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公開番号2025132042
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029354
出願日2024-02-29
発明の名称表示灯
出願人能美防災株式会社
代理人個人
主分類F21S 8/02 20060101AFI20250903BHJP(照明)
要約【課題】気流による汚れの付着を可及的に抑制できると共に斜め側方からの視認性にも優れる表示灯を提供する。
【解決手段】本発明に係る表示灯1は、複数のLED3を搭載した基板5を収容する本体部7と、本体部7を覆う表示灯カバー9と、を備えたものであって、表示灯カバー9は、LED3の光を透過させるフラットな発光表示部11を有し、発光表示部11の外面又は内面の全面に縦方向に延びる縦溝13が所定の間隔で形成されていることを特徴とするものである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の発光源を搭載した基板を収容する本体部と、該本体部を覆う表示灯カバーと、を備えた表示灯であって、
前記表示灯カバーは、前記発光源の光を透過させるフラットな発光表示部を有し、該発光表示部の外面又は内面の全面に縦方向に延びる縦溝が所定の間隔で形成されていることを特徴とする表示灯。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記発光表示部は、内面に縦溝が設けられたものであり、外面が平滑面になっていることを特徴とする請求項1記載の表示灯。
【請求項3】
前記発光表示部は、外面に縦溝が設けられたものであり、該外面に平滑な透光板又は透光フィルムを設けたことを特徴とする請求項1記載の表示灯。
【請求項4】
前記発光表示部の外面に前記縦溝が設けられてなり、前記発光表示部の内面に複数の同心円溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の表示灯。
【請求項5】
前記発光表示部の外面に前記縦溝が設けられてなり、前記発光表示部の内面に複数の同心円溝が形成されていることを特徴とする請求項3記載の表示灯。
【請求項6】
複数の発光源を搭載した基板を収容する本体部と、該本体部を覆う表示灯カバーと、を備えた表示灯であって、
前記表示灯カバーは、前記発光源の光を透過させるフラットな発光表示部を有し、該発光表示部は、内面に複数の同心円溝が形成され、外面に外面が平滑面で内面の全面に縦方向に延びる縦溝が形成された外側プレートを貼り付けられている、ことを特徴とする表示灯。
【請求項7】
各縦溝は、互いに逆方向に傾斜する一対の溝壁を有し、該一対の溝壁における発光表示部の中心に近い側の溝壁の傾斜角度が中心から遠い側の溝壁の傾斜角度よりも緩やかになっていることを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の表示灯。
【請求項8】
前記基板が、前記本体部の左右側方に傾斜させた状態で対向配置されていることを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の表示灯。
【請求項9】
前記基板が、前記本体部の左右側方に傾斜させた状態で対向配置されていることを特徴とする請求項7に記載の表示灯。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防災機器の位置を表示する表示灯に関し、特にトンネル内の消火栓装置等に設置されるのに好適な表示灯に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
トンネル内に設置される表示灯として、例えば特許文献1には「防災機器用表示灯」が開示されている。
防災機器用表示灯においては、トンネル内部方向への突出量を小さくして見栄えをよくすると共にトンネル内の気流の影響を少なくし、さらに斜め側方からの視認性を確保するために、グローブ面正面を単一のアール曲面としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-16818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に開示のものは、従来よく知られている山型に突出するものよりは突出量が小さくなっているものの、設置面からの突出は解消されていない。これをトンネル用消火栓に取り付けた場合、監査路上に突出することとなり、通行の際の妨げとなる。また、アール曲面であるため気流の影響を少なからず受け、汚れの付着が避けられない。
他方、表示部を完全にフラットにした場合には、斜め側方からの視認性を確保できないという問題がある。
【0005】
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、気流による汚れの付着を可及的に抑制できると共に斜め側方からの視認性にも優れる表示灯を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る表示灯は、複数の発光源を搭載した基板を収容する本体部と、該本体部を覆う表示灯カバーと、を備えたものであって、
前記表示灯カバーは、前記発光源の光を透過させるフラットな発光表示部を有し、該発光表示部の外面又は内面の全面に縦方向に延びる縦溝が所定の間隔で形成されていることを特徴とするものである。
【0007】
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記発光表示部は、内面に縦溝が設けられたものであり、外面が平滑面になっていることを特徴とするものである。
【0008】
(3)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記発光表示部は、外面に縦溝が設けられたものであり、該外面に平滑な透光板又は透光フィルムを設けたことを特徴とするものである。
【0009】
(4)上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のものにおいて、前記発光表部の外面に前記縦溝が設けられてなり、前記発光表示部の内面に複数の同心円溝が形成されていることを特徴とするものである。
【0010】
(5)また、複数の発光源を搭載した基板を収容する本体部と、該本体部を覆う表示灯カバーと、を備えた表示灯であって、
前記表示灯カバーは、前記発光源の光を透過させるフラットな発光表示部を有し、該発光表示部は、内面に複数の同心円溝が形成され、外面に外面が平滑面で内面の全面に縦方向に延びる縦溝が形成された外側プレートを貼り付けられている、ことを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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