の何れか一項に記載の物品搬送設備。
【請求項5】
前記制御装置は、前記搬送車からの前記受領信号を受け取らない状態が、予め定められた認定基準期間継続した場合には、前記搬送車を通信不良車両に認定し、
前記制御装置は、前記通信不良車両に認定した前記搬送車の情報と、認定時の前記搬送車の位置の情報と、を紐づけて記憶する、請求項4に記載の物品搬送設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、規定の経路を移動して物品を搬送する搬送車と、前記搬送車を制御する制御装置と、それぞれが前記搬送車との間で無線通信を行う複数のアクセスポイントと、を備えた物品搬送設備に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
このような物品搬送設備の一例が、特開2011-166671号公報(特許文献1)に開示されている。以下、背景技術の説明において括弧内に示された符号は、特許文献1のものである。
【0003】
特許文献1に記載された設備では、サーバ等の制御装置(18,20)と複数の搬送車(12)とが、無線LANを介して接続され、相互に通信するように構成されている。これにより、制御装置(18,20)は、無線通信によって、搬送車(12)の現在位置を把握したり、搬送車(12)に対して搬送指令などの指令を行ったりすることが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-166671号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された設備では、制御装置(18,20)と搬送車(12)との通信に無線通信を用いているため、通信機器の異常や周囲の環境等によっては通信不良が生じ得る。通信不良の原因を必ずしも特定できるわけではないが、通信不良が生じた場合には、通信状態を良くするための何かしらの措置を講ずることが好ましい。
【0006】
上記実状に鑑みて、制御装置と搬送車との良好な通信状態の維持を図ることが可能な物品搬送設備の実現が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
規定の経路を移動して物品を搬送する搬送車と、
前記搬送車を制御する制御装置と、
それぞれが前記搬送車との間で無線通信を行う複数のアクセスポイントと、を備えた物品搬送設備であって、
前記制御装置と前記搬送車とは、複数の前記アクセスポイントのうち何れかを介して、双方向に通信可能に構成され、
前記制御装置は、前記搬送車から前記制御装置への通信が途絶えた場合に、前記制御装置から前記搬送車への通信は有効なものとして、前記搬送車に対して通信復旧のための指令を送信する。
【0008】
制御装置と搬送車とが双方向に通信を行う構成において、搬送車から制御装置への通信が途絶えた場合であっても、制御装置から搬送車への通信が不能であるとは限らない。本構成によれば、制御装置は、搬送車から制御装置への通信が途絶えた場合には、制御装置から搬送車への通信は有効なものとして、搬送車に対して通信復旧のための指令を送信する。制御装置から搬送車への通信が有効であれば、制御装置から搬送車への指令は届くため、当該指令によって、通信復旧のための動作を搬送車に行わせることができる。従って、本構成によれば、制御装置と搬送車との良好な通信状態の維持を図ることが可能となる。
【0009】
本開示に係る技術のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
物品搬送設備の平面図
制御ブロック図
通信構成を示す概念図
ポイント切替指令に基づくアクセスポイントの切り替えを示す図
移動指令に基づく搬送車の移動を示す図
確認信号が送信される周期を示す図
通信不良車両が認定された際に記憶される情報を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ダイフク
天井搬送車
7日前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
7日前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
7日前
株式会社ダイフク
車両制御システム
20日前
株式会社ダイフク
昇降システム、及びスタッカクレーン
6日前
株式会社ダイフク
洗車機
15日前
株式会社ダイフク
物品仕分け設備
7日前
個人
挿耳装置
1か月前
個人
仮想アース
1か月前
個人
ヘッドホン
2か月前
個人
車両の制御装置
1か月前
個人
スピーカーシステム
2か月前
株式会社シグマ
撮像装置
2か月前
個人
押しボタン式側圧調整器
7日前
個人
投げ銭管理システム
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
表示装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
20日前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
17LIVE株式会社
サーバ
22日前
太陽誘電株式会社
超音波装置
1か月前
個人
平面映像の回転による立体映像
1か月前
株式会社クボタ
作業車両
20日前
キヤノン電子株式会社
シート搬送装置
20日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
キヤノン株式会社
無線通信装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
読取装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
日本セラミック株式会社
超音波送受信器
7日前
株式会社ACSL
確認方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る