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公開番号
2025084555
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198540
出願日
2023-11-22
発明の名称
点灯回路
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
H05B
47/155 20200101AFI20250527BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】コストを抑制しつつ、複数の光源を点灯又は消灯できる点灯回路を提供する。
【解決手段】第1光源と第2光源の点灯回路であって、第1光源が点灯の際、第1電源電圧が所定周期印加の第1端子と、第2光源が点灯の際、第2電源電圧印加の第2端子と、第2端子と第2光源の間のスイッチと、第2端子に第2電源電圧が印加された状態で第1端子に第1電源電圧が所定周期印加の場合、スイッチをオフし第1端子に第1電源電圧が所定周期印加されない場合、スイッチをオンするスイッチ制御回路とを備え、スイッチ制御回路は所定周期のうち第1電源電圧が第1端子に印加される第1期間放電され、印加されない第2期間、充電されるコンデンサとその充電電圧が所定の閾値より高い場合、スイッチをオフさせる判定回路とを含み、コンデンサへの充電開始から所定の閾値を超えるまでの時間は第2期間より長い。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ターンシグナルランプとして用いられる第1光源と、第2光源とを点灯させる点灯回路であって、
前記第1光源を点灯させる際、第1電源電圧が所定周期で印加される第1端子と、
前記第2光源を点灯させる際、第2電源電圧が印加される第2端子と、
前記第2端子と、前記第2光源との間に位置するスイッチと、
前記第2端子に前記第2電源電圧が印加された状態において、前記第1端子に前記第1電源電圧が前記所定周期で印加される場合、前記スイッチをオフし、前記第1端子に前記第1電源電圧が前記所定周期で印加されない場合、前記スイッチをオンするスイッチ制御回路と、
を備え、
前記スイッチ制御回路は、
前記所定周期のうち前記第1電源電圧が前記第1端子に印加されている第1期間、放電され、前記所定周期のうち前記第1電源電圧が前記第1端子に印加されていない第2期間、充電されるコンデンサと、
前記コンデンサに生じる充電電圧が所定の閾値より高い場合、前記スイッチをオンさせる判定回路と、
を含み、
前記コンデンサへの充電を開始してから前記充電電圧が前記所定の閾値を超えるまでの時間は、前記第2期間より長い、
点灯回路。
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【請求項2】
請求項1に記載の点灯回路であって、
前記判定回路は、
前記第1期間、前記コンデンサを放電し、前記第2期間、前記第2電源電圧に応じて前記コンデンサを充電する充放電回路と、
前記第2電源電圧を分圧する分圧回路と、
前記コンデンサに生じる前記充電電圧と、前記分圧回路の分圧電圧とに基づいて、前記スイッチをオンオフするオンオフ回路と、
を含む点灯回路。
【請求項3】
請求項2に記載の点灯回路であって、
前記充放電回路は、
前記第2端子と、前記コンデンサとの間に接続された第1抵抗と、
前記コンデンサに並列接続された第2抵抗及びトランジスタと、
を含み、
前記トランジスタは、前記第1期間オンするとともに前記第2期間オフし、
前記第1抵抗の抵抗値は、前記第2抵抗の抵抗値より大きく、
前記オンオフ回路は、
前記充電電圧が前記分圧電圧より高い場合、前記スイッチをオンし、前記充電電圧が前記分圧電圧より低い場合、前記スイッチをオフする、
点灯回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、点灯回路に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的な車両には、用途や機能に応じて複数の光源(例えば、ハイビームランプ、ロービームランプ、DRL(Daytime Running Lamp)、クリアランスランプ、ターンシグナルランプなど)が設けられる。そして、車両は、これらの光源を点灯又は消灯する点灯回路を有する(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-199082号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、例えば、ターンシグナルランプを構成する光源と、ターンシグナルランプに近接した他の光源とがある場合、ターンシグナルランプが点灯又は消灯を繰り返す間は、他の光源は消灯することが必要となる場合がある。このような制御を行うために、マイコンを用いることも考えられるが、マイコンを用いると、点灯回路のコストが上昇する。
【0005】
本発明の目的は、コストを抑制しつつ、複数の光源を点灯又は消灯できる点灯回路を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成する主たる本発明は、ターンシグナルランプとして用いられる第1光源と、第2光源とを点灯させる点灯回路であって、前記第1光源を点灯させる際、第1電源電圧が所定周期で印加される第1端子と、前記第2光源を点灯させる際、第2電源電圧が印加される第2端子と、前記第2端子と、前記第2光源との間に位置するスイッチと、前記第2端子に前記第2電源電圧が印加された状態において、前記第1端子に前記第1電源電圧が前記所定周期で印加される場合、前記スイッチをオフし、前記第1端子に前記第1電源電圧が前記所定周期で印加されない場合、前記スイッチをオンするスイッチ制御回路と、を備え、前記スイッチ制御回路は、前記所定周期のうち前記第1電源電圧が前記第1端子に印加されている第1期間、放電され、前記所定周期のうち前記第1電源電圧が前記第1端子に印加されていない第2期間、充電されるコンデンサと、前記コンデンサに生じる充電電圧が所定の閾値より高い場合、前記スイッチをオフさせる判定回路と、を含み、前記コンデンサへの充電を開始してから前記充電電圧が前記所定の閾値を超えるまでの時間は、前記第2期間より長い、点灯回路である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、コストを抑制しつつ、複数の光源を点灯又は消灯できる点灯回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両用灯具1の構成の一例を示す図である。
本実施形態の点灯回路30の構成の一例を示す図である。
制御回路114の構成の一例を示す図である。
本実施形態の車両用灯具1の動作の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
【0010】
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を説明する。なお、各図面に示される同一又は同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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