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公開番号
2024134838
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023045241
出願日
2023-03-22
発明の名称
車両用灯具
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
個人
主分類
F21S
41/43 20180101AFI20240927BHJP(照明)
要約
【課題】ロービーム用配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、対向車ドライバ等に対するグレア防止を図った上で、車両前方走行路の遠方視認性向上を図る。
【解決手段】光源と投影レンズとの間にシェードが配置された構成とすることにより、ロービーム用配光パターンPLのカットオフラインとして、下段カットオフラインCL1と上段カットオフラインCL2とが傾斜部CL3を介して繋がれた段付カットオフラインCLを形成するようにする。その際、傾斜部CL3の傾斜角度が、傾斜部CL3の上部領域よりも下部領域において小さくなるように、シェードの形状を設定する。このように傾斜部CL3の上部領域の傾斜角度を大きくすることにより、対向車ドライバや前走車ドライバ等に対するグレア防止を図るとともに、傾斜部CL3の下部領域の傾斜角度を小さくすることにより、車両前方走行路の遠距離領域の視認性向上を図る。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ロービーム用配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、
投影レンズと、上記投影レンズの後側焦点よりも灯具後方側に配置された光源と、上記光源と上記投影レンズとの間に配置された状態で、上記ロービーム用配光パターンのカットオフラインを形成するために上記光源からの出射光の一部を遮光するシェードとを備えており、
上記シェードは、上記カットオフラインとして下段カットオフラインと上段カットオフラインとが傾斜部を介して繋がれた段付カットオフラインを形成するように構成されており、
上記傾斜部の傾斜角度が上記傾斜部の上部領域よりも下部領域において小さくなるように、上記シェードの形状が設定されている、ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
上記傾斜部の傾斜角度が上記傾斜部の上端縁から下端縁へ向けて徐々に小さくなるように、上記シェードの形状が設定されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
【請求項3】
上記傾斜部の下端縁が上記下段カットオフラインと滑らかに繋がるように、上記シェードの形状が設定されている、ことを特徴とする請求項2記載の車両用灯具。
【請求項4】
上記光源を上方側から覆うように配置された状態で上記光源からの出射光を上記投影レンズへ向けて反射させるリフレクタを備えており、
上記シェードは、上記リフレクタで反射した上記光源からの出射光の一部を遮光するように構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項5】
上記シェードは、上記リフレクタからの反射光を上記投影レンズへ向けて上向きに反射させる上向き反射面を備えており、上記上向き反射面の前端縁において上記段付カットオフラインを形成するように構成されている、ことを特徴とする請求項4記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、ロービーム用配光パターンを形成するように構成された車両用灯具に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、ロービーム用配光パターンを形成するための車両用灯具として、投影レンズと、その後側焦点よりも灯具後方側に配置された光源と、これらの間に配置された状態で、ロービーム用配光パターンのカットオフラインを形成するために光源からの出射光の一部を遮光するシェードとを備えたものが知られている。
【0003】
「特許文献1」には、このような車両用灯具において、上記カットオフラインとして下段カットオフラインと上段カットオフラインとが傾斜部を介して繋がれた段付カットオフラインを形成するように構成されたものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-183056号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような車両用灯具からの照射光によって形成される段付カットオフラインとして、その傾斜部の傾斜角度を大きい値に設定すれば、対向車ドライバ等に対するグレア防止を図ることが可能となるが、車両前方走行路の遠距離領域の視認性が低下してしまう。
【0006】
一方、傾斜部の傾斜角度を小さい値に設定すれば、車両前方走行路の遠距離領域の視認性向上を図ることは可能となるが、対向車ドライバ等に対するグレア防止を図りにくくなってしまう。
【0007】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ロービーム用配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、対向車ドライバ等に対するグレア防止を図った上で、車両前方走行路の遠方視認性向上を図ることができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明は、シェードの形状に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0009】
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
ロービーム用配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、
投影レンズと、上記投影レンズの後側焦点よりも灯具後方側に配置された光源と、上記光源と上記投影レンズとの間に配置された状態で、上記ロービーム用配光パターンのカットオフラインを形成するために上記光源からの出射光の一部を遮光するシェードとを備えており、
上記シェードは、上記カットオフラインとして下段カットオフラインと上段カットオフラインとが傾斜部を介して繋がれた段付カットオフラインを形成するように構成されており、
上記傾斜部の傾斜角度が上記傾斜部の上部領域よりも下部領域において小さくなるように、上記シェードの形状が設定されている、ことを特徴とするものである。
【0010】
上記「シェード」は、リフレクタからの反射光の一部を遮光することによってロービーム用配光パターンのカットオフラインとして段付カットオフラインを形成するように構成されていれば、その具体的な構成については特に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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