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公開番号2024114138
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023019685
出願日2023-02-13
発明の名称遠隔操作装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類H04Q 9/00 20060101AFI20240816BHJP(電気通信技術)
要約【課題】スリープ時の処理時間を低減した遠隔操作装置を提供する。
【解決手段】利用者による操作に応じた操作信号を発する操作スイッチ5と、操作スイッチ5からの操作信号に基づいて送信指示を出力する制御部7と、前記送信指示に基づいて無線通信信号を出力する送信部8と、を備えた遠隔操作装置1であって、制御部7は、スリープモード時において、前記制御部の一部機能を停止するスリープ状態と、このスリープ状態から定期的に起動して演算処理を行う稼働状態とを有し、この稼働状態で、スケジュール処理を含む第1の稼働処理を行う場合と、前記スケジュール処理を含まない第2の稼働処理を行う場合と、を切り換えて実行する。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
利用者による操作に応じた操作信号を発する操作部と、
前記操作部からの操作信号に基づいて送信指示を出力する制御部と、
前記送信指示に基づいて無線通信信号を出力する送信部と、
を備えた遠隔操作装置であって、
前記制御部は、
スリープモード時において、前記制御部の一部機能を停止するスリープ状態と、このスリープ状態から定期的に起動して演算処理を行う稼働状態とを有し、
この稼働状態で、スケジュール処理を含む第1の稼働処理を行う場合と、
前記スケジュール処理を含まない第2の稼働処理を行う場合と、を切り換えて実行する
遠隔操作装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
画面を切り換え可能な表示部を更に備え、
前記制御部は、前記スケジュール処理として タイマ設定の確認、計時処理、前記表示部の表示更新を行う
請求項1に記載の遠隔操作装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1の稼働処理と前記第2の稼働処理とを、同一のプログラムによって演算する
請求項1に記載の遠隔操作装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1の稼働処理と前記第2の稼働処理とで、それぞれウォッチドック処理を行う
請求項1に記載の遠隔操作装置。
【請求項5】
前記第1の稼働処理の実施間隔は、前記第2の稼働処理の実施間隔の整数倍にて実施される
請求項1に記載の遠隔操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機器を遠隔操作するためのスイッチ操作可能な遠隔操作装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の空気調和機リモコンは、例えば、特許文献1に開示されるものがある。従来のリモコンには電力消費を抑えるため、マイコンのスリープ機能を用いて間欠動作制御するものがある。
【0003】
また、マイコンのスリープ動作時に、誤動作した場合の措置としてウォッチドック(ウォッチドッグタイマ機能)を用いる。ウォッチドッグタイマのカウント値がスリープ間隔より短い場合、マイコンの「ウォッチドッグタイマによる割込み」機能を使用し、スリープ解除を行った後にウォッチドッグタイマを再設定することにより、スリープ期間の信頼性を保つものとする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-202533号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1記載のリモコンは、例えば、スリープ中に時計刻時による間欠起床(500ms毎に起床 など)を行うが、「ウォッチドッグタイマのオーバーフロー時間到達時による割込み」によりスリープよる間欠起床(約250ms)した場合、本来は「時計刻時による間欠起床」のみでよいところ「ウオッチドッグによる間欠起床」がされてしまい、起床スケジュール処理が2度実行されてしまう。
【0006】
「スリープからの起床処理」は、処理の品質確保やソースコードの増加防止のため、同一処理とすることが一般的であるが、「時計刻時による間欠起床」と「ウオッチドッグによる間欠起床」によりスリープ復帰後の処理時間(スリープ解除時の高速駆動時間)が長くなり、電池寿命が短くなってしまう問題があった。
【0007】
そこで本発明の目的は、上述した課題に着目し、スリープ時の処理時間を低減した遠隔操作装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の遠隔操作装置は、
利用者による操作に応じた操作信号を発する操作部と、
前記操作部からの操作信号に基づいて送信指示を出力する制御部と、
前記送信指示に基づいて無線通信信号を出力する送信部と、
を備えた遠隔操作装置であって、
前記制御部は、
スリープモード時において、前記制御部の一部機能を停止するスリープ状態と、このスリープ状態から定期的に起動して演算処理を行う稼働状態とを有し、
この稼働状態で、スケジュール処理を含む第1の稼働処理を行う場合と、
前記スケジュール処理を含まない第2の稼働処理を行う場合と、を切り換えて実行する。
【0009】
また、画面を切り換え可能な表示部を更に備え、
前記制御部は、前記スケジュール処理として タイマ設定の確認、計時処理、前記表示部の表示更新を行う。
【0010】
また、前記制御部は、前記第1の稼働処理と前記第2の稼働処理とを、同一のプログラムによって演算する。
(【0011】以降は省略されています)

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