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公開番号
2025086065
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199868
出願日
2023-11-27
発明の名称
車両用灯具
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
個人
主分類
F21S
43/237 20180101AFI20250530BHJP(照明)
要約
【課題】柱状導光体を備えた車両用灯具において、柱状導光体の周面部に形成された板状のフランジ部を十分な明るさで発光可能な構成とする。
【解決手段】発光素子42A1、42A2、42B1、42B2からの入射光を、車幅方向内側に導きながら灯具前方へ向けて全反射させる上下1対の柱状導光体52A、52Bを備えた構成とした上で、下側に位置する柱状導光体52Bの周面部に、この周面部から板状に突出した状態で車幅方向に延びるフランジ部54が形成された構成とする。その上で、フランジ部54における車幅方向外側の第1端縁部54aに、この第1端縁部54aから車幅方向外側へ向けて柱状に延びる付加導光部56が形成された構成とする。そして、フランジ部54の第1端縁部54aよりも車幅方向外側に配置された発光素子42C1、42C2からの光を、付加導光部56を介してフランジ部54に入射させて灯具前方へ向けて全反射させる構成とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
光源と、上記光源からの入射光を所要方向に導きながら全反射させることにより灯具前方へ向けて出射させるように構成された柱状導光体と、を備えた車両用灯具において、
上記柱状導光体の周面部に、上記周面部から板状に突出した状態で上記所要方向に延びるフランジ部が形成されており、
上記フランジ部における導光方向上流側の第1端縁部に、上記第1端縁部から導光方向上流側へ向けて柱状に延びる付加導光部が形成されており、
上記第1端縁部よりも導光方向上流側に、上記付加導光部に光を入射させるための付加光源が配置されており、
上記フランジ部は、上記付加導光部を介して上記フランジ部に入射した上記付加光源からの光を全反射させることにより灯具前方へ向けて出射させるように構成されている、ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
上記付加導光部は、上記フランジ部の板厚よりも大きい径で形成されており、
上記付加導光部における導光方向下流側の端部領域に、灯具前後方向の肉厚が上記フランジ部の板厚に近づくように徐々に減少する肉厚徐変部が形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
【請求項3】
上記肉厚徐変部は、灯具後方側の表面の形状が徐々に変化するように形成されている、ことを特徴とする請求項2記載の車両用灯具。
【請求項4】
上記肉厚徐変部は、灯具後方側の表面が光拡散面として構成されている、ことを特徴とする請求項3記載の車両用灯具。
【請求項5】
上記光拡散面は、上記所要方向と交差する方向に延びるように形成された複数の拡散反射素子で構成されている、ことを特徴とする請求項4記載の車両用灯具。
【請求項6】
上記フランジ部は、上記第1端縁部が基端部から先端部へ向けて上記所要方向と直交する平面に対して導光方向下流側に傾斜した方向に延びるように形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項7】
上記付加導光部は、上記柱状導光体よりも小さい径で形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、柱状導光体を備えた車両用灯具に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、テールランプやクリアランスランプ等の車両用灯具においては、柱状導光体を備えた構成が多く採用されている。
【0003】
例えば「特許文献1」には、柱状導光体として、光源からの入射光を所要方向に導きながら全反射させることにより灯具前方へ向けて出射させるように構成されたものが記載されている。
【0004】
また「特許文献2」には、このような車両用灯具として、柱状導光体の周面部に、この周面部から板状に突出した状態で上記所要方向に延びるフランジ部(板状導光体)が形成されており、柱状導光体を介してこのフランジ部に入射した光源からの光を全反射させることにより灯具前方へ向けて出射させるように構成されたものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-174641号公報
特開2020-77601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記「特許文献2」に記載された構成を採用することにより、柱状導光体と共にフランジ部も発光して見えるようにすることができ、これにより車両用灯具としてその発光領域のレイアウト自由度を高めることが可能となる。
【0007】
しかしながら、上記「特許文献2」に記載された車両用灯具においては、柱状導光体を介してフランジ部に入射した光源からの光を全反射させる構成となっているので、フランジ部を十分な明るさで発光させることが容易でない。
【0008】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、柱状導光体を備えた車両用灯具において、柱状導光体の周面部に形成された板状のフランジ部を十分な明るさで発光させることができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願発明は、所定の付加導光部および付加光源を備えた構成とすることにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0010】
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
光源と、上記光源からの入射光を所要方向に導きながら全反射させることにより灯具前方へ向けて出射させるように構成された柱状導光体と、を備えた車両用灯具において、
上記柱状導光体の周面部に、上記周面部から板状に突出した状態で上記所要方向に延びるフランジ部が形成されており、
上記フランジ部における導光方向上流側の第1端縁部に、上記第1端縁部から導光方向上流側へ向けて柱状に延びる付加導光部が形成されており、
上記第1端縁部よりも導光方向上流側に、上記付加導光部に光を入射させるための付加光源が配置されており、
上記フランジ部は、上記付加導光部を介して上記フランジ部に入射した上記付加光源からの光を全反射させることにより灯具前方へ向けて出射させるように構成されている、ことを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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