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公開番号2025101037
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217583
出願日2023-12-25
発明の名称LEDライト
出願人個人
代理人個人,個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20250630BHJP(照明)
要約【課題】構造を簡素化し、放熱効果を大幅に向上させることが可能なLEDライトを提供する。
【解決手段】LEDライト1は、多角錐台形状に形成され、内側のそれぞれの面が鏡面5によって構成されたリフレクタ4と、出射した光がリフレクタ4によって反射されて照射する面発光LEDであるCOBLED9と、放熱板が放射状に多数形成され、COBLED9から発生した熱を放熱するヒートシンクと、このヒートシンクに接触して設けられ、ヒートシンクの熱を内部に流れる水によって吸収する冷却手段である水冷パイプ12と、を備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
多角錐台形状に形成され、内側のそれぞれの面が鏡面によって構成されたリフレクタと、
出射した光が前記リフレクタによって反射されて照射する面発光LEDと、
放熱板が放射状に多数形成され、前記面発光LEDから発生した熱を放熱するヒートシンクと、
前記ヒートシンクに接触して設けられ、該ヒートシンクの熱を内部に流れる水によって吸収する冷却手段と、
を備えることを特徴とするLEDライト。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記ヒートシンクは、外形が円柱状に形成されるとともに、内部に貫通孔を有し、前記冷却手段が水冷パイプであって、該水冷パイプを前記貫通孔内に配設したことを特徴とする請求項1に記載のLEDライト。
【請求項3】
前記水冷パイプは、前記ヒートシンクの前記貫通孔の軸線方向に沿って螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のLEDライト。
【請求項4】
前記面発光LEDは、COB(Chip On Board)LEDであって、その光の全景が前記鏡面のそれぞれの面に写る位置に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のLEDライト。
【請求項5】
前記リフレクタのそれぞれの前記鏡面が一枚の板材を多角形に折曲形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のLEDライト。
【請求項6】
前記リフレクタは、表面に酸化チタン膜が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のLEDライト。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば工場、倉庫、展示場、体育館等における高天井、街灯、工事現場、その他一般の照明に用いられるLEDライトに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種のLEDライトには、特許文献1及び特許文献2に記載された技術がある。特許文献1に記載された技術は、40°の角度の8角錐台形で内面が鏡面によるリフレクタを構成し、そのリフレクタの各鏡面の付け根部において、LED光源モジュールの光の全景がそれぞれ写ることができる位置にLED光源モジュールを配置することで、リフレクタを使用しない場合の照度より数倍大きな照度を得るようにしたLEDライトである。
【0003】
また、特許文献2に記載された技術は、LEDライトの放熱ハウジングの外面に軸方向に沿って複数の放熱フィンが設けられ、これらの放熱フィンの径方向に複数の平行スロットが貫設され、放熱フィンの両側の壁面が所定の夾角をなすように形成することで、放熱効果を高めるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5738083号公報
特開2011-222381号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述した特許文献1に記載されたLEDライトは、放熱手段としてヒートシンクが設けられているだけの構成であることから、それ以上放熱効果を高めることができず、光源であるLED光源モジュールを高出力化することができないという問題がある。
【0006】
また、特許文献2に記載されたLEDライトの放熱ハウジングは、放熱フィンの径方向に複数の平行スロットが貫設され、放熱フィンの両側の壁面が所定の夾角をなすように形成する必要があることから、加工工数が多くなるとともに、構造が複雑化するという問題がある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、構造を簡素化し、放熱効果を大幅に向上させることが可能なLEDライトを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、多角錐台形状に形成され、内側のそれぞれの面が鏡面によって構成されたリフレクタと、出射した光が前記リフレクタによって反射されて照射する面発光LEDと、放熱板が放射状に多数形成され、前記面発光LEDから発生した熱を放熱するヒートシンクと、前記ヒートシンクに接触して設けられ、該ヒートシンクの熱を内部に流れる水によって吸収する冷却手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記ヒートシンクは、外形が円柱状に形成されるとともに、内部に貫通孔を有し、前記冷却手段が水冷パイプであって、該水冷パイプを前記貫通孔内に配設したことを特徴とする。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の構成に加え、前記水冷パイプは、前記ヒートシンクの前記貫通孔の軸線方向に沿って螺旋状に形成されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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