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公開番号
2024121354
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023028405
出願日
2023-02-27
発明の名称
撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
23/50 20230101AFI20240830BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】撮影者の状態を検知する検知部を搭載した撮像装置において、ユーザーの手によって当該検知部を遮ることが起こり難いレイアウトの撮像装置を提供する。
【解決手段】筐体と、前記筐体の背面に配された横長矩形状の表示部とを備えた撮像装置100であって、ユーザーの状態を検知するインカメラセンサ405と、表示部103の長手方向の略延長上右側に配置された背面把持部と、筐体の前面に配置され、背面把持部に対応する前面把持部と、を備え、背面把持部は、表示部の長手方向の延長線上における筐体側面を経由して前面把持部と繋がる構成とされ、前面把持部は凸または凹の少なくとも一方の形状を有し、インラインカメラ405は、表示部103の右辺よりも左側、かつ、ユーザーの把持時および操作時にユーザーの手でインラインカメラ405の検知範囲を遮らない位置に配置されることを特徴とする。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、前記筐体の背面に配された横長矩形状の表示部とを備えた撮像装置であって、
ユーザーの状態を検知するユーザー状態検知部と、
前記表示部の長手方向の略延長上右側に配置された背面把持部と、
前記筐体の前面に配置され、前記背面把持部に対応する前面把持部と、を備え、
前記背面把持部は、前記表示部の長手方向の延長線上における筐体側面を経由して前記前面把持部と繋がる構成とされ、
前記前面把持部は凸または凹の少なくとも一方の形状を有し、
前記ユーザー状態検知部は、
前記表示部の右辺よりも左側、かつ、ユーザーの把持時および操作時にユーザーの手で前記ユーザー状態検知部の検知範囲を遮らない位置に配置されることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記表示部の右側短手方向の略延長上の下側に配置された第2背面把持部と、
前記筐体の前面に配置され、前記第2背面把持部と対応する第2前面把持部と、を更に備え、
前記第2平面把持部は、前記表示部の短手方向の延長線上における筐体底面を経由して前記第2前面把持部と繋がる構成とされ、
前記第2前面把持部は凸または凹の少なくとも一方の形状を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記ユーザー状態検知部の検知範囲を遮らない位置は、前記表示部の幅内における左下方であることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記ユーザー状態検知部はユーザーを撮像するインカメラであり、当該インカメラで撮影された情報は前記表示部に表示されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記表示部は、
当該表示部を略直交する少なくとも2つの回転軸を回転中心として、前記筐体に対して回転傾斜した状態で保持可能にするヒンジ部材を更に備え、
前記表示部の長手方向に平行な第1回転軸に対して前記筐体の天面方向に前記表示部が向くように所定角度以上の回転が行われた場合、前記ユーザー状態検知部の検知範囲を前記表示部が遮らない位置に前記ユーザー状態検知部が配置されたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記表示部は、
当該表示部を略直交する少なくとも2つの回転軸を回転中心として、前記筐体に対して回転傾斜した状態で保持可能にするヒンジ部材を更に備え、
前記表示部の短手方向に平行な第2回転軸に対して前記筐体の正面視で右側面方向に前記表示部が向くように所定角度以上の回転が行われた場合、前記ユーザー状態検知部の検知範囲を前記表示部が遮らない位置に前記ユーザー状態検知部が配置されたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記所定角度は略45度であることを特徴とする請求項5または6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記ユーザー状態検知部は、
その画角の光軸が装置の光軸方向に対して傾斜した状態で取り付けられることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記ユーザー状態検知部を駆動させる駆動機構と、
装置の状態を検知する装置状態検知部と、を更に備え、
前記装置状態検知部が検出した状態を示す情報に基づいて、前記駆動機構により前記ユーザー状態検知部を駆動させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記ユーザー状態検知部は
当該ユーザー状態検知部を保持する保持部材を介して前記筐体の背面の内部にユーザー側を向いた状態で設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影者(ユーザー)の状態を検知するインカメラを搭載する撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、LCD等の表示部を撮影者側に備えるとともに、当該表示部の近傍にインカメラが配置される撮像装置が多数提案されている。インカメラは、スマートフォン、カメラ装置の内側に設置されたカメラであり、主に自分自身を撮影するために使用されるものであり、それなりの画質のものである。このインカメラを用いて、ユーザー自身の撮像を行うことやユーザーの状態(ユーザーが撮像装置付近にいるか否か、撮影待機状態か否か等)を把握することや、撮像されたユーザーの表情により撮像装置に様々な動作を行わせることが可能となる。
【0003】
例えば、特許文献1により開示された技術によれば、ユーザーが装置を持った状態でユーザー側に面する主面上に表示部を備え、当該表示部と対向する被写体を撮影するためのインカメラを設けた携帯端末装置が開示されている。そして、特許文献1により開示された携帯端末装置にあっては、ユーザーの手がマイク部を覆うことにより、マイク部への音声入力が遮られることを抑制した構成となっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-166139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の携帯端末装置は、ユーザーの手がマイク部を覆うことにより、マイク部への音声入力が遮られることを抑制した構成となっているが、把持部に対しての表示部やカメラ部(撮像部)との具体的位置関係については開示されていない。このため、撮影者(以下「ユーザー」とも記す)が筐体を把持した際や操作を行った際に、意図せずカメラ部を手で覆ってしまうことによって、高性能のカメラ部を用いてもその性能を発揮できない懸念があった。
【0006】
本発明の目的は、ユーザーの状態を検知する検知部を搭載した撮像装置において、ユーザーの手によって当該検知部を遮ることが起こり難いレイアウトの撮像装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、筐体と、前記筐体の背面に配された横長矩形状の表示部とを備えた撮像装置であって、ユーザーの状態を検知するユーザー状態検知部と、前記表示部の長手方向の略延長上右側に配置された背面把持部と、前記筐体の前面に配置され、前記背面把持部に対応する前面把持部と、を備え、前記背面把持部は、前記表示部の長手方向の延長線上における筐体側面を経由して前記前面把持部と繋がる構成とされ、前記前面把持部は凸または凹の少なくとも一方の形状を有し、前記ユーザー状態検知部は、前記表示部の右辺よりも左側、かつ、ユーザーの把持時および操作時にユーザーの手で前記ユーザー状態検知部の検知範囲を遮らない位置に配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザーの状態を検知する検知部を搭載した撮像装置において、ユーザーの手によって当該検知部を遮ることが起こり難いレイアウトの撮像装置を提供することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
撮像装置100の外観斜視図である。
撮像装置100の分解斜視図である。
撮像装置100の電気系のブロック図である。
撮像装置100の背面図である。
撮像装置100を構えた際の姿勢を示した説明図である。
撮像装置100を通常に構えた状態の側面図である。
撮像装置100を通常に構えた状態の平面図である。
撮像装置100を通常に構えた状態の背面斜視図である。
撮像装置100を縦方向に構えた状態の側面図である。
撮像装置100を縦方向に構えた状態の平面図である。
撮像装置100を縦方向に構えた状態の背面斜視図である。
図4のA-A’部の断面模式図である。
ファインダー部の背面図(a)および断面の模式的構成図(b)である。
ファインダー部の背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施の形態に記載される構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施の形態に記載される構成によって限定されることはない。まず、本発明の第1実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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