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公開番号
2024103397
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-01
出願番号
2023007694
出願日
2023-01-20
発明の名称
車両用灯具
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
個人
主分類
F21S
41/40 20180101AFI20240725BHJP(照明)
要約
【課題】配光機能が異なる第1および第2灯具ユニットが左右方向に並んだ状態で配置された車両用灯具において、第1および第2灯具ユニットの投影レンズが単一のレンズ部材で構成されている場合であっても、グレア光が発生したり灯具前方路面に光スジ等の配光ムラが発生してしまうのを未然に防止する。
【解決手段】第1灯具ユニット22Aの投影レンズ32Aと第2灯具ユニット22Cの投影レンズ30Cとを単一のレンズ部材30で構成した上で、両者間に、第1灯具ユニット22Aの光源34Aからの直射光が投影レンズ32Cに入射するのを阻止する第1側面部62Aaおよび第2灯具ユニット22Cの光源34Cからの直射光が投影レンズ32Aに入射するのを阻止する第2側面部62Acを有する遮光部材38Aが配置された構成とする。これにより、グレア光が発生したり灯具前方路面に光スジ等の配光ムラが発生してしまうのを未然に防止する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
配光機能が異なる第1および第2灯具ユニットが左右方向に並んだ状態で配置された車両用灯具において、
上記第1灯具ユニットは、第1光源からの出射光を第1投影レンズを介して灯具前方へ向けて出射させるように構成されており、
上記第2灯具ユニットは、第2光源からの出射光を第2投影レンズを介して灯具前方へ向けて出射させるように構成されており、
上記第1投影レンズと上記第2投影レンズとが単一のレンズ部材で構成されており、
上記第1灯具ユニットと上記第2灯具ユニットとの間に、上記第1光源からの直射光が上記第2投影レンズに入射するのを阻止する第1側面部および上記第2光源からの直射光が上記第1投影レンズに入射するのを阻止する第2側面部を有する遮光部材が配置されている、ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
上記遮光部材は、上記第1および第2側面部が光拡散面として構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
【請求項3】
上記第1および第2投影レンズを支持するレンズホルダを備えており、
上記遮光部材は上記レンズホルダと一体的に形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項4】
上記第1灯具ユニットは、ロービーム用配光パターンを形成するための灯具ユニットであって、
上記第1投影レンズは、後面が凸曲線状の水平断面形状を有している、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項5】
上記第1灯具ユニットは、上記第1光源からの出射光を上記第1投影レンズへ向けて反射させる第1リフレクタと、上記第1リフレクタと上記第1投影レンズとの間に配置された状態で上記第1リフレクタからの反射光の一部を遮光するシェードとを備えており、
上記第2灯具ユニットは、上記第2光源からの出射光を上記第2投影レンズへ向けて反射させる第2リフレクタを備えており、
上記第1および第2リフレクタならびに上記シェードは、上記レンズホルダと一体的に形成されている、ことを特徴とする請求項4記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、配光機能が異なる第1および第2灯具ユニットが左右方向に並んだ状態で配置された車両用灯具に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、車両用灯具の構成として、配光機能が異なる第1および第2灯具ユニットが左右方向に並んだ状態で配置されたものが知られている。
【0003】
また、これら第1および第2灯具ユニットの各々の構成として、光源からの出射光を投影レンズを介して灯具前方へ向けて出射させるように構成されたものも知られている。
【0004】
「特許文献1」には、このような車両用灯具の構成として、第1および第2灯具ユニットの投影レンズが単一のレンズ部材で構成されたものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-189056号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記「特許文献1」に記載された車両用灯具のように第1および第2灯具ユニットの投影レンズを単一のレンズ部材で構成することにより、車両用灯具の意匠性を高めることが可能となり、また、部品点数の削減を図ることも可能となる。
【0007】
しかしながら、このような構成を採用した場合には、配光機能が異なる第1および第2灯具ユニットのうち一方の灯具ユニットの光源からの直射光の一部が他方の灯具ユニットの投影レンズに入射してしまうこととなる。そして、このように配光機能が異なる灯具ユニットの投影レンズに対して光入射が行われてしまうと、グレア光が発生したり灯具前方路面に光スジ等の配光ムラが発生しやすくなってしまう。
【0008】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、配光機能が異なる第1および第2灯具ユニットが左右方向に並んだ状態で配置された車両用灯具において、第1および第2灯具ユニットの投影レンズが単一のレンズ部材で構成されている場合であっても、グレア光が発生したり灯具前方路面に光スジ等の配光ムラが発生してしまうのを未然に防止することができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願発明は、第1灯具ユニットと第2灯具ユニットとの間に所定の遮光部材が配置された構成とすることにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0010】
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
配光機能が異なる第1および第2灯具ユニットが左右方向に並んだ状態で配置された車両用灯具において、
上記第1灯具ユニットは、第1光源からの出射光を第1投影レンズを介して灯具前方へ向けて出射させるように構成されており、
上記第2灯具ユニットは、第2光源からの出射光を第2投影レンズを介して灯具前方へ向けて出射させるように構成されており、
上記第1投影レンズと上記第2投影レンズとが単一のレンズ部材で構成されており、
上記第1灯具ユニットと上記第2灯具ユニットとの間に、上記第1光源からの直射光が上記第2投影レンズに入射するのを阻止する第1側面部および上記第2光源からの直射光が上記第1投影レンズに入射するのを阻止する第2側面部を有する遮光部材が配置されている、ことを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)
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