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公開番号
2024093216
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-09
出願番号
2022209443
出願日
2022-12-27
発明の名称
電子機器
出願人
オンキヨー株式会社
代理人
主分類
H04R
17/02 20060101AFI20240702BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ピエゾ素子により音が採取される場合であっても、ピークディップの発生を防止すること。
【解決手段】聴診器1は、ピエゾ素子3bと、ピエゾ素子3bの少なくとも一部に接触するダンピング材7と、を備える。ダンピング材7は、複数であり、ピエゾ素子3bの複数箇所に接触する。ピエゾ素子3bは、扁平な略円盤形状である。ダンピング材7は、ピエゾ素子3bの中心に対して、非対称な位置に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ピエゾ素子と、
前記ピエゾ素子の少なくとも一部に接触する制振材と、
を備えることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記制振材は、複数であり、前記ピエゾ素子の複数箇所に接触することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制振材は、複数であり、前記ピエゾ素子のいずれか一方の面側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記制振材は、複数であり、
少なくとも複数の前記制振材の一部において、前記複数の制振材の前記ピエゾ素子への接触面積は、互いに異なっていることを特徴とする請求項2又は3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記制振材は、複数であり、
少なくとも複数の前記制振材の一部において、前記ピエゾ素子のいずれか一方の面側に隣り合う前記制振材の距離が異なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記制振材は、複数であり、前記ピエゾ素子のいずれか一方の面側に規則性なく不規則に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記ピエゾ素子は、扁平な略円盤形状であり、
前記制振材は、複数であり、前記ピエゾ素子のいずれか一方の面側に、前記ピエゾ素子の中心に対して、非対称な位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記制振材は、前記ピエゾ素子の所定領域にわたって接触することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
前記制振材は、前記ピエゾ素子の所定領域を覆うように、前記ピエゾ素子のいずれか一方の面側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
前記制振材に孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
聴診器の中には、マイク等のセンサーにより電子的に心音等の音を採取し、採取した音を増幅し、増幅した音を医師等に聴取させる、いわゆる電子聴診器と呼ばれるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
上述した電子聴診器には、心音等の採取のために、ピエゾ(圧電)素子が用いられる場合がある。図13は、従来の電子聴診器101の一例を示す図である。図13において、電子聴診器101は、ピエゾ素子103a、103bを覆う筐体が省かれて図示されている。図14(a)は、ピエゾ素子103a等を示す図である。図14(b)は、ピエゾ素子103bを示す図である。電子聴診器101は、ピエゾ素子103a、103b側を身体等に接触させて、使用される。
【0004】
図示するように、ピエゾ素子103aにおいては、ピエゾ素子103aの外縁(外周)が、ネジ105により、等間隔に8箇所で、ピエゾホルダー104aに固定されている。また、ピエゾ素子103bにおいては、ピエゾ素子103bの外縁(外周)全体(全周)が、ピエゾホルダー104bに固定されており、ネジが用いられていない構造が特徴となっている。
【0005】
このように、従来の電子聴診器101では、ピエゾ素子103aの外縁の複数箇所、又は、ピエゾ素子103bの外縁全体を固定することで、感度の向上が図られている。図15は、従来の電子聴診器101によって採取された聴診音を示すグラフである。横軸は、周波数[Hz]、縦軸は、レベル[dBmV]を示している。ピエゾ素子の外縁の複数箇所、又は外縁全体が固定されることで、図15に示すように、周波数に急峻なピークディップ(破線で囲われた箇所)が発生している。これにより、不要な音が目立つことになる。また、聴感的に、急峻なピークは、避けたいものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-242849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述のように、ピエゾ素子により音が採取された場合、ピークディップが発生するという問題がある。
【0008】
本発明の目的は、ピエゾ素子により音が採取される場合であっても、ピークディップの発生を防止することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の発明の電子機器は、ピエゾ素子と、前記ピエゾ素子の少なくとも一部に接触する制振材と、を備えることを特徴とする。
【0010】
本発明では、電子機器は、ピエゾ素子の少なくとも一部に接触する制振材を備える。この制振材により、ピエゾ素子の振動が抑制され、共振が起こりにくくなる。これにより、ピエゾ素子により採取された音において、ピークディップの発生が防止される。
(【0011】以降は省略されています)
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