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公開番号2025037261
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-18
出願番号2023144047
出願日2023-09-06
発明の名称照明装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 8/04 20060101AFI20250311BHJP(照明)
要約【課題】輸送時に電源の厚みに左右されずコンパクトに輸送可能、かつ安定して輸送可能な照明装置、また照明装置の設置時に新たな組み立て不要な照明装置を提供する。
【解決手段】矩形の筐体10a,10bと、発光部と、前記発光部に電力を供給する電源部30a,30bを備える照明装置であって、前記電源部の高さをA、前記筐体の底部から第3の面又は第4の面までの高さをB、前記筐体の底部から前記第2の面までの高さをC、前記筐体の底部から前記第1の面までの高さをDとすると、A>(B-D)+(B-C)を満たし、一方の前記照明装置に対し他方の前記照明装置を上下反転して重ね合わせたとき、前記一方の照明装置及び前記他方の照明装置における前記第2の面は、前記他方の照明装置及び前記一方の照明装置における前記電源部が係合可能となるように、切り欠き部を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
矩形の筐体と、発光部と、前記発光部に電力を供給する電源部を備える照明装置であって、
前記筐体は、前記筐体の底部から所定の高さを有する第1の面、第2の面、第3の面、及び第4の面を、備え、
前記第1の面は、前記電源部を設置する面であり、
前記第2の面は、前記電源部を設置しない面であり、
前記電源部の高さをA、前記筐体の底部から前記第3の面又は前記第4の面までの高さをB、前記筐体の底部から前記第2の面までの高さをC、前記筐体の底部から前記第1の面までの高さをDとすると、A>(B-D)+(B-C)を満たし、
一方の前記照明装置に対し他方の前記照明装置を上下反転して重ね合わせたとき、前記一方の照明装置及び前記他方の照明装置における前記第2の面は、前記他方の照明装置及び前記一方の照明装置における前記電源部が係合可能となるように、切り欠き部を備えることを特徴とする照明装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記筐体は、前記第3の面及び前記第4の面から前記底部方向に延びる第3の側壁及び第4の側壁を、備え、
前記第3の側壁及び前記第4の側壁は、天井に取り付けるための高さ方向に延在した取付部材を備え、
前記一方の照明装置に対し前記他方の照明装置を上下反転して重ね合わせたとき、前記一方の照明装置に設けられた取付部材の中心軸が、前記他方の照明装置に設けられた取付部材の幅の内側に位置するよう構成されており、
前記取付部材の端部は、凸部と凹部とを備え、
前記一方の照明装置に設けられた凸部と前記他方の照明装置に設けられた凹部とが篏合することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記筐体は、前記第3の面及び前記第4の面から前記底部方向に延びる第3の側壁及び第4の側壁を、備え、
前記第3の側壁及び前記第4の側壁は、天井に取り付けるための高さ方向に延在した取付部材を備え、
前記一方の照明装置に対し前記他方の照明装置を上下反転して重ね合わせたとき、前記一方の照明装置に設けられた取付部材と、前記他方の照明装置に設けられた取付部材とが篏合可能となるよう、前記取付部材は鍵状部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項4】
前記発光部は、前記発光部の端部が空調用吸込み口内に位置されないように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項5】
前記第1の面に取り付けられた電子部品を、さらに備え、
前記電子部品の高さをEとすると、E<2B-D-Cを満たすことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項6】
前記一方の照明装置に対し前記他方の照明装置を上下反転して重ね合わせたとき、前記一方の照明装置に設けられた第3の面及び第4の面は、前記他方の照明装置に設けられた第3の面及び第4の面と接触することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照明装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、輸送安定性を向上させるために、分解するか、変形することができる構造にすることによって、輸送状態をコンパクトにすることが考えられてきた。
【0003】
例えば、特許文献1では、器具本体と、反射板と、支持するランプソケットとを備える照明器具が開示されている。係る照明器具によれば、梱包コストおよび運送コストを少なくできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平08-185708号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1における照明器具では、輸送時に分解してしまうと、設置する際に再び組み立てを行う必要が生じ、手間が増える。また、場合によっては分解の際に工具を必要とする。さらに、一般に照明装置の電源は厚みがあり、輸送時に重ね合わせたときに体積が大きくなる原因となっていた。また、輸送時に照明装置が不安定になる場合がある。
【0006】
そこで、本開示は上記問題に鑑み、輸送時に電源の厚みに左右されずコンパクトに輸送可能、かつ安定して輸送可能な照明装置、また照明装置の設置時に新たな組み立て不要な照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る照明装置は、矩形の筐体と、発光部と、前記発光部に電力を供給する電源部を備える照明装置であって、前記筐体は、前記筐体の底部から所定の高さを有する第1の面、第2の面、第3の面、及び第4の面を、備え、前記第1の面は、前記電源部を設置する面であり、前記第2の面は、前記電源部を設置しない面であり、前記電源部の高さをA、前記筐体の底部から前記第3の面又は前記第4の面までの高さをB、前記筐体の底部から前記第2の面までの高さをC、前記筐体の底部から前記第1の面までの高さをDとすると、A>(B-D)+(B-C)を満たし、一方の前記照明装置に対し他方の前記照明装置を上下反転して重ね合わせたとき、前記一方の照明装置及び前記他方の照明装置における前記第2の面は、前記他方の照明装置及び前記一方の照明装置における前記電源部が係合可能となるように、切り欠き部を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本開示によれば、輸送時に電源の厚みに左右されずコンパクトに輸送可能、かつ安定して輸送可能な照明装置、また照明装置の設置時に新たな組み立て不要な照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、2つの照明装置を上下に重ね合わせたときの図である。
図2は、図1に示す2つの照明装置のうち、上側の照明装置の図である。
図3は、図1に示す2つの照明装置のうち、下側の照明装置の図である。
図4は、図3に示す照明装置の正面図である。
図5は、図4に示す照明装置をAから見た図である。
図6は、図4に示す照明装置をBから見た図である。
図7は、図4に示す照明装置をCから見た図である。
図8は、図4に示す照明装置をDから見た図である。
図9は、図1に示す照明装置をDから見た図である。
図10は、図9に示すXの拡大図である。
図11は、取付部材を示す図である。
図12は、取付部材の変形例を示す図である。
図13は、図12に示す取付部材を正面から見た図である。
図14は、図4に示すXIV-XIV断面図である。
図15は、図4に示すXIV-XIV断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本開示の解決手段として必須であるとは限らない。なお、図面中では、X軸を照明装置の幅方向、Y軸を奥行方向、Z軸を高さ方向とする。
(【0011】以降は省略されています)

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