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公開番号
2025103422
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220800
出願日
2023-12-27
発明の名称
車両用灯具の制御装置及び車両用灯具
出願人
市光工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H05B
45/48 20200101AFI20250702BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】光源における減光を抑制する。
【解決手段】車両用灯具の制御装置は、電気的に直列に接続される複数の光源のそれぞれに対して電気的に並列に接続されるスイッチと、それぞれの光源に対してパルス電流が供給されるようにスイッチのオンとオフとを切り替えるスイッチ制御部とを備え、スイッチ制御部は、複数の光源に対してデューティー期間が異なるパルス電流を供給する制御であって、第1光源に対して第1パルス電流を供給する期間内に第1光源とは異なる第2光源に対して第1パルス電流よりもデューティー期間が小さい第2パルス電流を供給する特定制御を行う場合には、第1光源に対して第1パルス電流に加えて第1パルス電流を補完する補完パルス電流を供給するようにスイッチを制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電気的に直列に接続される複数の光源のそれぞれに対して電気的に並列に接続されるスイッチと、
それぞれの前記光源に対してパルス電流が供給されるように前記スイッチのオンとオフとを切り替えるスイッチ制御部と
を備え、
前記スイッチ制御部は、複数の前記光源に対してデューティー期間が異なるパルス電流を供給する制御であって、第1光源に対して第1パルス電流を供給する期間内に前記第1光源とは異なる第2光源に対して前記第1パルス電流よりもデューティー期間が小さい第2パルス電流を供給する特定制御を行う場合には、前記第1光源に対して前記第1パルス電流に加えて前記第1パルス電流を補完する補完パルス電流を供給するように前記スイッチを制御する
車両用灯具の制御装置。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記スイッチ制御部は、前記第1光源に対して前記第1パルス電流を供給する期間内に前記第2光源に対する前記第2パルス電流の供給を終了しないように前記スイッチを制御する
請求項1に記載の車両用灯具の制御装置。
【請求項3】
前記スイッチ制御部は、前記第1パルス電流及び前記第2パルス電流の供給終了のタイミングが同一となるように前記スイッチを制御する
請求項2に記載の車両用灯具の制御装置。
【請求項4】
前記スイッチ制御部は、前記特定制御を行う場合に、前記第1パルス電流の供給開始のタイミングに連続して前記補完パルス電流を供給するように制御する
請求項1に記載の車両用灯具の制御装置。
【請求項5】
前記補完パルス電流は、前記第1パルス電流と同一の電流値であって、前記第2光源に電圧を印加してから電流が流れるまでの昇圧期間に対応する期間のパルス電流である
請求項1に記載の車両用灯具の制御装置。
【請求項6】
前記スイッチ制御部は、前記第1パルス電流ごとに当該第1パルス電流の供給期間内における前記第2パルス電流の供給回数が多くなるほど前記補完パルス電流の供給期間が長くなるように前記スイッチを制御する
請求項1に記載の車両用灯具の制御装置。
【請求項7】
前記第1光源は、ターンランプの光源であり、複数の前記光源のうち電源部に対して最も高電圧となる位置に接続される
請求項1に記載の車両用灯具の制御装置。
【請求項8】
複数の光源と、
複数の前記光源を制御する、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の車両用灯具の制御装置と
を備える車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具の制御装置及び車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の光源の点灯と消灯とを1つの駆動回路により制御する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6151523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の車両用灯具では、複数の光源を電気的に直列に接続し、各光源についてスイッチを電気的に並列に接続して、スイッチのオン及びオフを切り替えることで、光源の点灯及び消灯を切り替える構成である。しかしながら、1つの光源が点灯している状態で2つ目の光源を点灯しようとしてスイッチを切り替える場合、スイッチを切り替えた時点から光源が所定電圧に昇圧するまでの間、両方の光源に電流が流れない又は電流値が低下する期間が発生してしまう。この期間には、両方の光源が消灯することになる。例えば、パルス幅変調制御を行う場合に、各周期において当該消灯期間が発生すると、その分光源が減光してしまう。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、光源における減光を抑制することが可能な車両用灯具の制御装置及び車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両用灯具の制御装置は、電気的に直列に接続される複数の光源のそれぞれに対して電気的に並列に接続されるスイッチと、それぞれの前記光源に対してパルス電流が供給されるように前記スイッチのオンとオフとを切り替えるスイッチ制御部とを備え、前記スイッチ制御部は、複数の前記光源に対してデューティー期間が異なるパルス電流を供給する制御であって、第1光源に対して第1パルス電流を供給する期間内に前記第1光源とは異なる第2光源に対して前記第1パルス電流よりもデューティー期間が小さい第2パルス電流を供給する特定制御を行う場合には、前記第1光源に対して前記第1パルス電流に加えて前記第1パルス電流を補完する補完パルス電流を供給するように前記スイッチを制御する。
【0007】
本発明に係る車両用灯具は、複数の光源と、複数の前記光源を制御する上記の車両用灯具の制御装置とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、光源における減光を抑制することが可能な車両用灯具の制御装置及び車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係る車両用灯具の一例を模式的に示す図である。
図2は、スイッチの制御及び光源の点灯及び消灯のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
図3は、スイッチの制御及び光源の点灯及び消灯のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
図4は、スイッチの制御及び光源の点灯及び消灯のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
図5は、スイッチの制御及び光源の点灯及び消灯のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
図6は、本実施形態に係る車両用灯具の他の例を模式的に示す図である。
図7は、スイッチの制御及び光源の点灯及び消灯のタイミングの他の例を示すタイミングチャートである。
図8は、スイッチの制御及び光源の点灯及び消灯のタイミングの他の例を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る車両用灯具の制御装置及び車両用灯具の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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