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公開番号2025080641
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193927
出願日2023-11-14
発明の名称車輌用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人テクノピア国際特許事務所
主分類F21S 43/243 20180101AFI20250519BHJP(照明)
要約【課題】光源から出射される光の利用効率を高めて所望の領域から外部へ向けて照射される光の十分な輝度を確保する。
【解決手段】所定の状態に並んで位置された複数の光源と、複数の光源から出射された光を反射するリフレクターと、リフレクターで反射された光を制御するインナーレンズとを備え、リフレクターには複数の光源から出射された光がそれぞれ反射される複数の反射制御面が形成され、インナーレンズには複数の反射制御面で反射された光が入射される環状の入射面と入射面から入射された光を内面反射する反射面とが形成され、反射面で内面反射された光が環状の照射領域から照射される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
所定の状態に並んで位置された複数の光源と、
複数の前記光源から出射された光を反射するリフレクターと、
前記リフレクターで反射された光を制御するインナーレンズとを備え、
前記リフレクターには複数の前記光源から出射された光がそれぞれ反射される複数の反射制御面が形成され、
前記インナーレンズには複数の前記反射制御面で反射された光が入射される環状の入射面と前記入射面から入射された光を内面反射する反射面とが形成され、
前記反射面で内面反射された光が環状の照射領域から照射される
車輌用灯具。
続きを表示（約 300 文字）【請求項２】
前記反射面として前記入射面から入射された光を内面反射する第１の反射面と前記第１の反射面で内面反射された光を内面反射する第２の反射面とが形成された
請求項１に記載の車輌用灯具。
【請求項３】
前記第１の反射面で光が収束される状態で内面反射される
請求項２に記載の車輌用灯具。
【請求項４】
前記第２の反射面で光が拡散される状態で内面反射される
請求項３に記載の車輌用灯具。
【請求項５】
前記リフレクターによって前記光源が遮蔽された
請求項１、請求項２、請求項３又は請求項４に記載の車輌用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は光源から出射された光がリフレクターとインナーレンズによって制御されて照射される車輌用灯具についての技術分野に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
車輌用灯具には、カバーとランプハウジングによって構成された灯具外筐の内部に光を出射する光源が配置され、光源から出射された光が導光体として用いられたインナーレンズによって所定の方向へ導かれる構成にされたものがある（例えば、特許文献１及び特許文献２参照）。
【０００３】
特許文献１及び特許文献２に記載された車輌用灯具においては、光源から出射された光がインナーレンズで内面反射（全反射）されて所定の方向へ導かれて外部へ向けて照射される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１５－１３３２１９号公報
特開２０１７－２２８４６３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ところで、上記のような車輌用灯具においては、入射された光をインナーレンズによって所定の方向へ導いて出射させるため、所望の領域から外部へ向けて光を照射させることが可能であるが、光源から出射される光の利用効率を高めて外部へ向けて照射される光の十分な輝度が確保されることが望まれる。
【０００６】
そこで、本発明車輌用灯具は、光源から出射される光の利用効率を高めて所望の領域から外部へ向けて照射される光の十分な輝度を確保することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明に係る車輌用灯具は、所定の状態に並んで位置された複数の光源と、複数の前記光源から出射された光を反射するリフレクターと、前記リフレクターで反射された光を制御するインナーレンズとを備え、前記リフレクターには複数の前記光源から出射された光がそれぞれ反射される複数の反射制御面が形成され、前記インナーレンズには複数の前記反射制御面で反射された光が入射される環状の入射面と前記入射面から入射された光を内面反射する反射面とが形成され、前記反射面で内面反射された光が環状の照射領域から照射されるものである。
【０００８】
これにより、所定の状態に並ぶ複数の光源から出射された光がリフレクターの反射制御面で反射されてインナーレンズに入射され反射面で内面反射されて環状の照射領域から照射される。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、所定の状態に並ぶ複数の光源から出射された光がリフレクターの反射制御面で反射されてインナーレンズに入射され反射面で内面反射されて環状の照射領域から照射されるため、全体としての光量が増加すると共にリフレクターの反射制御面で反射されて光がインナーレンズに入射されることによりインナーレンズへの十分な入射光量が確保され、光源から出射される光の利用効率を高めて所望の領域から外部へ向けて照射される光の十分な輝度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図２乃至図６と共に本発明車輌用灯具の実施の形態を示すものであり、本図は、車輌用灯具の断面図である。
インナーレンズとリフレクターの斜視図である。
インナーレンズとリフレクターの分解斜視図である。
図３とは異なる方向から見た状態で示すインナーレンズとリフレクターの分解斜視図である。
リフレクターの背面図である。
光源から出射された光の経路を示す図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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