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公開番号2025075233
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186246
出願日2023-10-31
発明の名称車両用灯具
出願人市光工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 41/265 20180101AFI20250508BHJP(照明)
要約【課題】ハイビームの車幅方向外側への拡散角度を拡大させることができる車両用灯具を提供する。
【解決手段】車両用灯具1は、光源部5と、光源部5と車幅方向に並べて配置された光源部4と、光源部5から出射された光により車両前方にハイビームの配光パターンを投影する投影レンズ102と、光源部4から出射された光により車両前方にロービームの配光パターンを投影する投影レンズ101とが一体で形成されたレンズ100と、光源部5から出射されて投影レンズ101に進行する光を遮蔽する隔壁部24とを備え、レンズ100は、投影レンズ102と投影レンズ101との間に形成され、投影レンズ102と投影レンズ101とを接続する接続部103を備え、遮光部24は、光源部5から出射され接続部103に進行する光の少なくとも一部を通過させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1光源部と、
前記第1光源部と車幅方向に並べて配置された第2光源部と、
前記第1光源部から出射された光により車両前方にハイビームの配光パターンを投影する第1投影レンズと、前記第2光源部から出射された光により車両前方にロービームの配光パターンを投影する第2投影レンズとが一体で形成されたレンズと、
前記第1光源部から出射されて前記第2投影レンズに進行する光を遮蔽する遮光部と
を備え、
前記レンズは、前記第1投影レンズと前記第2投影レンズとの間に形成され、前記第1投影レンズと前記第2投影レンズとを接続する接続部を備え、
前記遮光部は、前記第1光源部から出射され前記接続部に進行する光の少なくとも一部を通過させる車両用灯具。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記レンズは、通過する光を車幅方向に拡散させるプリズムが形成されている請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記プリズムは、前記第1投影レンズの表面と前記接続部の表面とに跨がって形成されている請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記接続部の裏面は、車幅方向両端側から中央側にかけて凹である請求項1又は2に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記接続部の前記第2投影レンズとの境界の厚みは、前記接続部の前記第1投影レンズとの境界の厚みより大きい請求項4に記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記接続部の裏面の曲率が、前記第1投影レンズの裏面の曲率と前記第2投影レンズの裏面の曲率と異なる請求項1又は2に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
第1投射レンズ部と第2投射レンズ部とが一体成形された複合投射レンズと、第1投射レンズ部を通過する第1の光を出射する第1光源と、第2投射レンズ部を通過する第2の光を出射する第2光源とを備える車両用灯具が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の車両用灯具では、第1光源から出射された第1の光が第2投射レンズ部に入射すること、及び第2光源から出射された第2の光が第1投射レンズ部に入射することを防止する目的で、第1光源と第1投射レンズ部との間の第1空間と、第2光源と第2投射レンズ部との間の第2空間とを隔てる隔壁部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-161708号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ロービーム用の投射レンズ部とハイビーム用の投射レンズ部とが一体成形された複合投射レンズと、ロービーム用の光を出射する光源と、ハイビーム用の光を出射する光源とを備える車両用灯具において、ハイビームの車幅方向外側への拡散角度を拡大させるニーズがある。例えば、左側通行の車両の右側の車両用前照灯には、ハイビームの右側への拡散角度を拡大させ、左側通行の車両の左側の車両用前照灯には、ハイビームの左側への拡散角度を拡大させるニーズがある。
【0005】
それに対して、特許文献1に記載の車両用灯具では、ハイビーム用の光源から出射されてロービーム用の投射レンズ部側に進行する光を隔壁部で完全に遮蔽しているため、上記ニーズには対応できない。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑み、ハイビームの車幅方向外側への拡散角度を拡大させることができる車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車両用灯具は、第1光源部と、前記第1光源部と車幅方向に並べて配置された第2光源部と、前記第1光源部から出射された光により車両前方にハイビームの配光パターンを投影する第1投影レンズと、前記第2光源部から出射された光により車両前方にロービームの配光パターンを投影する第2投影レンズとが一体で形成されたレンズと、前記第1光源部から出射されて前記第2投影レンズに進行する光を遮蔽する遮光部とを備え、前記レンズは、前記第1投影レンズと前記第2投影レンズとの間に形成され、前記第1投影レンズと前記第2投影レンズとを接続する接続部を備え、前記遮光部は、前記第1光源部から出射され前記接続部に進行する光の少なくとも一部を通過させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ハイビームの車幅方向外側への拡散角度を拡大させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用灯具を正面側から示す斜視図である。
図2は、図1の車両用灯具を背面側から示す斜視図である。
図3は、図1及び図2の車両用灯具を示す分解斜視図である。
図4は、図1のハイビーム用の投影レンズとハイビームユニットとを示す縦断面図である。
図5は、図1のレンズとハイビームユニットとを示す断面斜視図である。
図6は、図1及び図2の車両用灯具を示す横断面図である。
図7は、図6の車両用灯具のハイビームの光路を示す断面図である。
図8は、車両前方の仮想のスクリーンに投影されるハイビームの配光パターンを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用される。
(【0011】以降は省略されています)

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