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公開番号2025112051
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024006107
出願日2024-01-18
発明の名称車輌用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人テクノピア国際特許事務所
主分類F21S 45/435 20180101AFI20250724BHJP(照明)
要約【課題】 小型化及び製造コストの低減を図った上で複数の光出射部に対する十分な送風状態を確保する。
【解決手段】 開口を有するランプハウジングと、前記開口を閉塞する状態で灯室を形成する透光カバーと、少なくとも第1の光出射部と第2の光出射部を含む複数の光出射部と、冷却風を送る冷却ファンとを備え、複数の前記光出射部は光を出射する光源と前記光の出射時に発生する熱を放出するヒートシンクとをそれぞれ有し、前記ランプハウジングには前記灯室の内部に突出され前記冷却ファンから送られる前記冷却風の流動方向を制御する整流用突部が設けられた。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
開口を有するランプハウジングと、
前記開口を閉塞する状態で灯室を形成する透光カバーと、
少なくとも第1の光出射部と第2の光出射部を含む複数の光出射部と、
冷却風を送る冷却ファンとを備え、
複数の前記光出射部は光を出射する光源と前記光の出射時に発生する熱を放出するヒートシンクとをそれぞれ有し、
前記ランプハウジングには前記灯室の内部に突出され前記冷却ファンから送られる前記冷却風の流動方向を制御する整流用突部が設けられた
車輌用灯具。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記冷却ファンから前記第1の光出射部までの距離が前記冷却ファンから前記第2の光出射部までの距離より大きく設定され、
前記ランプハウジングには前記第1の光出射部と前記冷却ファンの間に前記冷却風を前記第1の光出射部へ向けて誘導する誘導壁部が設けられ、
前記整流用突部が前記冷却ファンと前記誘導壁部の間に位置された
請求項1に記載の車輌用灯具。
【請求項3】
前記誘導壁部の前記第1の光出射部側の端縁が出射部側端縁とされ、
前記整流用突部の先端面が前記誘導壁部に対して傾斜された整流面として形成され、
前記整流面が前記冷却風の流動方向へ行くに従って前記出射部側端縁に近付く方向に傾斜された
請求項2に記載の車輌用灯具。
【請求項4】
前記冷却ファンが前記冷却風を生成する回転羽根と前記回転羽根を保持する保持フレームとを有し、
前記保持フレームには前記回転羽根の周囲に位置された保護壁部が設けられ、
前記保護壁部は前記回転羽根の回転軸方向が幅方向にされ、
前記保護壁部は前記整流用突部側に位置された第1の部分と前記第1の部分以外の第2の部分とから成り前記第1の部分の幅が前記第2の部分の幅より大きくされた
請求項1、請求項2又は請求項3に記載の車輌用灯具。
【請求項5】
前記保持フレームには前記保護壁部の幅方向における端部に連続され前記回転羽根を保護するガード部が設けられ、
前記ガード部が前記第2の部分側にのみ位置された
請求項4に記載の車輌用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は複数の光出射部と光出射部の温度上昇を抑制するための冷却ファンとを備えた車輌用灯具についての技術分野に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車輌用灯具には、透光カバーとランプハウジングによって構成された灯具外筐の内部に複数の光出射部が配置され、それぞれの光出射部から光が出射される構成にされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された車輌用灯具は車輌用前照灯として設けられ、左右方向に並ぶ複数の光出射部(特許文献1においては「灯具」として示されている。)からそれぞれ光が出射される構成にされている。光の出射時には各光出射部において熱が発生するため、各光出射部の温度上昇を抑制する一つの冷却ファン(特許文献1においては「送風機」として示されている。)が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-46788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、複数の光出射部を有する車輌用灯具においては、光の出射時における各光出射部の温度上昇を抑制して光の適正な出射状態を確保する必要があるが、例えば、各光出射部毎にそれぞれ冷却ファンが設けられる構成にされると小型化を図ることができないと共に製造コストの高騰を来すおそれがある。
【0006】
そこで、特許文献1に記載された車輌用灯具のように、一つの冷却ファンによって全ての光出射部の温度上昇が抑制されることにより小型化及び製造コストの低減を図ることが可能になるが、一つの冷却ファンが設けられた場合においては、複数の光出射部と冷却ファンの位置関係等に拘わらずそれぞれの光出射部に対する十分な送風状態が確保されることが望ましい。
【0007】
そこで、本発明車輌用灯具は、小型化及び製造コストの低減を図った上で複数の光出射部に対する十分な送風状態を確保することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る車輌用灯具は、開口を有するランプハウジングと、前記開口を閉塞する状態で灯室を形成する透光カバーと、少なくとも第1の光出射部と第2の光出射部を含む複数の光出射部と、冷却風を送る冷却ファンとを備え、複数の前記光出射部は光を出射する光源と前記光の出射時に発生する熱を放出するヒートシンクとをそれぞれ有し、前記ランプハウジングには前記灯室の内部に突出され前記冷却ファンから送られる前記冷却風の流動方向を制御する整流用突部が設けられたものである。
【0009】
これにより、ランプハウジングに設けられた整流用突部によって冷却ファンから送られる冷却風の流動方向が制御されて複数の光出射部へ向けて冷却風が送られる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ランプハウジングに設けられた整流用突部によって冷却ファンから送られる冷却風の流動方向が制御されて複数の光出射部へ向けて冷却風が送られるため、小型化及び製造コストの低減を図った上で複数の光出射部に対する十分な送風状態を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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