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公開番号
2025074443
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185241
出願日
2023-10-30
発明の名称
画像照射装置
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
個人
主分類
B60K
35/23 20240101AFI20250507BHJP(車両一般)
要約
【課題】画像生成ユニットによって生成される表示用画像を画像表示部に虚像として映し出すように構成された画像照射装置において、画像生成ユニットからの出射光を画像表示部へ向けて反射させるための反射鏡が大型化しても、その光学的な機能を確保した上で、軽量かつ安価な構成を実現する。
【解決手段】反射鏡40として、画像生成ユニット20からの出射光を反射制御する有効反射領域42と、これを全周にわたって囲む外周縁領域44とを備えた構成とした上で、外周縁領域44を有効反射領域42よりも厚肉で形成する。これにより反射鏡40の重量をさほど増大させずに必要な剛性を確保可能とする。そしてこれにより反射鏡40の変形を抑制して、その光学的な機能を維持可能とする。その上で、第1ハウジング52等による反射鏡40の支持をその外周縁領域44において行う構成とする。これにより有効反射領域42が変形してしまうのを未然に防止する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
画像生成ユニットによって生成される表示用画像を画像表示部に虚像として映し出すように構成された画像照射装置において、
上記画像生成ユニットから出射した光を上記画像表示部へ向けて反射させる反射鏡と、上記反射鏡を支持する反射鏡支持部材とを備えており、
上記反射鏡は、画像生成ユニットからの出射光を反射制御する有効反射領域と、上記有効反射領域を全周にわたって囲む外周縁領域とを備えており、
上記外周縁領域は、上記有効反射領域よりも厚肉で形成されており、
上記反射鏡は、上記外周縁領域において上記反射鏡支持部材に支持されている、ことを特徴とする画像照射装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
上記画像照射装置は、上記虚像として上記画像表示部の下部領域に第1の虚像を映し出すとともに上部領域に第2の虚像を映し出すように構成されており、
上記有効反射領域は、上記第1の虚像の元となる表示用画像を反射させるための第1反射領域と上記第2の虚像の元となる表示用画像を反射させるための第2反射領域とを備えており、かつ、上記第1反射領域は上記第2反射領域の上方側において上記第2反射領域よりも左右幅が狭い領域として設定されており、
上記反射鏡は、上記外周縁領域における上記第1反射領域の左右両側部位において上記反射鏡支持部材に支持されている、ことを特徴とする請求項1記載の画像照射装置。
【請求項3】
上記有効反射領域は、一定の肉厚で形成されており、
上記外周縁領域は、上記有効反射領域を全周にわたって囲むように形成された環状リブを備えている、ことを特徴とする請求項1または2記載の画像照射装置。
【請求項4】
上記反射鏡は、横長矩形状の外形形状を有する凹面鏡として構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の画像照射装置。
【請求項5】
上記反射鏡は、上記反射鏡支持部材に対して左右方向に延びる軸線回りに回動可能に支持されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の画像照射装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、画像生成ユニットによって生成される表示用画像を画像表示部に虚像として映し出すように構成された画像照射装置に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、車載用の画像照射装置として、車室内に配置された状態で、フロントウインドウ(すなわちウインドシールド)やその車室内側に配置された透光板等の画像表示部に虚像を映し出すように構成されたものが知られている。
【0003】
そして、このような画像照射装置の構成として、例えば「特許文献1」に記載されているように、上記虚像の元となる表示用画像を生成する画像生成ユニットと、この画像生成ユニットから出射した光を画像表示部へ向けて反射させる反射鏡と、この反射鏡を支持する反射鏡支持部材とを備えたものが知られている。
【0004】
この「特許文献1」に記載された画像照射装置は、その反射鏡として、画像生成ユニットからの出射光を画像表示部へ向けて順次反射させる第1および第2反射鏡を備えた構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-76351号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記「特許文献1」に記載された画像照射装置は、その反射鏡(具体的には第2反射鏡)が比較的大きな反射面を有しているが、この反射面の外形形状がこれよりもさらに大きくなると、反射鏡が変形しやすくなるので、その光学的な機能を維持するのに必要な剛性を確保することが困難となる。
【0007】
これに対し、反射鏡の肉厚を厚くすることによってその剛性を高めることが考えられるが、このようにした場合には反射鏡の重量が増大してしまい、かつ、その成形に要する時間が長くなってしまうのでコストアップの要因となる。
【0008】
一方、反射鏡の肉厚は厚くせずにフレーム部材等の組付けによって反射鏡の補強を図ることも考えられるが、このようにした場合には部品点数の増加によるコストアップや重量増加等が生じてしまう。
【0009】
このような課題は、車載用以外の画像照射装置においても同様に生じ得る課題である。
【0010】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、画像生成ユニットによって生成される表示用画像を画像表示部に虚像として映し出すように構成された画像照射装置において、画像生成ユニットからの出射光を画像表示部へ向けて反射させるための反射鏡が大型化しても、その光学的な機能を確保した上で、軽量かつ安価な構成を実現することができる画像照射装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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