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公開番号
2025057009
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166608
出願日
2023-09-28
発明の名称
装飾体の装着構造および装飾体
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
F21S
8/04 20060101AFI20250402BHJP(照明)
要約
【課題】天井に取付けられた天井器具の大きさ・形状・材質に拘わらず、装飾体を容易に装着することができる汎用性が高い装着構造および装飾体を提供すること。
【解決手段】天井器具に装飾体を装着させる装着構造において、天井器具10と天井面13との隙間に、3つ以上に分離された装着片31をなす嵌装部34を挿し込み、保持手段をなす筋状体40又は細幅体により装着片31を天井器具10の周囲に環状に保持させるようにした。そして、装着片又は保持手段に備えられた被装着部35に、装飾体をなす装着部22を磁力等により容易に装着できるようにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
天井器具に装飾体を装着させる装着構造において、
3つ以上に分離された装着片と、前記装着片の装着状態を保持する保持手段と、前記装飾体の装着手段とを含んだ装着構造であって、
前記装飾体が、装着部を有し、前記装着片と前記保持手段の少なくともいずれかに被装着部が備えられ、
前記装着片は、薄板が屈曲されてなり、薄板先端部がなす嵌装部と、保持手段を係止させる係止部とを備え、装飾体を装着させる前記被装着部として機能し、
前記装着片が、前記嵌装部を天井面と天井器具との隙間に嵌装させて、前記天井器具の周囲に分散して環状に配設され、
前記保持手段が、筋状体又は細幅体の少なくともいずれかとされ、
前記保持手段が、前記係止部に係止されて、前記装着片を前記天井器具の周囲に環状に保持させ、
前記装着手段が、前記装着部を前記被装着部に装着させる、
ことを特徴とする装着構造。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記筋状体が、環状をなすシリコンゴム紐、又は戻り留め手段を有する環状紐のいずれかとされている、
ことを特徴とする請求項1に記載の装着構造。
【請求項3】
前記細幅体が、磁性体からなり、前記被装着部として機能される、
ことを特徴とする請求項1に記載の装着構造。
【請求項4】
前記装着手段が、引寄せ手段、吊下げ手段、係合手段のいずれかとされ、
前記引寄せ手段が、前記被装着部と前記装着部とを磁力により引寄せさせ、
前記吊下げ手段が、前記装着部に付設された紐により前記装着部を前記被装着部に吊下げ、
前記係合手段が、前記被装着部又は前記装着部の少なくともいずれかに備えられた係合片により、前記装着部を前記被装着部に係合させる、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の装着構造。
【請求項5】
前記薄板が、向い合う2つの面を含むように屈曲され、
前記2つの面の一方が前記嵌装部とされ、前記2つの面の他方が前記被装着部とされ、
前記嵌装部に、前記筋状体を係止させる係止部が備えられている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の装着構造。
【請求項6】
前記薄板が、前記嵌装部から屈曲されて垂下された係止部を備え、更に外径方向に屈曲されて延びる被装着部を備えている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の装着構造。
【請求項7】
前記薄板が、屈曲容易な金属薄板からなり、
前記嵌装部に連なって屈曲可能部を備え、
前記屈曲可能部のいずれかの位置で下方に屈曲されて屈曲部とされ、
前記屈曲部に、内径方向に凸に湾曲させた係止部が形成され、
前記係止部の先方が、前記被装着部とされている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の装着構造。
【請求項8】
装飾体であって、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の前記装着構造を備えている、
ことを特徴とする装飾体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天井に取付けられた天井器具に装飾体を、容易に装着することができる汎用性が高い装着構造および装飾体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【0002】
詳細には、天井に取付けられているダウンライト、換気ファン等の天井器具の鍔部と天井面との間に、薄板からなる複数の装着片を挿し込んでおいてから、装着片に装飾体を装着させる装着構造に関する。より詳細には、天井器具を取り外さなくても、天井器具を取付けたままで簡単に装飾体を着脱することができる装着構造および装飾体に関する。
【0003】
具体的には、装飾体は光を散乱させ光環境を向上させる透光性の樹脂片等、光を透過させて季節感を向上させる着色した膜体等限定されない。また、特定の趣向により室内装飾がされている部屋、例えばテーマパークや忍者屋敷等の部屋の雰囲気を損なわないように、換気器具等を隠す膜体等であってもよい。
【背景技術】
【0004】
天井面に埋め込まれて天井器具の直下を照明するダウンライトの装飾性を向上させる技術がある。特許文献1には、ダウンライトの化粧枠に、補助照明装置を着脱可能に装着させる技術が開示されている。特許文献1に記載の補助照明装置は、発光手段と透光性を有するカバーと、断面コの字形状の薄板からなる留め具とを含み、留め具の一端が化粧枠の孔と天井面との隙間に挿し込まれるとされている。
【0005】
そして、留め具の他端をカバーの外縁部に形成させたスリット状の孔に挿し込んで、発光手段を有するカバーを化粧枠に装着させるとされている。断面コの字形状の薄板の二つの端片を、天井面とダウンライトとの隙間と、カバーの孔とに挿し込んで、更に、発光手段の電源工事をすることにより装着されるとしている。
【0006】
この技術によれば、カバーをダウンライトにあてがって位置合わせをしてから、孔と前記隙間にカバーの側方からコ字形状の薄板を挿し込む必要があるため、作業が煩雑で、電源工事も必要であるため、形態が異なるダウンライト等に適用できず汎用性がないという課題があった。
【0007】
特許文献2には、ダウンライトの鍔部の形状・大きさを変更させ、ダウンライトのデザインを容易に変更させるとする技術が開示されている。この技術によれば、鍔部と天井面との隙間にリング又は円弧状に形成された薄板からなる支持部材の周囲の差込部を挿し込んで、支持部材に形成された孔に装飾部材のピンを係合させてダウンライトの鍔部の上に装飾部材を重ねて、デザイン変更するとされている。
【0008】
特許文献2に記載の技術によれば、支持部材の孔に装飾部材のピンを係合させればよいため、ダウンライトのデザインを容易に変更することができる。しかし、ダウンライトの大きさ、形状に適合した支持部材を、予めダウンライトに取付けておく必要があり、汎用性がなく、また、取付けた装飾部材を取り外す際に、係合部のピンが外れず、ダウンライト本体も破損させてしまう可能性があった。
【0009】
また、リング状の支持部材を、磁力により既設のダウンライトの鍔部に付着させてもよいとされているが、既設のダウンライトの鍔部がアルミダイカスト製、樹脂製等である場合には、磁力により支持部材が取り付けられず、汎用性がないという課題があった。
【0010】
特許文献3には、化粧枠を取付けた照明装置の技術が開示されている。照明装置は、ダウンライト照明器具の周囲の鍔部を覆うように化粧枠を取付けている。化粧枠は、鍔部を格納する凹部を備え、凹部にダウンライトの鍔部を格納させ、凹部の周囲の内方の3か所から、長形の金属片からなる保持部材を回転させて、鍔部に係止させるとしている。
(【0011】以降は省略されています)
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