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公開番号
2024118731
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-02
出願番号
2023025173
出願日
2023-02-21
発明の名称
車両用灯具
出願人
スタンレー電気株式会社
代理人
主分類
F21S
43/237 20180101AFI20240826BHJP(照明)
要約
【課題】複数の導光棒を並べた導光体を発光部とする車両用灯具においては、斜め方向から観視したときに暗部が見えることがあった。暗部の発生を抑制した車両用灯具を提供する。
【解決手段】
所定方向に延びた少なくとも3本以上の複数の導光棒を備えた導光体と、前記複数の導光棒の各々に対応して、長手方向一端の入射面から前記導光棒に入光し、前記導光棒の長手方向他端に向かって導光される光を発光する光源とを備えた車両用灯具である。複数の導光棒は長手方向と直交する方向の断面形状を、出光面である第1面が外側に向かって凸の円弧上としそれが連なっている。最も外側に位置する導光棒は、隣接する導光棒と連結していない反対側に水平方向に延びる接続面を設ける。これにより最外側に鋭角部が形成されずに、暗部の発生が抑制される。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
所定方向に延びた少なくとも3本以上の複数の導光棒を備えた導光体と、
前記複数の導光棒の各々に対応して、長手方向一端の入射面から前記導光棒に入光し、前記導光棒の長手方向他端に向かって導光される光を発光する光源と、を備え、
前記導光棒の外周面は、正面側に配置される第1面と、その反対側の背面側に配置される第2面と、前記第1面と前記第2面の間に配置されるとともに前記第2面の側縁から延びる第3面および第4面を含み、
前記第1面は、前記長手方向に直交する平面による断面が正面側に向かって凸の半円形状を基調とする面であり、
前記第2面は、前記棒状導光体内を導光される前記光源からの光を前記第1面から出射させるとともに前記長手方向他端側に向かって導光するために光の反射角を制御する光制御面であり、
前記導光棒の前記長手方向に直交する平面による断面において、前記第2面の大きさは、前記第1面の大きさよりも小さいものとされ、
前記第3面および前記第4面は、前記長手方向に直交する平面による断面において、前記第2面の側縁から前記正面側向かって拡開する形状とされ、
前記複数の導光棒は、前記長手方向に直交する方向に並んだ状態で連結部を介して連結して、全体として前記長手方向に延びる板状の導光体を形成しており、
前記連結部は、前記導光棒の前記長手方向に直交する平面による断面が、前記第3面および/または前記第4面と前記第1面との間で隣接する他の導光棒と連結する領域であり、
前記導光体は、前記長手方向に直交する平面による断面において最も外側に位置する導光棒は、前記連結部と反対側に位置する外周面において、前記第1面と前記第3面の間または前記第1面と前記第4面との間を接続する接続面が形成されており、
前記接続面は、前記長手方向に直交する平面による断面において、前記第1面の中心部と前記第2面の中心部とを結んだ仮想中心線と平行方向に延びて、当該接続面から前記導光体内を導光してきた光の一部を外部に出射する出射面として機能する車両用灯具。
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【請求項2】
前記車両用灯具は、さらに非透過性材料からなるケース部材を備え、
前記導光体は、前記接続面が前記ケース部材の内面と対向して近接して配置されるとともに、正面視において前記接続面が下側となるように配置され、
前記ケース部材の前記接続面と対向する内面は、前記接続面から出射した前記光源からの光を拡散するように反射する反射面である請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記光源は、前記複数の導光棒の夫々の入射面に対向する位置するように少なくとも3個以上のLED光源を有し、
前記光源は、異なる発光色を出光可能なLED光源を含んで、基板の一方の表面側に並べて配置されており、
前記基板は、前記ケース部材または前記導光体に固定されている請求項1または請求項2に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関し、特に、出射面を円弧状とした複数の導光棒を一体化した導光体を用いた車両用灯具に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より発光ダイオード(Light Emission Diode;LED)等の光源と、棒状や板状の導光部材とを組み合わせた車両用灯具が知られている。(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
【0003】
特許文献1には、1枚の板状導光部材の縁に第1の棒状導光部材及び第2の棒状導光部材が一体的に繋がって形成された導光体と、2本の棒状の導光部材の端面近傍に配置されたLED光源と、を備える車両用灯具が開示されている。一方の棒状導光部材は、その棒状導光部内を導光された光を板状導光部側に向けるレンズカットを設け、板状導光部に光出射面側に向ける複数の線状のレンズカットを設けて板状導光部から均一な発光が得られるようにしている。
【0004】
また、特許文献2に記載の車両用灯具は、第1の棒状導光部材と、第2の棒状導光部材と、第1の棒状導光部材及び第2の棒状導光部材の間に配置され第1の棒状導光部材と一体化された板状導光部材と、を含む導光体を開示する。第1の棒状導光部材および第2の棒状導光部材のそれぞれの端部に配置したLED光源から光を棒状導光部材に入光し、第1の棒状導光部材の内部を導光する光の一部が板状導光部材の内部に導光され、第1の棒状導光部材のみでなく板状導光部材からも出光するようにしている。さらに、第2の棒状導光部材は、第1の棒状導光部材および板状導光部材と別体に形成され、板状導光部材の末端から出射した光が第2の棒状導光部材に入射するように構成されている。また、第1の棒状導光部材及び第2の棒状導光部材は、延在方向に対してイチョウ形の断面を有する棒状の導光部材としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-055992号公報
特開2022-188489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の特許文献1の車両用灯具では、2つの棒状導光部材の端面に設けたLED光源を点灯させると、板状導光部から出光する一方の棒状導光部材からの光と、他方の棒状導光部材から出光する光が観視され、一方の棒状導光部材から直接外部に出射される光は殆ど観視されずに一方の棒状導光部材が暗くなる。
【0007】
上記の特許文献2の車両用灯具では、板状導光部材と第2の棒状導光部材とが互いに分離されているため、板状導光部材と第2の棒状導光部材とが一体的に形成されている構成に比較して板状導光部材と第2の棒状導光部材との境界箇所で発生し得る漏れ光を発生させず、第2の棒状導光部材に求められる出射光の配光性能を満足することができる。しかしながら、板状導光部材と第2の棒状導光部材とが一体的に形成されていない構成のため、その間隙は暗くなる。
【0008】
こうした背景から、棒状導光部材を複数用いた導光部材において、暗くなる部分が観察されない車両用灯具が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る一態様は、[1]所定方向に延びた少なくとも3本以上の複数の導光棒を備えた導光体と、
前記複数の導光棒の各々に対応して、長手方向一端の入射面から前記導光棒に入光し、前記導光棒の長手方向他端に向かって導光される光を発光する光源と、を備え、
前記導光棒の外周面は、正面側に配置される第1面と、その反対側の背面側に配置される第2面と、前記第1面と前記第2面の間に配置されるとともに前記第2面の側縁から延びる第3面および第4面を含み、
前記第1面は、前記長手方向に直交する平面による断面が正面側に向かって凸の半円形状を基調とする面であり、
前記第2面は、前記棒状導光体内を導光される前記光源からの光を前記第1面から出射させるとともに前記長手方向他端側に向かって導光するために光の反射角を制御する光制御面であり、
前記導光棒の前記長手方向に直交する平面による断面において、前記第2面の大きさは、前記第1面の大きさよりも小さいものとされ、
前記第3面および前記第4面は、前記長手方向に直交する平面による断面において、前記第2面の側縁から前記正面側向かって拡開する形状とされ、
前記複数の導光棒は、前記長手方向に直交する方向に並んだ状態で連結部を介して連結して、全体として前記長手方向に延びる板状の導光体を形成しており、
前記連結部は、前記導光棒の前記長手方向に直交する平面による断面が、前記第3面および/または前記第4面と前記第1面との間で隣接する他の導光棒と連結する領域であり、
前記導光体は、前記長手方向に直交する平面による断面において最も外側に位置する導光棒は、前記連結部と反対側に位置する外周面において、前記第1面と前記第3面の間または前記第1面と前記第4面との間を接続する接続面が形成されており、
前記接続面は、前記長手方向に直交する平面による断面において、前記第1面の中心部と前記第2面の中心部とを結んだ仮想中心線と平行方向に延びて、当該接続面から前記導光体内を導光してきた光の一部を外部に出射する出射面として機能する車両用灯具、である。
【0010】
上記発明によれば、前記導光体は、前記長手方向に直交する平面による断面において最も外側に位置する導光棒は、前記連結部と反対側に位置する外周面において、前記第1面と前記第3面の間または前記第1面と前記第4面との間を接続する接続面が形成されている。接続面は、前記第1面の中心部と前記第2面の中心部とを結んだ仮想線と平行方向に延びている。接続面は長手方向に直交する平面による断面において、接続面から導光体内を導光してきた光を外部に出射する。それゆえ、最も外側に位置する導光棒を、その外側と反対の外側に位置する導光棒の側から斜め方向から観視したときに、暗部が生じにくくなる。すなわち、車両用灯具の発光面の均一性をより一層高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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