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公開番号2025012687
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115717
出願日2023-07-14
発明の名称車両用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類F21S 41/20 20180101AFI20250117BHJP(照明)
要約【課題】灯室内に灯具ユニットが収容された車両用灯具において、その灯室内に配置されたエクステンションパネルの表面が継時劣化によって変色しても、車両用灯具としての商品価値が低下してしまうのを効果的に抑制することができる構成とする。
【解決手段】灯室20内において、灯具ユニット10を囲むように配置されたエクステンションパネル50の構成として、複数の領域50A、50Bに区分けされており、かつ、これら複数の領域50A、50B相互間において灯具前方側の表面50Aa、50Baの継時劣化の進行度合が異なる構成とする。これにより、複数の領域50A、50Bの表面50Aa、50Baの変色の程度を複数の領域50A、50B相互間において積極的に異なったものとし、上記区分けに応じた模様を出現させるようにする。そしてこれにより、灯具意匠に意外性を持たせ、車両用灯具10としての商品価値が低下してしまうのを効果的に抑制する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ランプボディと透光カバーとで形成される灯室内に、灯具前方へ向けて光を照射する灯具ユニットが収容された車両用灯具において、
上記灯室内に、上記灯具ユニットの少なくとも一部を囲むカバー部材が配置されており、
上記カバー部材は、複数の領域に区分けされており、
上記カバー部材は、上記複数の領域相互間において灯具前方側の表面の継時劣化の進行度合が異なる構成となっている、ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
上記複数の領域は、透明な紫外線防止膜の有無によって区分けされている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
【請求項3】
上記複数の領域は、互いに異なる凹凸形状で形成されることによって区分けされている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項4】
上記複数の領域は、互いに異なる表面処理が施されることによって区分けされている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項5】
上記ランプボディに、外気を上記灯室内に流通させるための通気孔が形成されており、
上記複数の領域は、上記灯室内を流通する外気との接触量の大小によって区分けされている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項6】
上記カバー部材は、上記灯具ユニットからの照射光の一部を遮光し得る位置に配置されており、
上記複数の領域は、上記灯具ユニットからの照射光に対する遮光量の大小によって区分けされている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、灯室内に灯具ユニットが収容された車両用灯具に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、車両用灯具の構成として、ランプボディと透光カバーとで形成される灯室内に、灯具前方へ向けて光を照射する灯具ユニットが収容されたものが知られている。
【0003】
「特許文献1」には、このような車両用灯具の構成として、灯室内に灯具ユニットの少なくとも一部を囲むカバー部材が配置されたものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-110905号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような車両用灯具においては、そのカバー部材の灯具前方側の表面が継時劣化によって変色してしまうという現象が不可避的に発生するが、その変色の様子が透光カバーを透して見えてしまうと車両用灯具としての商品価値が低下してしまうこととなる。
【0006】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、灯室内に灯具ユニットが収容された車両用灯具において、その灯室内に配置されたカバー部材の表面が継時劣化によって変色しても、車両用灯具としての商品価値が低下してしまうのを効果的に抑制することができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願発明は、カバー部材の構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0008】
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
ランプボディと透光カバーとで形成される灯室内に、灯具前方へ向けて光を照射する灯具ユニットが収容された車両用灯具において、
上記灯室内に、上記灯具ユニットの少なくとも一部を囲むカバー部材が配置されており、
上記カバー部材は、複数の領域に区分けされており、
上記カバー部材は、上記複数の領域相互間において灯具前方側の表面の継時劣化の進行度合が異なる構成となっている、ことを特徴とするものである。
【0009】
上記「灯具ユニット」の種類やその具体的な構成は特に限定されるものではない。
【0010】
上記「カバー部材」は、灯具ユニットの少なくとも一部を囲むように配置されていれば、灯室内における具体的な配置は特に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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