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公開番号
2024126597
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023035080
出願日
2023-03-07
発明の名称
車両用安全補助装置
出願人
個人
,
個人
代理人
個人
主分類
F21S
43/243 20180101AFI20240912BHJP(照明)
要約
【課題】 周囲の交通参加者に対し、方向指示の灯火類の死角が無く、しかも周囲の交通参加者に対し、ドライバーの意思をより正確に伝達し、誤解やトラブルの発生を防止する技術を提供する。
【解決手段】 中央制御部4を有して車両Mに設置されたコントロールユニット2と、車両Mの前後左右端の四角の既存のランプに一体化、及び/又は、その周囲の少なくとも何れか一方に設けられた新設ランプNLPと、ボディーの左側の新設ランプNLPから、同ボディーの右側に向けて発光するよう突出された左折用の発光凸部TPと、ボディーの右側の新設ランプNLPから、同ボディーの左側に向けて発光するよう突出された右折用の発光凸部TPと、当該コントロールユニット2は閉路検知手段CSを有し、該コントロールユニット2は、中央制御部4が、車両Mの灯火器の点灯動作に、各新設ランプNLPを同期して点灯するよう制御するものとされた車両用安全補助装置1である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の起動に連動して電力を供給する電源部、該電源部からの電力を受けて起動する中央制御部を有して車両に設置されたコントロールユニットと、
車両のボディーの前後左右端の四角の既存のランプに一体化、及び/又は、その周囲の少なくとも何れか一方に設けられた新設ランプと、
ボディーの左側の新設ランプの少なくとも何れか1個から、同ボディーの右側に向けて発光するよう同ボディーより突出された左折用の発光凸部と、
ボディーの右側の新設ランプの少なくとも何れか1個から、同ボディーの左側に向けて発光するよう同ボディーより突出された右折用の発光凸部と、
を備え、
当該コントロールユニットは、車両の灯火器のスイッチ回路の開閉を検知する閉路検知手段を有し、
該コントロールユニットは、中央制御部が、車両の灯火器の点灯動作に、各新設ランプおよび各発光凸部を同期して点灯するよう制御するものとされたことを特徴とする車両用安全補助装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記コントロールユニットの中央制御部に接続された記憶部と、
同コントロールユニットに接続された運転席入力手段と、
該コントロールユニットに接続され、車両に対し後方に向けて設けられた車外画像表示手段と、
を備え、
当該運転席入力手段が、「ありがとう」「バック駐車」および「Uターン」の少なくとも何れか1つに対応する表示スイッチを有し、
当該記憶部に、各表示スイッチに応じた文字及び/又は画像の車外メッセージ情報が記録されており、
当該コントロールユニットが、当該運転席入力手段の表示スイッチに操作を受けた場合に、当該記憶部に記録された文字情報及び/又は画像情報から該当する車外メッセージ情報を取得し、当該車外画像表示手段に表示するものとされた、請求項1記載の車両用安全補助装置。
【請求項3】
前記コントロールユニットに接続された、内蔵または外部の加速度センサーと、
該コントロールユニットに設けられ、ブレーキランプのスイッチ回路の開閉を検知する閉路検知手段と、
前記記憶部に記録され、制動の重力加速度の閾値、および、急制動の場合に車外画像表示手段に表示する文字及び/又は画像の車外メッセージ情報と、
ブレーキランプが点灯された場合に、加速度センサーの検出値が該記憶部に記録された閾値を超えたか否か判断する急ブレーキ判定手段と、
該急ブレーキ判定手段が閾値を超えたと判断した場合に、当該記憶部に記録された車外メッセージ情報を車外画像表示手段に表示する車外メッセージ表示手段と、
を備え、
当該閾値が0.2乃至5Gの何れかとされた請求項2記載の車両用安全補助装置。
【請求項4】
前記コントロールユニットに接続された車室内音声出力手段および運転席画像表示手段と、
該コントロールユニットに接続され、無線回線を経由して外部情報を取得する外部情報取得手段と、
当該運転席画像表示手段に自動運転レベルの設定画面を表示し、当該運転席入力手段からの設定入力を受け、入力された自動運転レベルを前記記憶部に記録し、自動運転レベルを判別する自動運転レベル判別手段と、
該自動運転レベル判別手段の判別に従い、自動運転レベルに応じた運転前メッセージの音声データ、及び、運転前メッセージの画像データの少なくとも一方を出力する車内メッセージ再生手段と、
を備え、
該車内メッセージ再生手段は、当該記憶部に記録された自動運転レベルが0乃至2の場合、当該記憶部に記録された運転前メッセージ、及び、運転前メッセージの画像データの少なくとも一方を再生し、
同自動運転レベルが3乃至5の場合、当該外部情報取得手段が取得した運転前メッセージの音声データとしての外部情報の音声データ、及び、運転前メッセージの画像データとしての外部情報の画像データの少なくとも一方を再生するものとされた、請求項3記載の車両用安全補助装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車運転の安全性を高める装置であり、特に、誤操作や交通違反、他車との相互理解の不足などによって発生するトラブルなどを未然に防止する安全運転の改善技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動車事故の原因として多く見られるのが、アクセルとブレーキの踏み間違えや、一方通行路の逆進入及び逆走、前進とバックのギヤのセット間違いなど、特に、高齢者の動作や安全運転に対する意識の衰え、緊急時の誤った判断などに起因した事故が多発している。
【0003】
また、若者については、煽り運転によるトラブルが多いが、煽り運転の原因は被害者がわにも何等かの原因がある場合も想定される。例えば、それは被害者の何気ない運転行動に関係することがあり得る。何気ない追い越し運転、何気ないクラクション、何気ないブレーキ操作等、加害者となるドライバーにとって驚き、スピードの煽り、いたずら運転等に捉えられることも否定できない。それらの運転行動に対して、人によって想定される思考の捉えられ方の違いを無視できない。ドライバーは、周囲の交通参加者との意思の伝達手段が少ないという問題がある。
【0004】
さらに、自動車の自動運転技術が進み、ドライバーが運転する車両と、自動運転車両とが混在する交通状況では、従前まで行われてきた感謝の意思を表すハザードランプなど、自動運転車を走行させるAI(artificial intelligence)などには、危険を知らせるものと理解される虞があり、このような不明確な灯火器類の使用は、今後、交通安全上の課題となって来ることが予想される。
【0005】
このような不明瞭な灯火器類の使用を回避するものとして、本願出願人は、外部モニターへのより明確且つ詳細な表示が不可欠になって来るものと予想している。
【0006】
こうした現状の中、交通事故やトラブルを防止する技術として、自動車を発進させる前に、搭乗者に対し、経由する道路の渋滞情報や、目的地への到着時刻などを知らせる技術や、走行中に急カーブや運転のふらつきなどを警告する技術などが実用化されている。
【0007】
例えば、特許文献1(特開2005-331282号公報)には、年令情報検出部は、カードキーに記憶されている個人データから、ドライバーの年令を検出する。情報提供ECU(Electronic Control Unit)は、一時停止交差点に進入する場合において、車速などから安全性を確認し、十分安全でないと判断した場合には、スピーカーから警告音声を出力する。そして、この判定のタイミングをドライバーの年令が高い場合に、交差点から遠目のタイミングで行うものとした情報提供装置が示されている。
【0008】
また、特許文献2(特許第7101161号公報)には、自車両の周辺状況を認識する認識部と、前記認識部により認識された前記周辺状況に基づいて前記自車両の操舵及び加速度のうち少なくとも一方を制御する走行制御部と、前記走行制御部による制御に基づく前記自車両の動作を、前記認識部により認識された交通参加者に対して報知する外部報知部と、前記外部報知部によって前記交通参加者に対して行った報知の内容を前記自車両のドライバーに対しても報知する内部報知部と、前記認識部によって前記自車両の周辺に前記交通参加者を検知した場合は前記外部報知部によって当該交通参加者に対して前記自車両の動作を報知し、且つ前記ドライバーに対しては当該外部報知部の報知の内容を前記内部報知部によって報知し、その後、前記認識部によって前記自車両の周辺から当該交通参加者を検出しなくなった場合は前記交通参加者に対する前記外部報知部による報知を中止し、且つ前記内部報知部による前記ドライバーに対する報知は第1報知から第2報知に切り換える報知制御部とを備えている車両制御装置が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2005-331282号公報
特許第7101161号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、前記特許文献1の情報提供装置は、ドライバーの年齢が高い場合に、一時停止交差点に進入する際に、交差点から遠目のタイミングで警告音声を出力するものとしており、特段の心構えもなく走行を開始し、走行中に危険が差し迫った時に、急に警告音声が発せられるものとなっているから、特に高齢者などは、驚いたり、混乱したりしてブレーキやアクセルの誤操作や、逆走などに至ってしまうことが懸念されるものであった。
(【0011】以降は省略されています)
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