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公開番号
2024085934
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-27
出願番号
2022200725
出願日
2022-12-16
発明の名称
表示装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
21/435 20110101AFI20240620BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】対応可能な映像フォーマットに関する情報を適切に映像源に転送可能な表示装置を提供する。
【解決手段】映像源から受信した映像を表示可能な表示装置であって、表示装置が前記映像源から受け付け可能なフォーマットに関する識別情報としての第1識別データと、第1識別データよりもデータサイズの小さい第2識別データのうちのいずれかを選択する選択部と、表示装置から映像源への第1識別データの転送時におけるデータ転送量を検知する検知部と、選択部において選択された第1識別データまたは第2識別データを、映像源に対して読み出させる映像源制御部とを備え、選択部は、検知部において検知されたデータ転送量が第1識別データのデータサイズより小さかった場合に、第2識別データを選択する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
映像源から受信した映像を表示可能な表示装置であって、
前記表示装置が前記映像源から受け付け可能なフォーマットに関する識別情報としての第1識別データと、前記第1識別データよりもデータサイズの小さい第2識別データのうちのいずれかを選択する選択部と、
前記表示装置から前記映像源への前記第1識別データの転送時におけるデータ転送量を検知する検知部と、
前記選択部において選択された前記第1識別データまたは前記第2識別データを、前記映像源に対して読み出させる映像源制御部と
を具備し、
前記選択部は、前記検知部において検知された前記データ転送量が前記第1識別データのデータサイズより小さかった場合に、前記第2識別データを選択する、表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記選択部は、メモリとセレクタとを備え、
前記メモリは、前記第1識別データと前記第2識別データとを保持し、
前記セレクタが前記メモリから前記第1識別データを選択し、前記映像源制御部は前記第1識別データを前記映像源に対して読み出させ、
前記検知部は、前記第1識別データが前記映像源によって読み出される際における前記データ転送量を検知し、
前記検知部において検知された前記データ転送量が前記第1識別データのデータサイズより小さい場合に、前記セレクタが前記メモリから前記第2識別データを選択し、前記映像源制御部は前記第2識別データを前記映像源に対して読み出させる、請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
前記第1識別データ及び前記第2識別データは、機器固有の識別データであるEDID(Extended Display Identification Data)である、請求項2記載の表示装置。
【請求項4】
前記第1識別データは、基本データブロックと、n個の拡張データブロックを含み、
前記第2識別データは、前記基本データブロックとm個の前記拡張データブロックを含み、
nは自然数であり、mはゼロまたはnより小さい自然数である、請求項3記載の表示装置。
【請求項5】
前記第1識別データは、前記基本データブロックと、2つの拡張データブロックを含み、
前記第2識別データは、前記基本データブロックと、1つの拡張データブロックを含み、
前記第1識別データ及び前記第2識別データの前記拡張データブロックは、フレームレートが144Hzを超える4K映像情報を含む、請求項4記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1識別データは、前記基本データブロックと、1つの拡張データブロックを含み、
前記第2識別データは、前記基本データブロックを含み、拡張データブロックを含まず、
前記第1識別データの前記基本データブロックは、映像解像度情報として2K映像情報を含み、且つ4K映像情報を含まず、
前記第2識別データの前記基本データブロックは、前記映像解像度情報として、前記2K映像情報を含まずに4K映像情報を含む、請求項4記載の表示装置。
【請求項7】
前記映像源制御部は、前記選択部において前記第2識別データが選択された際に、前記映像源に対して、前記第2識別データを読み出すよう促す第1信号を送信する、請求項1記載の表示装置。
【請求項8】
前記第1信号は、HPD(Hot Plug Detect)信号である、請求項7記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、映像源としての映像送信装置(以下、ソース機器と呼ぶ)と、ソース機器から受信した映像を表示する映像受信装置(以下、シンク機器と呼ぶ)との間を接続するインターフェースとして、HDMI(登録商標、High Definition Multimedia Interface)が広く用いられている。ソース機器とシンク機器とをHDMIで接続した際、ソース機器はシンク機器からEDID(Extended Display Identification Data)を読み出す。このEDIDを読み出すことで、ソース機器は、シンク機器の性能(例えば解像度など)に適した映像信号をシンク機器に送信できる。
【0003】
この点、特許文献1には、シンク機器が映像・音声などを正常に再生できない場合に、EDID内の映像・音声などに関する形式データを変更して、ソース機器に対して再度EDIDを読み出させる構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-158220号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
HDMIでは、規格(例えばバージョン)に応じてソース機器により読み出し可能なEDIDのデータサイズが異なる。したがって、ソース機器が対応するHDMI規格によっては、シンク機器からEDIDの全てを読み出せず、一部のデータしか読み出せない場合がある。この場合、ソース機器は、シンク機器に最適なフォーマットの映像信号を送信できない可能性がある。特許文献1は、ソース機器がEDIDの全ての情報を読み出せる場合に適用可能な方法であって、かかる問題を解決するものではない。
【0006】
本発明の一形態は、対応可能な映像フォーマットに関する情報を適切に映像源に転送可能な表示装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態に係る表示装置は、映像源から受信した映像を表示可能な表示装置であって、表示装置が映像源から受け付け可能なフォーマットに関する識別情報としての第1識別データと、第1識別データよりもデータサイズの小さい第2識別データのうちのいずれかを選択する選択部と、表示装置から映像源への第1識別データの転送時におけるデータ転送量を検知する検知部と、選択部において選択された第1識別データまたは第2識別データを、映像源に対して読み出させる映像源制御部とを備え、選択部は、検知部において検知されたデータ転送量が第1識別データのデータサイズより小さかった場合に、第2識別データを選択する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る映像表示システムのブロック図。
第1実施形態に係る映像表示システムのブロック図。
第1実施形態に係る映像表示システムにおけるEDID読み出し時の各種信号のタイミングチャート。
第1実施形態に係る映像表示システムにおけるEDID読み出し時のシンク機器及びソース機器の動作を示すシーケンス図。
第1実施形態に係る映像表示システムにおけるEDID読み出し時の各種信号のタイミングチャート。
第1実施形態に係る映像表示システムにおけるEDID読み出し時のシンク機器及びソース機器の動作を示すシーケンス図。
第1実施形態に係るシンク機器の動作を示すフローチャート。
第2実施形態に係るEDIDの基本ブロックの構成を示す概念図。
第2実施形態に係るEDIDの基本ブロック及び拡張ブロックの構成を示す概念図。
第2実施形態に係るEDIDの基本ブロック及び拡張ブロックの構成を示す概念図。
第3実施形態に係るシンク機器の動作を示すフローチャート。
第3実施形態に係るEDIDの基本ブロック及び拡張ブロックの構成を示す概念図。
第3実施形態に係るEDIDの基本ブロックの構成を示す概念図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
<第1実施形態>
この発明の第1実施形態に係る表示装置につき説明する。本実施形態は、シンク機器とソース機器とをHDMIで接続した際のEDIDのソース機器への転送方法に関する。
(【0011】以降は省略されています)
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