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公開番号
2025082367
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023195635
出願日
2023-11-17
発明の名称
車両用灯具
出願人
市光工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F21S
41/39 20180101AFI20250522BHJP(照明)
要約
【課題】リフレクタの固定箇所を減らすと共に、リフレクタと投影レンズとの位置決め精度を向上させつつリフレクタの組立の作業性を向上させる。
【解決手段】車両用灯具1は、光源部4と、光源部4が設置されるベース面311を備え光源部4で発生した熱を放出するヒートシンク3と、ベース面311と対向して配置され光源部4から出射された光を反射する反射部71を備えるリフレクタ7と、反射部71で反射された光を車両前方に投影する投影レンズ6と、投影レンズ6を固定すると共にリフレクタ7をヒートシンク3に押圧した状態で固定するリテイナー8とを備える。リフレクタ7には、被押圧部72,73が設けられ、リテイナー8には、被押圧部72を投影レンズ6側に押圧する押圧部82と、被押圧部73を投影レンズ6側に押圧する押圧部83とが設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
光源部と、
前記光源部が設置される設置面を備え、前記光源部で発生した熱を放出する放熱部材と、
前記設置面と対向して配置され前記光源部から出射された光を反射する反射部を備えるリフレクタと、
前記反射部で反射された光を車両前方に投影する投影レンズと、
前記投影レンズを固定すると共に、前記リフレクタを前記放熱部材に押圧した状態で固定する固定部材と
を備え、
前記リフレクタに設けられた第1の被押圧部と、
前記リフレクタに前記第1の被押圧部と共に前記反射部を車幅方向に挟むように設けられた第2の被押圧部と、
前記固定部材に設けられ、前記第1の被押圧部を前記投影レンズ側に押圧する第1の押圧部と、
前記固定部材に前記第1の押圧部と共に前記反射部を車幅方向に挟むように設けられ前記第2の被押圧部を前記投影レンズ側に押圧する第2の押圧部と
を備える車両用灯具。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第1の押圧部から前記第1の被押圧部に作用する車両前方側への押圧力と、前記第2の押圧部から前記第2の被押圧部に作用する車両前方側への押圧力とは均等である請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記第1の押圧部から前記第1の被押圧部への押圧力の作用点と前記第2の押圧部から前記第2の被押圧部への押圧力の作用点とが、前記リフレクタ又は前記反射部の重心を挟むように配置されている請求項1又は2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記設置面における前記反射部の周囲に設けられた第1の位置決め座部と、
前記設置面に前記第1の位置決め座部と共に前記反射部を車幅方向に挟むように設けられた第2の位置決め座部と、
前記設置面に前記第1の位置決め座部と前記第2の位置決め座部と共に前記反射部を囲うように設けられた第3の位置決め座部と、
前記リフレクタの底部に設けられ前記第1の位置決め座部に当接する第1の位置決め部と、
前記リフレクタの底部に設けられ前記第2の位置決め座部に当接する第2の位置決め部と、
前記リフレクタの底部に設けられ前記第3の位置決め座部に当接する第3の位置決め部と
を備え、
前記第1の押圧部から前記第1の被押圧部への押圧力の作用点と前記第2の押圧部から前記第2の被押圧部への押圧力の作用点との車両前後方向の位置が、前記第1の位置決め座部及び前記第2の位置決め座部の少なくとも一方の車両前後方向の位置と前記第3の位置決め座部の車両前後方向の位置との間に配置されている請求項1又は2に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記第1の被押圧部と前記第1の押圧部とは、車両後方側から車両前方側にかけて傾斜した傾斜面を互いに当接させ、
前記第2の被押圧部と前記第2の押圧部とは、車両後方側から車両前方側にかけて傾斜した傾斜面を互いに当接させている請求項1又は2に記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記光源部は、
ロービーム用の光を出射する第1の光源部と、
前記第1の光源部と車幅方向に並べて配置され、ハイビーム用の光を出射する第2の光源部と
を備え、
前記反射部は、
前記第1の光源部から出射された光を反射する第1の反射部と、
前記第1の反射部と車幅方向に並べて配置され、前記第2の光源部から出射された光を反射する第2の反射部と
を備え、
前記第1の被押圧部と前記第2の被押圧部とは、前記第1の反射部を車幅方向に挟むように設けられ、
前記第1の押圧部と前記第2の押圧部とは、前記第1の反射部を車幅方向に挟むように設けられており、
前記リフレクタに前記第2の被押圧部と共に前記第2の反射部を車幅方向に挟むように設けられた第3の被押圧部と、
前記固定部材に前記第2の押圧部と共に前記第2の反射部を車幅方向に挟むように設けられ前記第3の被押圧部を前記投影レンズ側に押圧する第3の押圧部と
を備える請求項1又は2に記載の車両用灯具。
【請求項7】
前記放熱部材及び前記リフレクタの一方に設けられた第1の位置決め孔と、
前記放熱部材及び前記リフレクタの他方に設けられ前記第1の位置決め孔に嵌合する第1の位置決めピンと、
前記放熱部材及び前記リフレクタの一方に前記第1の位置決め孔から車幅方向に離して設けられた第2の位置決め孔と、
前記放熱部材及び前記リフレクタの他方に前記第1の位置決めピンから車幅方向に離して設けられ前記第2の位置決め孔に嵌合する第2の位置決めピンと
を備える請求項1又は2に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用灯具として、投影レンズが、放熱部材とリフレクタ部材とにより挟まれた状態で、放熱部材とリフレクタ部材との間に固定されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の車両用灯具では、リフレクタ部材から突出する位置決め突起が、光源部の基板と放熱部材とに形成された位置決め孔に挿通されることにより、リフレクタ部材と光源部とが位置決めされている。また、放熱部材とリフレクタ部材とが、複数のネジで固定され、リフレクタ部材と光源部の基板とがネジで固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-5016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の車両用灯具では、リフレクタ部材を放熱部材に3本のネジで固定し、光源部を放熱部材に1本のネジで固定しているため、ネジの部品点数が多い。また、リフレクタ部材を放熱部材にネジで固定する方向と光源部を放熱部材にネジで固定する方向とが逆方向であるため、リフレクタ部材等をネジで固定する工数が多い。さらに、リフレクタ部材と投影レンズとの位置決め精度の向上の観点から、リフレクタ部材を、位置決め突起と位置決め孔との交差の分だけ投影レンズ側に寄せた状態で放熱部材にネジで固定することが望ましいが、作業者は、リフレクタ部材を投影レンズ側に寄せる作業を行わなければならないため、作業性が低い。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑み、リフレクタの固定箇所を減らすことができると共に、リフレクタと投影レンズとの位置決め精度を向上させつつリフレクタの組立の作業性を向上させることができる車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両用灯具は、光源部と、前記光源部が設置される設置面を備え、前記光源部で発生した熱を放出する放熱部材と、前記設置面と対向して配置され前記光源部から出射された光を反射する反射部を備えるリフレクタと、前記反射部で反射された光を車両前方に投影する投影レンズと、前記投影レンズを固定すると共に、前記リフレクタを前記放熱部材に押圧した状態で固定する固定部材とを備え、前記リフレクタに設けられた第1の被押圧部と、前記リフレクタに前記第1の被押圧部と共に前記反射部を車幅方向に挟むように設けられた第2の被押圧部と、前記固定部材に設けられ、前記第1の被押圧部を前記投影レンズ側に押圧する第1の押圧部と、前記固定部材に前記第1の押圧部と共に前記反射部を車幅方向に挟むように設けられ前記第2の被押圧部を前記投影レンズ側に押圧する第2の押圧部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、リフレクタの固定箇所を減らすことができると共に、リフレクタと投影レンズとの位置決め精度を向上させつつリフレクタの組立の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用灯具を示す斜視図である。
図2は、図1の車両用灯具を示す正面図である。
図3は、図1及び図2の車両用灯具を示す平面図である。
図4は、図1~図3の車両用灯具を示す左側面図である。
図5は、図1~図4の車両用灯具を示す右側面図である。
図6は、図1~図5の車両用灯具を示す背面図である。
図7は、図1~図6の車両用灯具を示す分解斜視図である。
図8は、図7等のヒートシンクを示す平面図である。
図9は、図7等のリフレクタを示す平面図である。
図10は、図8のヒートシンクを示す右側面図である。
図11は、図9のリフレクタを示す右側面図である。
図12は、図9及び図11のリフレクタを示す左側面図である。
図13は、図9、図11、及び図12のリフレクタを示す底面図である。
図14は、図7等のリテイナーを示す平面図である。
図15は、図14のリテイナーを示す底面図である。
図16は、図14及び図15のリテイナーを示す左側面図である。
図17は、図14~図16のリテイナーを示す右側面図である。
図18は、図4の車両用灯具の一部を拡大して示す左側面図である。
図19は、図5の車両用灯具の一部を拡大して示す右側面図である。
図20は、ベース面上の位置決めピンとリフレクタの位置決め孔との嵌合構造を示す側面断面図である。
図21は、本発明の他の実施形態に係る車両用灯具を示す斜視図である。
図22は、図21の車両用灯具を示す平面図である。
図23は、図21及び図22の車両用灯具を示す分解斜視図である。
図24は、図23等のヒートシンクを示す平面図である。
図25は、図23等のリフレクタを示す平面図である。
図26は、図24のヒートシンクを示す右側面図である。
図27は、図25のリフレクタを示す右側面図である。
図28は、図25及び図27のリフレクタを示す左側面図である。
図29は、図25、図27、及び図28のリフレクタを示す底面図である。
図30は、図23等のリテイナーを示す平面図である。
図31は、図30のリテイナーを示す底面図である。
図32は、図30及び図31のリテイナーを示す左側面図である。
図33は、図30~図32のリテイナーを示す右側面図である。
図34は、図23の車両用灯具の一部を拡大して示す分解斜視図である。
図35は、図21等の車両用灯具の一部を拡大して示す左側面図である。
図36は、図21等の車両用灯具の一部を拡大して示す右側面図である。
図37は、台座上の位置決めピンとリフレクタの位置決め孔との嵌合状態を示す側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用される。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用灯具1を示す斜視図である。図2は、図1の車両用灯具1を示す正面図である。図3は、図1及び図2の車両用灯具1を示す平面図である。図4は、図1~図3の車両用灯具1を示す左側面図である。図5は、図1~図4の車両用灯具1を示す右側面図である。図6は、図1~図5の車両用灯具1を示す背面図である。図7は、図1~図6の車両用灯具1を示す分解斜視図である。これらの図に示す車両用灯具1は、車両右側の前照灯であり、ロービームの配光パターンとハイビームの配光パターンとを主に車両前方に照射する。なお、車両右側の前照灯を本発明の一実施形態として説明するが、左右の前照灯は左右対称の構成である。
(【0011】以降は省略されています)
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