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公開番号2024089292
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204565
出願日2022-12-21
発明の名称画像読取システム
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】原稿を読み取る画像読取装置とそれに接続される情報処理装置を含む画像読取システムを提供する。
【解決手段】画像読取装置Aは、原稿Sを搬送する搬送部10と、搬送部10が搬送した原稿Sを読み取る読取部70と、搬送部10が搬送した原稿Sのジャムを検知するジャム検知部及び搬送部によって搬送された原稿の位置を検知する原稿検知部を含む制御部8と、を備える。ジャム検知部は、原稿Sのジャムを検出したときに、原稿検知部が検知した原稿Sの位置に応じてジャムの種類を検出し、ジャムの種類に応じた通知を、画像読取装置Aと接続している情報処理装置の表示部に表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
原稿を搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送された原稿を読み取る読取部と、
前記搬送部によって搬送された原稿のジャムを検知するジャム検知部と、
前記搬送部によって搬送された原稿の位置を検知する原稿検知部と、
表示部と
を備え、
前記ジャム検知部において原稿のジャムを検出したときに、前記原稿検知部にて検知された原稿の位置に応じてジャムの種類を検出し、前記ジャムの種類に応じた通知を前記表示部に表示することを特徴とする画像読取システム。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
通常原稿よりも大きい駆動力で搬送する特殊搬送モードを設定可能であり、
前記ジャム検知部において原稿のジャムが検知された場合、前記特殊搬送モードが設定されていない場合に、前記表示部に前記特殊搬送モードへの変更入力が可能であることを通知するための特殊搬送モード推奨通知表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
【請求項3】
前記搬送部によって搬送された原稿の重送を検知する重送検知部を備え、
前記特殊搬送モードが設定されていない場合に、前記重送検知部によって前記原稿の重送を検知した場合には、前記特殊搬送モード推奨通知表示に替えて、前記重送検知部による重送検知機能を無効にすることが可能であることを通知するための重送検知無効推奨通知表示を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像読取システム。
【請求項4】
通常原稿よりも大きい駆動力で搬送する特殊搬送モードを設定可能であり、
前記ジャム検知部において原稿のジャムが検知された場合、前記特殊搬送モードが設定されている場合には、前記表示部に原稿のジャムが発生したことを通知するための表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿を読み取る画像読取装置とそれに接続される情報処理装置を含む画像読取システムに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ユーザが設定した画像読取設定をもとにして、給紙トレイに載置された複数枚の原稿を1枚ずつ分離して搬送すると共に、搬送された原稿の画像を読み取る画像読取装置が知られている。この画像読取装置は、複数枚の原稿が重なって搬送される重送が発生したことを超音波センサ等の重送検知センサによって検知し、タッチパネルなどの表示部を介してユーザにエラー発生状況を通知する手段を有している。他にも画像読取装置は、原稿の搬送途中に発生した紙詰まり(ジャム)などを検知する手段も有している。
【0003】
また、画像読取装置は、給紙トレイに載置された原稿を分離して搬送する分離モードと、ユーザが一枚ずつ手差し給紙などを行う非分離モードを有し、非分離モードが選択された場合は、分離手段を無効化するのに加え重送検知センサによる重送検知機能を無効化する制御を行っている。封筒など、正しく1つずつに分離されていても重送だと誤検出されやすい原稿を読み取る際は非分離モードを利用することが多い。
【0004】
特許文献1には、重送検知センサによって原稿の重送を検知したことに従って、原稿の搬送を停止する画像読取装置が記載されている。また、特許文献1には、原稿の重送が発生した旨をユーザに通知し、画像読取装置の設定を変更し、重送検知設定を無効化して原稿の画像の読み取りを再開することをユーザに選択させる機能が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6572735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、画像読取装置を用いてパスポートなどの分厚い原稿を読み取る際はジャムエラーが発生する場合もある。このとき、ユーザは重送検知設定を無効化し、非分離モードを利用するだけでなく、搬送ローラのトルクを大きくする特殊な搬送モードを利用する必要がある。しかし、特殊な搬送モードは、通常、設定画面の階層深い場所に配置されている場合が多く、ユーザは設定を見つけるまで、何度も画像読取設定を変更し原稿の読み取りを行う手間が発生すると共に、複数回原稿が搬送されるため原稿を痛めてしまう恐れもある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記を鑑み、本発明に係る画像読取システムは、
原稿を搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送された原稿を読み取る読取部と、
前記搬送部によって搬送された原稿のジャムを検知するジャム検知部と、
前記搬送部によって搬送された原稿の位置を検知する原稿検知部と、
表示部と
を備え、
前記ジャム検知部において原稿のジャムを検出したときに、前記原稿検知部にて検知された原稿の位置に応じてジャムの種類を検出し、
前記ジャムの種類に応じた通知を前記表示部に表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザは、重送が発生しやすいような特殊原稿の読み取りを行う際に発生したエラーへの対処方法を簡単に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る画像読取装置の概略図
本発明の実施形態に係る画像読取装置の制御ユニットのブロック図
本発明の実施形態に係る外部情報処理装置のブロック図
本発明の実施形態に係るアプリケーションを示す図
本発明の実施形態に係る情報処理装置90や画像処理装置A内の記憶部に保管される設定情報の例
本発明の実施形態に係るジャム発生時の様子を示す模式側面図
本発明の実施形態に係るジャム発生時における画像読取装置のエラー判定用テーブル
本発明の実施形態に係るシーケンス図
本発明の実施形態に係る画像処理装置Aの動作を示すフローチャート
本発明の実施形態に係る画像処理装置Aの表示内容の一例
本発明の実施形態に係る画像処理装置Aの表示内容の一例
本発明の実施形態に係る画像処理装置Aの表示内容の一例
本発明の実施形態に係る画像処理装置Aの表示内容の一例
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施形態に係る画像読取システムは、画像読取装置Aとそれに接続される情報処理装置90によって構成される。図1は、画像読取装置Aの概略図である。
(【0011】以降は省略されています)

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