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公開番号2025073700
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184697
出願日2023-10-27
発明の名称車輌用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人テクノピア国際特許事務所
主分類F21S 43/241 20180101AFI20250502BHJP(照明)
要約【課題】 光源から出射される光の利用効率の向上を図る。
【解決手段】 光を出射する光源と、第1の出射面が形成された第1の制御部と第2の出射面が形成された第2の制御部とを有し光源から出射された光を制御するインナーレンズとを備え、インナーレンズに光源から出射された光を第2の制御部へ向けてそれぞれ内面反射する第1の反射面と第2の反射面が形成され、光源から出射される光の各一部が第1の出射光と第2の出射光とされ、第1の出射光と第2の出射光がインナーレンズの内部において交差され、第1の出射光が第2の制御部へ向けて第1の反射面で反射されると共に第2の出射光が第2の制御部へ向けて第2の反射面で反射される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
光を出射する光源と、
第1の出射面が形成された第1の制御部と第2の出射面が形成された第2の制御部とを有し前記光源から出射された光を制御するインナーレンズとを備え、
前記インナーレンズに前記光源から出射された光を前記第2の制御部へ向けてそれぞれ内面反射する第1の反射面と第2の反射面が形成され、
前記光源から出射される光の各一部が第1の出射光と第2の出射光とされ、
前記第1の出射光と前記第2の出射光が前記インナーレンズの内部において交差され、
前記第1の出射光が前記第2の制御部へ向けて前記第1の反射面で反射されると共に前記第2の出射光が前記第2の制御部へ向けて前記第2の反射面で反射される
車輌用灯具。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記第1の反射面と前記第2の反射面が前記第1の出射面を挟んで位置され、
前記第1の反射面と前記第2の反射面が前記第1の出射面に連続して形成された
請求項1に記載の車輌用灯具。
【請求項3】
前記インナーレンズに光をそれぞれ内面反射する第3の反射面と第4の反射面が形成され、
前記第1の反射面で反射された前記第1の出射光と前記第2の反射面で反射された前記第2の出射光とが何れも前記第3の反射面と前記第4の反射面で反射される
請求項1に記載の車輌用灯具。
【請求項4】
前記第2の出射面が所定の方向に離隔して複数形成され、
前記第2の制御部に前記第4の反射面で反射された光を複数の前記第2の出射面へ向けてそれぞれ内面反射する複数の出射用反射面が形成された
請求項3に記載の車輌用灯具。
【請求項5】
前記光源から出射される光が前記第1の制御部に入射され、
前記第1の制御部に入射された光の一部が前記第1の出射面から直射の主配光として出射される
請求項1に記載の車輌用灯具。
【請求項6】
前記第1の制御部には前記光源側に突出された第1の入射用突部と第2の入射用突部が設けられ、
前記第1の入射用突部が前記光源に対向する位置に設けられ、
前記第2の入射用突部が前記第1の入射用突部の周囲に位置された
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の車輌用灯具。
【請求項7】
前記第2の制御部に前記第2の出射面をそれぞれ有する複数の出射用突部が設けられ、
複数の前記出射用突部が光の出射方向側に突出された形状に形成されると共に所定の方向において離隔して位置され、
前記インナーレンズに複数の前記出射用突部を連結する補強壁部が設けられた
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の車輌用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は光源から出射された光がインナーレンズによって制御されて照射される車輌用灯具についての技術分野に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
車輌用灯具には、カバーとランプハウジングによって構成された灯具外筐の内部に光を出射する光源が配置され、光源から出射された光が導光体として用いられたインナーレンズによって所定の方向へ導かれ、インナーレンズの複数の出射面から出射される構成にされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された車輌用灯具においては、光源から出射された光が入射される入光部と入光部の周囲に位置された出光部とが設けられ、入光部から入射された光が複数回内面反射(全反射)されて出光部の所定の各部分から出射される。また、入光部を透過された光が直射光として出射される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-6153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記のような車輌用灯具においては、出光部の所定の各部分から光が出射されると共に入光部からも直射光としての光が出射される。従って、インナーレンズにおける複数の部分から光が出射される構成にされているため、各部から十分な輝度の光を出射させるためにも光源から出射された光を十分に利用することが望まれる。
【0006】
そこで、本発明車輌用灯具は、光源から出射される光の利用効率の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車輌用灯具は、光を出射する光源と、第1の出射面が形成された第1の制御部と第2の出射面が形成された第2の制御部とを有し前記光源から出射された光を制御するインナーレンズとを備え、前記インナーレンズに前記光源から出射された光を前記第2の制御部へ向けてそれぞれ内面反射する第1の反射面と第2の反射面が形成され、前記光源から出射される光の各一部が第1の出射光と第2の出射光とされ、前記第1の出射光と前記第2の出射光が前記インナーレンズの内部において交差され、前記第1の出射光が前記第2の制御部へ向けて前記第1の反射面で反射されると共に前記第2の出射光が前記第2の制御部へ向けて前記第2の反射面で反射されるものである。
【0008】
これにより、第1の反射面で反射される第1の出射光と第2の反射面で反射される第2の出射光とが何れも第2の制御部へ向かう。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、第1の反射面で反射される第1の出射光と第2の反射面で反射される第2の出射光とが何れも第2の制御部へ向かうため、第2の制御部へ向かう光量が多くなり、光源から出射される光の利用効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図2乃至図7と共に本発明車輌用灯具の実施の形態を示すものであり、本図は、車輌用灯具の断面図である。
インナーレンズの斜視図である。
図2とは異なる方向から見た状態で示すインナーレンズの斜視図である。
インナーレンズにおける光入射部の水平断面図である。
エクステンションの斜視図である。
インナーレンズとエクステンションの斜視図である。
光源から出射された光の経路を示す垂直断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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