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公開番号2025035468
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023142522
出願日2023-09-01
発明の名称ダクトレール
出願人瀧住電機工業株式会社
代理人
主分類F21V 21/35 20060101AFI20250306BHJP(照明)
要約【課題】ダクトレールを分割し電気的に各々を制御することができて、水平方向の取り付け角度を任意に設定することができる。
【解決手段】ダクトレールをエンドキャップと制限キャップで区分し、電気的にも各々独立して制御することができるとともに、電源回路をダクトレール上部に隠れる形状にして配置することでダクトレールがコンパクトに見える。また、アタッチメントを造営物である天井にネジ止めすることで耐荷重を簡単に増大することが出来る。また、引掛けシーリング接続部を約350度回動させることで、長尺状のダクトレールを水平面で任意の方向に設置することができる。さらに、エンドキャップと制限キャップの下面とダクトレールの底面に段差を付けることで、取り付ける機器をエンドキャップや制限キャップに最大限接近させて取り付けることができるダクトレールを提供する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
天井などの造営物下面に固定される固定部と、前記固定部の下部に取付られて略水平方向の長手方向に伸延された給電用のレールと、前記レール内方に固定された電極と、前記レールの両端に取り付けられたエンドキャップと、前記レールの長手方向の途中で両端より中央側に設けた単数または複数の制限キャップと、前記造営物より下方でかつ前記レール上面より上方でかつ前記レールの上下方向投影面内に配置され、前記レール上方に備えられた電源ケースに収納された電源回路とで構成され、前記電源ケースは概略前記レールの短手方向の幅寸法内に形成されたダクトレール。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
造営物下面に固定部を取付けるアタッチメントは、略円形のベース面部と、前記ベース面部から上方向に一段高い位置に設けた略水平面の取付け部と、前記取付け部中央に設けた貫通孔と、前記貫通孔を挟んで前記ベース面部に着脱構造部を備えて長手方向の両端を前記着脱構造部が着脱可能に固定されて中央に下方向に凹んだ着脱平面部を設けた着脱凹部と、前記ベース面部の外周近傍に固定して下方向に伸設した複数本のネジ部と、前記着脱凹部の上側に一対の逆L字形の電源端子を備えて水平面で約350度回動自在に収容保持する接続アダプタと、で軽量保持アダプタを構成し、前記軽量保持アダプタの前記取付け部に設けられ前記造営物下面に前記アタッチメントをネジ固定する重量物保持穴を複数個備えた構成の請求項1に記載のダクトレール。
【請求項3】
レールの片方の電極を複数の電極に分割し、分割した前記各電極を電源回路に並列接続して前記各電極を独立して電源回路で通電を制御する制御部を前記電源回路に備え、分割した前記各電極の間に制限キャップが配置された構成の請求項1に記載のダクトレール。
【請求項4】
レールは中空の角柱で形成され、内部の中空部と、前記レールの底辺中央部を底面の短手方向長さの略半分を切欠いて形成した開口部と、中空部には向き合う垂直面に沿って備えた電極と、前記レールの前記中空部に収容し取り付けた状態のエンドキャップ及び制限キャップとで構成され、前記レールの長手方向の範囲で前記エンドキャップと前記制限キャップの下面が平面でかつ前記レールの前記中空部の底面の下側面より上方に位置する請求項1から3の何れかに記載のダクトレール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、天井などに備え付ける照明用のダクトレールに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されるように、段落0016に、取付具4のフランジ部19の背面には、クッション材22がフランジ部19の全周に亘って設けられている。また、フランジ部19の下面の複数箇所には(本実施形態では中心から120度の間隔を開けて3箇所、そのうちの1つは図示せず)、天井面に対して当接する調整用ネジ23が配設されている。なお、調整用ネジ23はクッション材22を貫通して設けられている(図9参照)。さらに、フランジ部19の下面の複数箇所には(本実施形態では前記調整用ネジ23の配設位置に対して中心から60度ずれた位置であって、120度の間隔を開けて3箇所、そのうちの1つは図示せず)、配線ダクトレール5の取付用ネジ24が突設されている構造が明示されている。この種の取り付け構造は埋込み型シーリングローゼットと露出型シーリングローゼットが天井からの高さが異なるのでこの高さの違いを調節するために取付具4などが用いられてきた。
【0003】
次に、下記特許文献2に開示されるように、段落0012に、プラグ外郭部4にシ-リングロ-ゼット2の栓刃挿入口3に挿入掛止される栓刃一対が固定ネジ10により各々固定される。ロック釦6はプラグ付き配線ダクトレ-ル本体1を天井に固着されているシ-リングロ-ゼット2に取り付け後、ロック爪7が前記シ-リングロ-ゼット2の栓刃挿入口3の穴に突出し、前記プラグ付き配線ダクトレ-ル本体1の回動をロックする。ダクトレ-ル部8の両端部に設けられている調整用ネジ9は回すことで高さが変わるようになっている。透光カバー1は、正面視でリング状に形成され光源部からの照射光を透過すると明示されている。
【0004】
このことから、配線ダクトレール本体1の栓刃一対がシーリングローゼットの栓刃挿入口3に挿入掛止されることで、天井と配線ダクトレール本体1の方向関係が決定されてしまい、所望の方向に配線ダクトレール本体1を位置させることができない。配線ダクトレール本体1は長尺物であることから、天井のどの方向に向けた配置にするかは使用者にとって使いやすさや趣向に対して重要な要素となるものであるが、天井にすでに設置されているシーリングローゼットによってその長手方向は決まっていることとなる。
【0005】
次に、下記特許文献3に開示されるように、段落0020に、アダプタ2の周面には、中継具3の係合爪34を係合させるための複数の爪受け溝24が形成されている。これら爪受け溝24は、アダプタ2の下面側から上方へ延びる縦溝24Aと、その縦溝の上端からアダプタ2の周面に沿って水平に延びる二本の横溝24Bとで構成されていると明示されている。
【0006】
しかし、国内で広く普及しているアダプタの構造ではないので専用のアダプタとなり、共用による利便性が確保できないといった課題があった。
【0007】
さらに、下記特許文献3に開示されるように、段落0021から段落0023に、中継具3は、扁平な円筒状に形成されており、その内側開口部の周縁に複数の係合爪34が内向きに突設されている。そして、これら係合爪34を上記爪受け溝24の横溝24Bへ嵌挿させることで、アダプタ2の外周に係合支持される。
【0008】
中継具3の下面には、複数のネジ軸35が垂設されている。これらネジ軸35は、本体
カバー4の軸挿通孔45に貫挿されており、その下端には、それぞれ固定ナット36が螺合されている。
【0009】
本体カバー4は、中継具3より大径で且つ上方に開放する扁平な円筒状に形成されており、その下面には、上記ネジ軸35を貫挿させるための複数の軸挿通孔45が開設されている。そして、この軸挿通孔45から下方へ突出するネジ軸35の下端に固定ナット36を螺合させることで中継具3の下部に固定され、シーリングローゼットE、アダプタ2および中継具3の全体をそれら下方側から覆い隠していると明示されている。
【0010】
上記構造ではアダプタ2の爪受け溝24に中継具3の係合爪34が係合して、さらに中継具3の下面に垂設されたネジ軸35に本体カバー4の軸挿通孔45を介して固定ナット36で本体カバー4を中継具3に固定することとなるので、結果としてレールユニット5の重量はアダプタ2の爪受溝24に加えられることとなり、規定で合計重量が4kg以上のレールユニット5は設置できないといった課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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