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公開番号
2024140900
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023052265
出願日
2023-03-28
発明の名称
車両用前照灯
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
主分類
F21S
41/153 20180101AFI20241003BHJP(照明)
要約
【課題】道路上の反射物による運転者への幻惑を防ぐ車両用前照灯を提供する。
【解決手段】選択的に発光可能な複数の発光素子31aにより構成されるADB光源パッケージ31と、発光素子31aにより出される光を投影する投影レンズと、発光素子31aにより出される光を遮るシェード33とを組み合わせた車両用前照灯10であって、シェード33が光源の光を遮らない第1状態と光源の光を遮る第2状態とで切り替えが出来るようにしたものである。上方配光パターン内に、遮光対象となる反射物を認識した場合、シェード33を第2状態とすることで運転者への幻惑を防ぐことが出来る。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の発光素子で構成される光源と、
少なくとも1つの前記発光素子が出す光を配光パターンとして照射する投影レンズと、
少なくとも1つの前記発光素子を覆うことが可能となっている遮光板と、
前記遮光板を駆動する駆動機構と、
を備える車両用前照灯であって、
前記複数の発光素子は少なくとも1つが選択的に発光可能であり、
前記遮光板は前記発光素子が出す光を遮らない第1状態と、前記発光素子が出す光の少なくとも一部を遮る第2状態とで切り替え可能である、
ことを特徴とする車両用前照灯。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記発光素子は矩形状に配列されており、
前記遮光板は前記光源の正面視において前記光源の外縁部の少なくとも1つの辺に沿うように配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
【請求項3】
前記発光素子の点灯を制御する点灯制御装置をさらに備え、
前記点灯制御装置および前記駆動機構は、
いずれも道路環境情報に基づいて制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
【請求項4】
前記駆動機構は、
前記配光パターンとして照射している範囲内に反射物を認識した場合に、前記反射物に前記発光素子の光が当たらないように前記遮光板を前記第2状態に切り替える
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
【請求項5】
前記点灯制御装置は
前記遮光板が前記第2状態の時に、前記発光素子の光が前記遮光板に当たるように制御する
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用前照灯。
【請求項6】
前記点灯制御装置は
前記遮光板が前記第2状態の時に、前記発光素子の光が前記遮光板に当たらないように制御する
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用前照灯。
【請求項7】
前記複数の発光素子は
各々が発光ダイオードで構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
【請求項8】
前記複数の発光素子は、
各々が、主光源が出す光を反射あるいは透過することによって発光する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、車両用前照灯に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の自動車用ヘッドランプとして、前走車や対向車あるいは歩行者などの対象物に対する眩惑を防止しながら、自動車の前方上方を照射するADB(Adaptive Driving Beam:配光可変)制御が採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-070924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、複数の発光素子を選択的に点灯させることで所望の配光パターンを照射する車両用灯具が記載されている。これは通常時は全ての発光素子を点灯させることでハイビーム配光パターンとして照射しており、E C U ( 電子制御ユニット)が遮光すべき対象物を認識した場合には、その対象物を照射している発光素子を消灯する。これにより対象物に対する幻惑を防止しつつ、運転者の上方視界を確保している。
【0005】
しかしながらこの車両用灯具は、道路標識は遮光対象物ではなく照射対象物として、発光素子を点灯するよう制御されている。一般に、道路標識は夜間でも運転者が視認しやすいよう、道路標識の表面には光を反射する表面処理が施されている。その結果、道路標識に対してハイビーム等の強い光が当たった場合、その光はそのまま反射されて運転者に対する幻惑の原因となるため、道路標識に当たる光は即座に遮光することが望ましい。
【0006】
本発明は、上記のような事情を鑑みてなされたものであり、運転者への幻惑を防止することで、より夜間走行の安全性を高めるものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(請求項1)本発明は、選択的に発光可能な複数の発光素子により構成される光源と、光源の光を投影する投影レンズと、光源の光を遮る遮光板とを組み合わせた車両用前照灯であって、遮光板が光源の光を遮らない第1状態と光源の光を遮る第2状態とで切り替えが出来るようにしたものである。
【0008】
本発明によれば、光源の光を遮る必要のある時は、遮光板によって光源の光を遮ることが出来る。
【0009】
(請求項2)発光素子が矩形状に配列されており、遮光板が光源の外縁部の少なくとも一辺に沿うように配置されていても良い。
【0010】
本発明によれば、複数の発光素子の点消灯による照射および遮光の制御をきめ細やかに行ないつつ、配光パターンの外縁部は遮光板による照射および遮光の制御を行うことが出来る。
(【0011】以降は省略されています)
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