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公開番号
2025037534
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144512
出願日
2023-09-06
発明の名称
車両用灯具
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
個人
主分類
F21S
45/70 20180101AFI20250311BHJP(照明)
要約
【課題】 アウターカバーの外面における所定領域から光を出射させると共に、所定領域以外の部位からの露光を抑制し得る車両用前灯具を提供する。
【解決手段】 車両用灯具1は、開口10hを有し光非透過性のランプハウジング10と、開口10hを塞ぐ光透過性のアウターカバー20と、アウターカバー20に向かって光を出射する発光光学系30と、アウターカバー20の外面20s1における所定領域PAを囲うように外面20s1上に設けられる遮光膜40と、遮光カバー50と、を備え、アウターカバー20は、ランプハウジング10における開口10hを囲うフランジ部13と所定の間隔をあけて対向するフランジ部23からフランジ部13に向かって突出し当該フランジ部13に溶着されるリブ24を含み、遮光カバー50は、リブ24より発光光学系30側と反対側に位置し、リブ24と遮光膜40の外周部41の少なくとも一部とを覆う。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
開口を有し光非透過性のランプハウジングと、
前記開口を塞ぐ光透過性のアウターカバーと、
前記ランプハウジングと前記アウターカバーとで囲われる空間に配置され、前記アウターカバーに向かって光を出射する発光光学系と、
前記アウターカバーの外面における所定領域を囲うように前記外面上に設けられる遮光膜と、
遮光カバーと、
を備え、
前記アウターカバーは、前記ランプハウジングにおける前記開口を囲う周縁部と所定の間隔をあけて対向する外周部から前記周縁部に向かって突出し当該周縁部に溶着されるリブを含み、
前記遮光カバーは、前記リブより前記発光光学系側と反対側に位置し、前記リブと前記遮光膜の外周部の少なくとも一部とを覆う
ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記遮光カバーは、前記周縁部の全周に沿って延在し、前記遮光膜の前記外周部を周方向において連続して覆う
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記ランプハウジングにおける前記リブを溶着可能な面の内側縁から外側縁までの距離は、前記リブの厚みの2倍以上である
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記遮光カバーは、前記ランプハウジングに接続される
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記遮光カバーと前記ランプハウジングとは、一体である
ことを特徴とする請求項4に記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記遮光カバーは、前記アウターカバーから離隔する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項7】
前記遮光カバーは、前記ランプハウジング側から前記アウターカバー側に向かって前記アウターカバーの前記外周部から離れるように傾く
ことを特徴とする請求項6に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用灯具として、ランプハウジングと、ランプハウジングの開口を塞ぐ光透過性のアウターカバーと、ランプハウジングとアウターカバーとで囲われる空間に配置される発光光学系とを備えるものがある。下記特許文献1には、このような車両用灯具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-71058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の車両用灯具では、アウターカバーは、当該アウターカバーの外周部にランプハウジング側に向かって突出するリブを含む。このリブがランプハウジングにおける開口を囲う周縁部に溶着されることで、アウターカバーがランプハウジングに固定されている。ところで、車両用灯具では、意匠性の観点から、アウターカバーの一部からのみ光を出射させたいとの要望がある。一般的にランプハウジングは光非透過性である。このため、この要請に対しては、例えば、アウターカバーの外側の面のうち、光を出射させる領域以外に、遮光膜を設けることが考えられる。上記特許文献1の車両用灯具においてこのような遮光膜を設ける場合、発光光学系からの光がランプハウジングに溶着されるリブを介して外部に露光することが懸念される。
【0005】
そこで本発明は、アウターカバーの外面における所定領域から光を出射させると共に、所定領域以外の部位からの露光を抑制し得る車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的の達成のため、本発明の車両用灯具は、開口を有し光非透過性のランプハウジングと、前記開口を塞ぐ光透過性のアウターカバーと、前記ランプハウジングと前記アウターカバーとで囲われる空間に配置され、前記アウターカバーに向かって光を出射する発光光学系と、前記アウターカバーの外面における所定領域を囲うように前記外面上に設けられる遮光膜と、遮光カバーと、を備え、前記アウターカバーは、前記ランプハウジングにおける前記開口を囲う周縁部と所定の間隔をあけて対向する外周部から前記周縁部に向かって突出し当該周縁部に溶着されるリブを含み、前記遮光カバーは、前記リブより前記発光光学系側と反対側に位置し、前記リブと前記遮光膜の外周部の少なくとも一部とを覆うことを特徴とする。
【0007】
この車両用灯具では、上記のように、遮光膜は、アウターカバーの外面における所定領域を囲うように外面上に設けられる。このため、この車両用灯具によれば、アウターカバーの外面のうち所定領域から光が出射し、所定領域の周囲から光が非出射となるようにし得る。また、遮光カバーは、ランプハウジングの周縁部に溶着されるリブより発光光学系側と反対側に位置し、リブと遮光膜の外周部の少なくとも一部とを覆う。このため、遮光カバーはリブを透過する光を遮得る。また、リブから遮光膜で遮光される範囲にかけて発光光学系からの光を遮得る。従って、この車両用灯具によれば、遮光カバーを備えない場合と比べて、所定領域以外の部位からの露光を抑制し得る。
【0008】
前記遮光カバーは、前記周縁部の全周に沿って延在し、前記遮光膜の前記外周部を周方向において連続して覆ってもよい。
【0009】
このような構成によれば、所定領域以外の部位からの露光をより抑制し得る。
【0010】
前記ランプハウジングにおける前記リブを溶着可能な面の内側縁から外側縁までの距離は、前記リブの厚みの2倍以上であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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