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公開番号2025147540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024047835
出願日2024-03-25
発明の名称車両用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人
主分類F21S 41/50 20180101AFI20250930BHJP(照明)
要約【課題】ポリプロピレン樹脂からなるエクステンションを有する車両用灯具を提供する。
【解決手段】車両用灯具10は、ランプカバー30とランプボディ20によって形成された灯室11内に、ランプユニット40とランプユニット40を囲うエクステンション50とが配置された車両用灯具10において、エクステンション50はポリプロピレンからなる本体部52と、ポリプロピレンを主成分とし、且つ光拡散材を含むレンズ部53とからなり、本体部52レンズ部53の外周領域54を囲むように一体成形されている。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項１】
ランプカバーとランプボディとによって形成された灯室内に、ランプユニットと前記ランプユニットを囲うエクステンションとが配置された車両用灯具において、
前記エクステンションはポリプロピレンからなる本体部と、ポリプロピレンを主成分とし、且つ光拡散材を含むレンズ部とからなり、
前記本体部が前記レンズ部の外周領域を囲むように一体成形されている、
車両用灯具。
続きを表示（約 230 文字）【請求項２】
前記レンズ部は長尺のライトガイドである、請求項１記載の車両用灯具。
【請求項３】
前記ランプボディがポリプロピレンからなり、前記エクステンションが前記ランプボディと溶着し固定されている、請求項１に記載の車両用灯具。
【請求項４】
ポリプロピレンからなるリフレクタを更に有し、前記リフレクタが前記ライトガイドの背面を覆うように前記エクステンションと溶着し固定されている、請求項２に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両用灯具の内部に設けられるエクステンションに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、カーボンニュートラルの観点より、車体重量の軽量化による燃費向上を目指し、車両用灯具においても更なる軽量化が求められており、特にエクステンションは、デザイン性の高い意匠部品として車両用灯具における存在感が増している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１２－１６９１１５号公報
特開２０２１－０９４７２９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来より、車両用灯具の意匠部品であるエクステンションは、成形時の寸法安定性、軽量性、透明性などの観点から、特許文献１に示すように、ポリカーボネート樹脂製のエクステンションが知られている。
【０００５】
また、特許文献２には、ポリカーボネート樹脂製のエクステンションを構成する非透光部とインナーレンズを構成する透光部とを一体的に成形された二色成形品が開示されている。
【０００６】
このようなエクステンションを他の灯具部品との一体化を促進した場合、部品に占めるエクステンションの割合が増大することになり、より軽量な素材の樹脂部品が求められる。
【０００７】
本開示は、上記のような事情を鑑みてなされたものであり、車両用灯具の更なる軽量化を図るため、ポリカーボネート樹脂よりも比重が軽いポリプロピレン樹脂をエクステンションに採用し、本体部とレンズ部との一体成形品を促進することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示の車両用灯具は、ランプカバーとランプボディとよって形成された灯室内に、ランプユニットと前記ランプユニットを囲うエクステンションとが配置された車両用灯具において、前記エクステンションはポリプロピレンからなる本体部と、ポリプロピレンを主成分とし、且つ光拡散材を含むレンズ部とからなり、前記本体部が前記レンズ部の外周領域を囲むように一体成形されている。
【０００９】
また、前記レンズ部は長尺のライトガイドであるものとした。
【００１０】
また、前記ランプボディがポリプロピレンからなり、前記エクステンションが前記ランプボディと溶着し固定されるものとした。
（【００１１】以降は省略されています）

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