TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025032542
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023137859
出願日2023-08-28
発明の名称車両用前照灯
出願人市光工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 41/265 20180101AFI20250305BHJP(照明)
要約【課題】ロービームの車幅方向外側への拡散角度を拡大させることができる車両用前照灯を提供する。
【解決手段】車両用前照灯1は、光源部12と、光源部12から出射された光を車両前方側に反射するリフレクタ13と、リフレクタ13の反射光により車両前方にロービームの主配光パターンを投影する投影レンズ101と、リフレクタ13の反射光を投影レンズ101の裏面の車幅方向内側に反射する反射部131と、投影レンズ101の裏面の車幅方向内側に設けられ、反射部131の反射光を主配光パターンよりも車幅方向外側の投影領域に向けて反射するプリズム103とを備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1光源部と、
前記第1光源部から出射された光を車両前方側に反射するリフレクタと、
前記リフレクタの反射光により車両前方にロービームの配光パターンを投影する第1投影レンズと、
前記リフレクタの反射光を前記第1投影レンズの裏面の車幅方向内側に反射する反射部と、
前記第1投影レンズの裏面の車幅方向内側に設けられ、前記反射部の反射光を前記配光パターンよりも車幅方向外側の投影領域に向けて反射するプリズムと
を備える車両用前照灯。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
複数の前記プリズムが、車幅方向に並べて配置されており、
車幅方向外側の前記プリズムの反射光の投影領域が、車幅方向内側の前記プリズムの反射光の投影領域よりも車幅方向外側に位置するように、複数の前記プリズムのそれぞれの反射面の角度が設定されている請求項1に記載の車両用前照灯。
【請求項3】
前記反射部は、単一の反射面を備え、
複数の前記プリズムが、車幅方向に並べて配置されており、
前記単一の反射面の反射光が、車幅方向外側の前記プリズムと車幅方向内側の前記プリズムとに入射するように、複数の前記プリズムのそれぞれの頂点の位置が設定されている請求項1又は2に記載の車両用前照灯。
【請求項4】
前記第1光源部より車幅方向内側に配された第2光源部と、
前記第2光源部から出射された光により車両前方にハイビームパターンを投影する第2投影レンズと
を備え、
前記プリズムは、前記第1投影レンズと前記第2投影レンズとの境界に設けられている請求項1又は2に記載の車両用前照灯。
【請求項5】
前記第1投影レンズの裏面は、車両後方側に凸であり、
前記プリズムは、前記第1投影レンズの裏面と連なるように形成されている請求項1又は2に記載の車両用前照灯。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用前照灯に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
発光素子と、発光素子からの光を前方へ向けて反射させるリフレクタとを備える複数の灯具ユニットが車幅方向に並んだ車両用灯具として、リフレクタの反射光の光量を十分に確保し灯具全体としての照射光量を十分に確保することを目的として、反射部を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の車両用灯具では、他の灯具ユニットの発光素子からの光を反射部で前方へ向けて反射させることにより、リフレクタの反射光の光量を増加させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6180794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ロービーム用の車両用前照灯には、車幅方向外側への拡散角度を拡大させるニーズがある。例えば、左側通行の車両の右側の車両用前照灯には、右側への拡散角度を拡大させ、左側通行の車両の左側の車両用前照灯には、左側への拡散角度を拡大させるニーズがある。それに対して、特許文献1に記載の車両用灯具では、リフレクタの反射光の光量の増加には対応しているものの、車幅方向外側への拡散角度の拡大には対応していない。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑み、ロービームの車幅方向外側への拡散角度を拡大させることができる車両用前照灯を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両用前照灯は、第1光源部と、前記第1光源部から出射された光を車両前方側に反射するリフレクタと、前記リフレクタの反射光により車両前方にロービームの配光パターンを投影する第1投影レンズと、前記リフレクタの反射光を前記第1投影レンズの裏面の車幅方向内側に反射する反射部と、前記第1投影レンズの裏面の車幅方向内側に設けられ、前記反射部の反射光を前記配光パターンよりも車幅方向外側の投影領域に向けて反射するプリズムとを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ロービームの車幅方向外側への拡散角度を拡大させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示す平面図である。
図2は、図1の車両用前照灯を示す正面図である。
図3は、図1及び図2の車両用前照灯を示す右側面図である。
図4は、図2の4-4断面図である。
図5は、図2の5-5断面図である。
図6は、図2の6-6断面図である。
図7は、ロービームユニットの主光路を示す断面図である。
図8は、ロービームユニットの副光路を示す断面図である。
図9は、車両前方の仮想のスクリーンに投影されるロービームの主配光パターンを示す図である。
図10は、第1プリズムの反射光により車両前方の仮想のスクリーンに投影されるロービームの副配光パターンを示す図である。
図11は、第2プリズムの反射光により車両前方の仮想のスクリーンに投影されるロービームの副配光パターンを示す図である。
図12は、第3プリズムの反射光により車両前方の仮想のスクリーンに投影されるロービームの副配光パターンを示す図である。
図13は、第4プリズムの反射光により車両前方の仮想のスクリーンに投影されるロービームの副配光パターンを示す図である。
図14は、車両前方の仮想のスクリーンに投影されるロービームの配光パターンを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用される。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用前照灯1を示す平面図である。図2は、図1の車両用前照灯1を示す正面図である。図3は、図1及び図2の車両用前照灯1を示す右側面図である。これらの図に示す車両用前照灯1は、車両右側の前照灯であり、ロービームの配光パターンとハイビームの配光パターンとを主に車両前方に照射する。特に本実施形態の車両用前照灯1は、ロービームの車幅方向外側への拡散角度を拡大させる機能を備える。なお、車両右側の前照灯を本発明の一実施形態として説明するが、ロービームの車両前方左側への拡散角度を拡大させる機能を備える車両左側の前照灯を本発明の一実施形態とすることも可能である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

市光工業株式会社
車両用灯具
4日前
市光工業株式会社
車両用灯具
2日前
市光工業株式会社
車両用前照灯
1か月前
市光工業株式会社
配光可変型前照灯
2日前
個人
LED光源基盤
1か月前
瀧住電機工業株式会社
ダクトレール
1か月前
国楽(香港)有限公司
照明器具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4日前
株式会社オカムラ
間仕切り装置
1か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
15日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
11日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
10日前
常盤電業株式会社
表示機
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
25日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
シャープ株式会社
照明装置
25日前
株式会社大林組
照明
2か月前
シャープ株式会社
照明装置
5日前
チームラボ株式会社
照明装置
18日前
市光工業株式会社
車両用灯具
2か月前
スタンレー電気株式会社
車両用灯具
25日前
市光工業株式会社
車両用前照灯
1か月前
株式会社小糸製作所
乗物用灯具
1か月前
豊田合成株式会社
発光エンブレム
2か月前
東芝ライテック株式会社
照明装置
18日前
誠屏科技股ふん有限公司
光源モジュール
29日前
東芝ライテック株式会社
照明装置
1か月前
矢崎総業株式会社
照明装置
2か月前
矢崎総業株式会社
照明装置
2か月前
東芝ライテック株式会社
照明装置
11日前
東芝ライテック株式会社
照明装置
3日前
東芝ライテック株式会社
照明器具
4日前
東芝ライテック株式会社
照明装置
9日前
東芝ライテック株式会社
照明装置
4日前
続きを見る