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公開番号2025043231
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023184480
出願日2023-10-27
発明の名称描画用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類F21S 43/20 20180101AFI20250321BHJP(照明)
要約【課題】描画用配光パターンを形成するように構成された描画用灯具において、安価な構成によって発光素子からの出射光の利用効率を高めるようにした上で、鮮明な描画用配光パターンを形成可能とする。
【解決手段】発光素子20と投影レンズ30との間に、描画用配光パターンの元となる画像を生成するための画像生成部材40を配置する。その際、画像生成部材40を透光部材で構成した上で、その出射面42aの一部を透光領域42aAとして構成し、その周囲を複数のコーナーキューブ50が形成された遮光領域42aBとして構成する。これにより、透光領域42aAによって描画用配光パターンの元となる画像を生成する一方、遮光領域42aBに到達した光については複数のコーナーキューブ50によって画像生成部材40の入射面42b側へ向かって再帰反射させ、灯具前方側の空間へ出射させないようにする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
発光素子からの出射光を、投影レンズを介して灯具前方へ向けて照射することにより、描画用配光パターンを形成するように構成された描画用灯具において、
上記発光素子と上記投影レンズとの間に、上記発光素子からの出射光の一部を遮光することによって上記描画用配光パターンの元となる画像を生成するように構成された画像生成部材が配置されており、
上記画像生成部材は、上記発光素子からの出射光を入射させる入射面と上記入射面からの入射光を出射させる出射面とを備えた透光部材で構成されており、
上記出射面は、一部領域が上記画像を生成するための透光領域として構成されるとともに上記一部領域の周辺領域が遮光領域として構成されており、
上記遮光領域は、上記出射面に複数のコーナーキューブが形成されることによって構成されている、ことを特徴とする描画用灯具。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
上記透光領域と上記遮光領域との境界線が上記複数のコーナーキューブの稜線によって構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の描画用灯具。
【請求項3】
上記発光素子は、白色基板に搭載されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の描画用灯具。
【請求項4】
上記出射面は、平面に沿って延びるように形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の描画用灯具。
【請求項5】
上記複数のコーナーキューブは、上記出射面に対して凹部となるように形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の描画用灯具。
【請求項6】
上記透光部材は、有色透明の樹脂製部材で構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の描画用灯具。
【請求項7】
上記描画用灯具は、ターンシグナルランプの点灯と同期して点灯するように構成されており、
上記透光部材は、アンバー色の樹脂製部材で構成されている、ことを特徴とする請求項6記載の描画用灯具。
【請求項8】
上記透光部材は、上記出射面の透光領域が凹曲面状に形成された構成となっている、ことを特徴とする請求項1または2記載の描画用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、描画用配光パターンを形成するように構成された描画用灯具に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、描画用配光パターン(すなわち灯具前方路面等に文字や記号等の描画を行うための配光パターン)を形成するための描画用灯具として、発光素子からの出射光を、投影レンズを介して灯具前方へ向けて照射するように構成されたものが知られている。
【0003】
「特許文献1」には、車載用の描画用灯具の構成として、発光素子と投影レンズとの間に、描画用配光パターンの元となる画像を生成するための画像生成部材として遮光板が配置されたものが記載されている。すなわち、この「特許文献1」に記載された描画用灯具においては、遮光板に形成された開口部によって上記画像を生成するようになっている。
【0004】
また「特許文献2」には、このような描画用灯具の構成として、発光素子と遮光板との間に導光部材が配置されたものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2022/019231号
特開2019-192350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような車載用の描画用灯具においては、その照射光によって描画用配光パターンを形成することにより、夜間の車両走行時等に周囲に対して自車の意思表示を行うことができ、これにより他の車両や歩行者等に注意喚起を促すことが可能となる。
【0007】
その際「特許文献2」に記載された描画用灯具のように、発光素子と遮光板との間に導光部材が配置された構成とすれば、発光素子からの出射光の利用効率を高めることが可能となるが、導光部材が追加配置されることによって描画用灯具のコストが上昇してしまう。
【0008】
一方、このような描画用灯具において、その導光部材の先端面の構成として、描画用配光パターンの元となる画像を生成するための領域以外の領域にシボ加工等の光拡散処理が施されたものとすれば、導光部材自体に画像生成機能を持たせることが可能となり、これにより遮光板を廃止して描画用灯具のコストダウンを図ることが可能となる。
【0009】
しかしながら、このような構成を採用した場合、導光部材の先端面は上記画像を生成するための領域以外の領域も拡散光透過によってぼんやり明るく光って見えてしまうので、鮮明な描画用配光パターンを形成することができなくなってしまう。
【0010】
このような課題は、車載用以外の描画用灯具においても同様に生じ得る課題である。
(【0011】以降は省略されています)

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