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公開番号
2025108045
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024001654
出願日
2024-01-10
発明の名称
車両用前照灯
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
B60Q
1/14 20060101AFI20250715BHJP(車両一般)
要約
【課題】十分な視認性を備えつつもグレアの発生を抑制する配光パターンを照射可能な車両用前照灯を提供する。
【解決手段】車両に搭載される前照灯は、カットオフラインCLよりも下方の領域に照射される第一配光パターンP11と、カットオフラインCLに沿うようにしてカットオフラインCLに重複して照射される第二配光パターンP12と、を少なくとも形成可能である。第二配光パターンP12の少なくとも一部の照射領域は、車両の外部の対象物100の位置に応じて光度調整される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される車両用前照灯であって、
前記車両用前照灯は、
カットオフラインよりも下方の領域に照射される第一配光パターンと、
前記カットオフラインに沿うようにして前記カットオフラインに重複して照射される第二配光パターンと、
を少なくとも形成可能であり、
前記第二配光パターンの少なくとも一部の照射領域は、前記車両の外部の対象物の位置に応じて光度調整される、車両用前照灯。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記位置は、前記車両から見て左右方向の位置、および前記車両から見て遠近方向の位置の少なくとも一方を含む、請求項1に記載の車両用前照灯。
【請求項3】
前記第二配光パターンは、互いに独立して光度調整が可能な複数の領域に分割されている、請求項1または請求項2に記載の車両用前照灯。
【請求項4】
前記対象物は、前記車両の前方に存在する対向車または前走車を含み、
前記車両が曲がる場合であって前記車両の前方に対向車又は前走車がいる場合には、前記第二配光パターンの前記少なくとも一部の照射領域は、前記第二配光パターンのうち自車線側の領域である、請求項1または請求項2に記載の車両用前照灯。
【請求項5】
前記第二配光パターンの前記少なくとも一部の照射領域は、前記車両と前記対象物との間の距離の変化に応じて段階的に光度調整される、請求項1または請求項2に記載の車両用前照灯。
【請求項6】
前記車両と前記対象物との間の距離が所定の閾値以下となった場合に、前記少なくとも一部の照射領域の光度調整が開始され、
前記対象物が前記車両の対向車である場合と、前記対象物が前記車両の前走車である場合とで、前記光度調整の開始タイミングが異なっている、請求項1または請求項2に記載の車両用前照灯。
【請求項7】
前記車両用前照灯は、前記カットオフラインよりも上方の領域に少なくとも照射される第三配光パターンをさらに形成可能であり、
前記第二配光パターンの前記少なくとも一部の照射領域は、前記第三配光パターンの配光とは独立して、光度調整される、請求項1または請求項2に記載の車両用前照灯。
【請求項8】
前記第一配光パターンおよび前記第二配光パターンの両方の照射時に形成される前記カットオフラインは、前記第一配光パターンのみの照射時に形成される前記カットオフラインよりもぼやけている、請求項1または請求項2に記載の車両用前照灯。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用前照灯に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、カットオフラインの明暗境界を適度にぼかしながら、G値が法規上の基準値を超えて高くなることを防ぎつつ、良好なロービーム用配光パターンを得ることができる車両用灯具を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-018590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、視認性の良好な配光パターンを形成しつつも、対向車等へのグレアの発生を抑制したいというニーズが存在する。
【0005】
本開示は、十分な視認性を備えつつもグレアの発生を抑制する配光パターンを照射可能な車両用前照灯を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る車両用前照灯は、
車両に搭載される車両用前照灯であって、
前記車両用前照灯は、
カットオフラインよりも下方の領域に照射される第一配光パターンと、
前記カットオフラインに沿うようにして前記カットオフラインに重複して照射される第二配光パターンと、
を少なくとも形成可能であり、
前記第二配光パターンの少なくとも一部の照射領域は、前記車両の外部の対象物の位置に応じて光度調整される。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、十分な視認性を備えつつもグレアの発生を抑制する配光パターンを照射可能な車両用前照灯を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の実施形態(以下、単に本実施形態という。)に係る車両用前照灯が搭載された車両の一例を示す斜視図である。
図2は、車両のシステム構成の一例を示すブロック図である。
図3は、車両用前照灯の断面図である。
図4は、車両用前照灯のロービーム配光パターンの一例を示す図である。
図5は、車両用前照灯のハイビーム配光パターンの一例を示す図である。
図6は、直線道路において対向車を検出したときに照射するロービーム配光パターンの一例を示す図である。
図7は、曲路において対向車を検出したときに照射するロービーム配光パターンの一例を示す図である。
図8は、曲路において対向車を検出したときに照射するハイビーム配光パターンの一例を示す図である。
図9は、検出した対向車と車両との間の距離が閾値以上であるときに照射するハイビーム配光パターンの一例を示す図である。
図10は、検出した対向車と車両との間の距離が閾値未満であるときに照射するハイビーム配光パターンの一例を示す図である。
図11は、検出した前走車と車両との間の距離が閾値以上であるときに照射するハイビーム配光パターンの一例を示す図である。
図12は、検出した前走車と車両との間の距離が閾値未満であるときに照射するハイビーム配光パターンの一例を示す図である。
図13は、検出した前走車と車両との間の距離が閾値未満であるときに照射するハイビーム配光パターンの変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施形態について図面を参照しながら説明する。本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
【0010】
また、本実施形態の説明では、説明の便宜上、「左右方向」、「上下方向」、「前後方向」について適宜言及する場合がある。これらの方向は、図1に例示する車両1について設定された相対的な方向である。ここで、「左右方向」は、「左方向」および「右方向」を含む方向であると共に、車両1の車幅方向でもある。「上下方向」は、「上方向」および「下方向」を含む方向である。「前後方向」は、「前方向」および「後方向」を含む方向である。前後方向は、左右方向および上下方向に直交する方向である。なお、各図において図中に示した符号Uは上方向を示す。符号Dは下方向を示す。符号Fは前方向を示す。符号Bは後方向を示す。符号Lは左方向を示す。符号Rは右方向を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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