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公開番号
2024172011
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023089419
出願日
2023-05-31
発明の名称
照明器具
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機照明株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
F21S
8/04 20060101AFI20241205BHJP(照明)
要約
【課題】無駄な質量の増加を抑制しつつ、振動に対する強度を向上させた照明器具を提案する。
【解決手段】光源ユニット100と、被取付面に取り付けるアーム200を備えた照明器具1において、アーム200は、被取付面と光源ユニット100との間に配置され、第2方向Xで光源ユニット100の両側にそれぞれ配置され、側面部21における第3方向Y両側の縁部21eb、21efから、第2方向Xで光源ユニット100と反対の側へ延び、縁部21eb、21efと基部平面部11における第3方向Y両側の縁部とを接続する一対の接続面部30B、30Fを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光源ユニットと、前記光源ユニットを被取付面に取り付けるアームと、を備えた照明器具において、
前記アームは、
前記光源ユニットが前記被取付面に取り付けられた状態において、前記被取付面と前記光源ユニットとの間に配置され、前記被取付面と対向する基部平面部と、
前記被取付面と前記基部平面部とが対向する方向を第1方向とした場合に、前記第1方向と直交する第2方向において前記光源ユニットの両側にそれぞれ配置され、前記光源ユニットに固定される第1側面部及び第2側面部と、
前記第1方向及び前記第2方向とそれぞれ直交する方向を第3方向とした場合に、前記第1側面部における前記第3方向両側の縁部から、前記第2方向で前記光源ユニットと反対の側へ延び、前記第1側面部における前記第3方向両側の前記縁部と前記基部平面部における前記第3方向両側の縁部とを接続する一対の第1接続面部と、
前記第2側面部における前記第3方向両側の縁部から、前記第2方向で前記光源ユニットと反対の側へ延び、前記第2側面部における前記第3方向両側の前記縁部と前記基部平面部における前記第3方向両側の前記縁部とを接続する一対の第2接続面部と、を有するものであり、
前記一対の第1接続面部は、前記第1側面部における前記第3方向両側の前記縁部の前記第1方向の一端から他端まで設けられており、
前記一対の第2接続面部は、前記第2側面部における前記第3方向両側の前記縁部の前記第1方向の一端から他端まで設けられている
照明器具。
続きを表示(約 2,600 文字)
【請求項2】
前記アームは、
前記基部平面部と、前記基部平面部の前記第2方向の一方側における前記第3方向両側の前記縁部から前記光源ユニットの側へ延びた一対の第1基部曲げ部と、前記基部平面部の前記第2方向の他方側における前記第3方向両側の前記縁部から前記光源ユニットの側へ延びた一対の第2基部曲げ部と、を有する天面アームと、
前記第1側面部と、前記第1側面部における前記第3方向両側の前記縁部から前記光源ユニットと反対の側へ延びた一対の第1側面曲げ部とを有する第1側面アームと、
前記第2側面部と、前記第2側面部における前記第3方向両側の前記縁部から前記光源ユニットと反対の側へ延びた一対の第2側面曲げ部とを有する第2側面アームと、を備えたものであり、
前記一対の第1接続面部は、前記一対の第1基部曲げ部と前記一対の第1側面曲げ部とが互いに固定されて構成されたものであり、
前記一対の第2接続面部は、前記一対の第2基部曲げ部と前記一対の第2側面曲げ部とが互いに固定されて構成されたものである
請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
前記基部平面部は、前記第2方向に離間して配置された第1基部平面部と第2基部平面部とで構成され、
前記アームは、
前記第1基部平面部と、前記第1基部平面部における前記第3方向両側の縁部から前記光源ユニットの側へ延びた一対の第1基部曲げ部と、を有する第1天面アームと、
前記第2基部平面部と、前記第2基部平面部における前記第3方向両側の縁部から前記光源ユニットの側へ延びた一対の第2基部曲げ部と、を有する第2天面アームと、
前記第1側面部と、前記第1側面部における前記第3方向両側の前記縁部から前記光源ユニットと反対の側へ延びた一対の第1側面曲げ部とを有する第1側面アームと、
前記第2側面部と、前記第2側面部における前記第3方向両側の前記縁部から前記光源ユニットと反対の側へ延びた一対の第2側面曲げ部とを有する第2側面アームと、を備えたものであり、
前記一対の第1接続面部は、前記一対の第1基部曲げ部と前記一対の第1側面曲げ部とが互いに固定されて構成されたものであり、
前記一対の第2接続面部は、前記一対の第2基部曲げ部と前記一対の第2側面曲げ部とが互いに固定されて構成されたものである
請求項1に記載の照明器具。
【請求項4】
前記第1側面アームは、前記第2方向で前記第1側面部よりも前記光源ユニットから遠い側に、前記基部平面部に沿うように設けられた第1延長平面部を有し、
前記第2側面アームは、前記第2方向で前記第2側面部よりも前記光源ユニットから遠い側に、前記基部平面部に沿うように設けられた第2延長平面部を有し、
前記第1延長平面部及び前記第2延長平面部にはそれぞれ、取付用穴が設けられ、
前記基部平面部において前記第1延長平面部と重なる部分及び前記第2延長平面部と重なる部分にはそれぞれ、取付用穴が設けられている
請求項2又は3に記載の照明器具。
【請求項5】
前記第1側面アームは、前記第1側面部における前記基部平面部の側の縁部から前記第1側面部に対して傾斜して延び、前記第1延長平面部における前記光源ユニットの側の縁部とつながった第1傾斜面部を有し、
前記第2側面アームは、前記第2側面部における前記基部平面部の側の縁部から前記第2側面部に対して傾斜して延び、前記第2延長平面部における前記光源ユニットの側の縁部とつながった第2傾斜面部を有する
請求項4に記載の照明器具。
【請求項6】
前記基部平面部は、前記第2方向に離間して配置された第1基部平面部と第2基部平面部とで構成され、
前記アームは、
前記第1基部平面部、前記第1側面部、及び前記一対の第1接続面部を有する第1天側面アームと、
前記第2基部平面部、前記第2側面部、及び前記一対の第2接続面部を有する第2天側面アームと、を備えたものであり、
前記一対の第1接続面部は、前記第1側面部における前記第3方向両側の前記縁部から前記光源ユニットと反対の側へ延び、且つ、前記一対の第1接続面部における前記第1方向の端部が前記第1基部平面部の側へ延びて前記第1基部平面部における前記第3方向両側の縁部と接合されたものであり、
前記一対の第2接続面部は、前記第2側面部における前記第3方向両側の前記縁部から前記光源ユニットと反対の側へ延び、且つ、前記一対の第2接続面部における前記第1方向の端部が前記第2基部平面部の側へ延びて前記第2基部平面部における前記第3方向両側の縁部と接合されたものである
請求項1に記載の照明器具。
【請求項7】
前記第1基部平面部は、前記第2方向において前記第1側面部よりも前記光源ユニットから遠い側に設けられ、
前記第2基部平面部は、前記第2方向において前記第2側面部よりも前記光源ユニットから遠い側に設けられ、
前記第1天側面アームは、前記第1側面部における前記基部平面部の側の縁部から前記第1側面部に対して傾斜して延び、前記第1基部平面部における前記光源ユニットの側の縁部とつながった第1傾斜面部を有し、
前記第2天側面アームは、前記第2側面部における前記基部平面部の側の縁部から前記第2側面部に対して傾斜して延び、前記第2基部平面部における前記光源ユニットの側の縁部とつながった第2傾斜面部を有する
請求項6に記載の照明器具。
【請求項8】
前記一対の第1接続面部のそれぞれにおける前記光源ユニットと反対の側の外縁部は、前記第1側面部の側の内縁部に対して傾斜しており、
前記一対の第2接続面部のそれぞれにおける前記光源ユニットと反対の側の外縁部は、前記第2側面部の側の内縁部に対して傾斜している
請求項1~3のいずれか一項に記載の照明器具。
【請求項9】
前記光源ユニットと前記基部平面部との間に配置され、前記光源ユニットに電力を供給する直流電源装置を備えた
請求項1~3のいずれか一項に記載の照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、アームを備え、天井等の被取付面に取り付けられる照明器具に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
照明器具は地震及び周囲の設備の振動の影響を考慮する必要がある。外部の振動周波数に対し、器具の持つ固有振動数が一致すると共振現象を起こし、器具本体に多大な負荷が生じ、部品の破損につながるためである。対策として部品自体の強度を増加させ、共振負荷に耐える、または器具の剛性を上げることで固有振動数を上げ、共振自体を避ける構造が考えられる。最も容易に考えられる対策は器具の強度に最も支配的な、造営材に取り付けるためのアームの板厚を増加させることである。しかし、アームの板厚を増加させると、強度に起因しない箇所の板厚も増加してしまい、無駄な質量の増加につながる。そこで、板厚を増加させなくてもアームの形状により剛性を確保するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1の照明器具において、アームは、幅方向に延びるよう形成されたアーム主部と、アーム主部から上下方向に延びるように形成されたアーム支持部と、を有している。アーム主部は、幅方向に長い矩形状に形成されたアーム水平部と、アーム水平部の奥行方向の側辺それぞれから下方向にむかって突設する主部フランジ部とを有する。アーム支持部は、上側から順に、アーム水平部の幅方向の一端から下方へ円弧状に突出したアーム屈曲部、下方へ延びたアーム垂直部及びアーム接続部を有する。アーム屈曲部においてアーム水平部の側の端部には、取付金具の爪が差し込まれる取付開口部が板材を貫通するように設けられている。アーム支持部は、アーム屈曲部およびアーム垂直部の奥行方向の側辺より幅方向へ突出するよう設けられた支持部フランジ部を有し、支持部フランジ部は、主部フランジ部と連続して設けられている。特許文献1には、このように、アームにおいてアーム支持部の支持部フランジ部が、アーム主部の主部フランジ部から連続するように設けられることで、アーム屈曲部に取付開口部を設けたことによる剛性の低下を補強することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-157954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の照明器具において、アーム支持部の支持部フランジ部は、アーム水平部の奥行方向の側辺それぞれから下方向にむかって突設する主部フランジ部と連続して設けられるので、幅方向では光源ユニット側へ突出するように設けられる。そのため、アーム垂直部の下側に設けられたアーム接続部には、周辺部材との干渉を避けるためにフランジ部が無く、アーム接続部は横断面形状がI字状とされている。したがって、特許文献1の照明器具は、アームの板厚を厚くした照明器具と比べて無駄な質量の増加は抑制されるが、垂直面であるアーム垂直部及びアーム接続部において剛性が局所的に低下し、振動に対して十分な強度を確保することができない。
【0006】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、無駄な質量の増加を抑制しつつ、振動に対する強度を向上させた照明器具を提案することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る照明器具は、光源ユニットと、前記光源ユニットを被取付面に取り付けるアームと、を備えた照明器具において、前記アームは、前記光源ユニットが前記被取付面に取り付けられた状態において、前記被取付面と前記光源ユニットとの間に配置され、前記被取付面と対向する基部平面部と、前記被取付面と前記基部平面部とが対向する方向を第1方向とした場合に、前記第1方向と直交する第2方向において前記光源ユニットの両側にそれぞれ配置され、前記光源ユニットに固定される第1側面部及び第2側面部と、前記第1方向及び前記第2方向とそれぞれ直交する方向を第3方向とした場合に、前記第1側面部における前記第3方向両側の縁部から、前記第2方向で前記光源ユニットと反対の側へ延び、前記第1側面部における前記第3方向両側の前記縁部と前記基部平面部における前記第3方向両側の縁部とを接続する一対の第1接続面部と、前記第2側面部における前記第3方向両側の縁部から、前記第2方向で前記光源ユニットと反対の側へ延び、前記第2側面部における前記第3方向両側の前記縁部と前記基部平面部における前記第3方向両側の前記縁部とを接続する一対の第2接続面部と、を有するものであり、前記一対の第1接続面部は、前記第1側面部における前記第3方向両側の前記縁部の前記第1方向の一端から他端まで設けられており、前記一対の第2接続面部は、前記第2側面部における前記第3方向両側の前記縁部の前記第1方向の一端から他端まで設けられたものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る照明器具では、一対の第1接続面部は、第1側面部から光源ユニットと反対の側へ延びているので、第1側面部における縁部の第1方向の一端から他端まで設けることができる。また、一対の第2接続面部は、第2側面部から光源ユニットと反対の側へ延びているので、第2側面部における縁部の第1方向の一端から他端まで設けることができる。これにより、アームの第1側面部の横断面形状及びアームの第2側面部の横断面形状を、側面部と一対の接続面部とにより、I字状よりも剛性が高い角のあるU字状にし、且つ、側面部の第1方向の一端から他端まで、この横断面形状が維持される。よって、アームの板厚を厚くしなくてもアームの側面部における剛性の局所的な低下を抑制することができ、結果、無駄な質量の増加を抑制しつつ、振動に対する強度を向上させた照明器具が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態1に係る照明器具を前方右上から見た斜視図である。
図1の照明器具を前方右下から見た斜視図である。
図2の照明器具の下部を分解した状態を示す分解斜視図である。
図1の照明器具の平面図である。
図4の照明器具のA-A断面図である。
図1の直流電源装置の分解斜視図である。
図1のアームの分解斜視図である。
本実施の形態2に係る照明器具を前方右上から見た斜視図である。
図8のアームの分解斜視図である。
本実施の形態3に係る照明器具のアームにおける天側面アームの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の実施の形態において、本開示に係る照明器具の一例を説明する。なお、以下の実施の形態では、照明器具が、露出ボックス等の被取付面1000の下面に取り付けられているものと定義して、照明器具の構成について説明する。各図中、照明器具の上下方向は、矢印Z方向で示され、上下方向と垂直な横方向は矢印X方向で示され、上下方向及び横方向と垂直な奥行方向は矢印Y方向で示される。なお、これらの方向は、本開示に係る照明器具を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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