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公開番号
2024099295
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-25
出願番号
2023003136
出願日
2023-01-12
発明の名称
中継装置
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04W
52/02 20090101AFI20240718BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】基地局を使用することなく、中継装置の消費電力を低減させることが可能な技術を提供する。
【解決手段】監視制御部23は、パイロット信号処理部24によるパイロット信号の検出状況に基づいて、中継装置20の状態を、運用状態または待機状態に設定する。パイロット信号は、移動局90から送信される高周波信号である。待機状態の中継装置20の消費電力は、運用状態の中継装置20の消費電力より小さい。高周波増幅部21は、中継装置20の状態が運用状態である状況では増幅処理を行い、中継装置20の状態が待機状態である状況では増幅処理を行わない。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
無線通信を行うために利用される高周波信号を伝送するためのLCX(Leakage Coaxial Cable)により直列に接続された複数の中継装置に含まれる中継装置であって、
前記中継装置は、移動局から送信される前記高周波信号である高周波通信信号、および、前記移動局から送信される前記高周波信号であるパイロット信号を、前記LCXを介して受信する機能を有し、
前記中継装置の状態には、運用状態と、待機状態とが存在し、
前記待機状態の前記中継装置の消費電力は、前記運用状態の前記中継装置の消費電力より小さく、
前記中継装置は、
前記高周波信号である前記高周波通信信号を増幅する増幅処理を行う機能である増幅機能を有する高周波増幅部と、
前記移動局から送信される前記高周波信号である前記パイロット信号を検出する機能を有するパイロット信号処理部と、
前記パイロット信号処理部による前記パイロット信号の検出状況に基づいて、前記中継装置の状態を、前記運用状態または前記待機状態に設定する監視制御部とを備え、
前記高周波増幅部は、前記中継装置の状態が前記運用状態である状況では前記増幅処理を行い、前記中継装置の状態が前記待機状態である状況では前記増幅処理を行わない、
中継装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記監視制御部は、前記パイロット信号の検出状況に基づいて、前記高周波増幅部の前記増幅機能を有効または無効にする機能を有する、
請求項1に記載の中継装置。
【請求項3】
前記監視制御部は、前記パイロット信号処理部により前記パイロット信号が検出された場合、前記中継装置の状態を、前記運用状態に設定する、
請求項1に記載の中継装置。
【請求項4】
前記パイロット信号処理部は、当該パイロット信号処理部が前記パイロット信号を検出したことを、前記監視制御部に伝達する機能を有する、
請求項1に記載の中継装置。
【請求項5】
前記中継装置は、前記複数の中継装置に含まれる別の中継装置と通信し、
前記監視制御部は、前記移動局の到来を、前記別の中継装置に伝達する機能を有する、
請求項1から4のいずれか1項に記載の中継装置。
【請求項6】
前記パイロット信号処理部は、
前記移動局から送信された前記パイロット信号を受信する機能を有するパイロット信号受信部と、
前記移動局から送信される前記パイロット信号と同じパイロット信号を送信するパイロット信号送信部とを含み、
前記パイロット信号受信部は、前記パイロット信号の受信結果を前記監視制御部に伝える、
請求項1に記載の中継装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、無線通信を行うために利用される高周波信号を伝送するためのLCX(Leaky CoaXial cable)を使用した処理を行う中継装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
漏洩同軸ケーブル(Leaky CoaXial cable:LCX)を用いて、無線通信を行う通信技術が普及している。特許文献1,2には、LCXを用いて、無線通信を行うための構成が開示されている。
【0003】
以下においては、特許文献1に開示されている構成を、「関連構成A」ともいう。また、以下においては、特許文献2に開示されている構成を、「関連構成B」ともいう。また、以下においては、移動局装置を、「移動局」ともいう。また、以下においては、基地局装置を、「基地局」ともいう。
【0004】
関連構成Aでは、移動局が走行する沿線にLCXが設置され、LCXから漏れ出た電波を使用して、基地局と移動局との間における無線通信を実現している。LCXを通過する信号は、伝送距離、LCXの線種等によって減衰する。そのため、当該信号は、増幅機能を有する中継装置により、増幅される。
【0005】
関連構成Bには、LCXを用いて、無線通信を行う列車無線システムとしてのLCX中継システムの構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平9-130322号公報
特開2017-212525号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
LCXにより直列に接続された複数の中継装置を使用した列車無線システムでは、一般的に、当該複数の中継装置は、常に、動作している。そのため、列車無線システムの省電力化が望まれる。
【0008】
関連構成Bでは、列車無線システムの省電力化を実現する構成が開示されている。具体的には、関連構成Bでは、基地局が、移動局の位置情報を用いて、複数の中継装置のうち特定の中継装置に含まれる増幅回路の電源をオフにする処理を行うことにより、当該特定の中継装置の消費電力を低減させる。ただし、関連構成Bでは、基地局が使用されるため、当該基地局の負荷が高いという問題がある。
【0009】
そこで、基地局の負荷を低減させるために、基地局を使用することなく、中継装置の消費電力を低減させることが望まれる。
【0010】
本開示は、このような問題を解決するためになされたものであり、基地局を使用することなく、中継装置の消費電力を低減させることが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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