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公開番号2025012841
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115974
出願日2023-07-14
発明の名称光源装置
出願人日本光機工業株式会社
代理人個人
主分類F21V 29/77 20150101AFI20250117BHJP(照明)
要約【課題】効率よく放熱することができる。
【解決手段】放射状に配置された複数の板状の放熱フィンを有するヒートシンクと、放熱フィンのそれぞれに1又は複数設けられたLED光源を有する光源部と、を備えた光源装置である。放熱フィンは、LED光源が設けられた光源取付部と、光源取付部の上側に設けられたフィン本体部と、を有する。放熱フィンの厚さ方向である第1方向に沿って見たときに、フィン本体部は鉛直方向上方に向かうにつれて面積が広くなる傾斜部を有し、光源取付部の幅はフィン本体部の下端の幅以下である。LED光源は、光源取付部の外側に向いた面に設けられている。第1方向に沿って見たときに、傾斜部の内側に向いた面は鉛直方向に沿っており、傾斜部の外側に向いた面は鉛直方向に対して傾斜している。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
放射状に配置された複数の板状の放熱フィンを有するヒートシンクと、
前記放熱フィンのそれぞれに1又は複数設けられたLED光源を有する光源部と、
を備え、
前記放熱フィンは、前記LED光源が設けられた光源取付部と、前記光源取付部の上側に設けられたフィン本体部と、を有し、
前記放熱フィンの厚さ方向である第1方向に沿って見たときに、前記フィン本体部は鉛直方向上方に向かうにつれて面積が広くなる傾斜部を有し、前記光源取付部の幅は前記フィン本体部の下端の幅以下であり、
前記LED光源は、前記光源取付部の外側に向いた面に設けられており、
前記第1方向に沿って見たときに、前記傾斜部の内側に向いた面は鉛直方向に沿っており、前記傾斜部の外側に向いた面は鉛直方向に対して傾斜している
ことを特徴とする光源装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記ヒートシンクは、複数の前記放熱フィンが放射状に配置されることで複数の前記放熱フィンの内側に中空部が形成され、
隣接する前記放熱フィンの間には隙間を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
【請求項3】
前記ヒートシンクの下側に設けられたファンと、前記ファンの上側に設けられた筒状の整流部材と、を有する第2放熱部を備え、
前記第2放熱部は、前記光源取付部の下側から前記光源取付部の側面全体に向けて送風する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。
【請求項4】
前記光源取付部は、棒状であり、
前記整流部材は、前記光源取付部の下端近傍であって、前記LED光源が設けられていない部分を囲むように設けられており、
前記整流部材は、前記LED光源に近づくにつれて前記放熱フィンに近づくように傾斜しているテーパ部を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の光源装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光源装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、レンズ体に、内部の空間がレンズ体を貫通して外部に連通する外気流通路となる良熱伝導性材料の筒状体を設け、筒状体のレンズ体内面に対面する外周面に光源を取り付け、筒状体に連結された良熱伝導性材料の支持部材のレンズ体内面に対面する位置にも光源を取り付けた照明装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-99397号公報-
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の発明は、一般の照明用あるいは装飾用としてのLED照明装置であるため、要求される光の強さが限定されていることから、LED素子の温度上昇も限定的である。
【0005】
灯台、灯標等の航路標識においては、一般の照明用や装飾用の光源装置よりも明るく照らすことが要求される。一般的に、光源装置に要求される明るさと、光源装置の発熱量とは比例するため、航路標識に用いられる光源装置のように強い光を照射することが要求される場合には、特許文献1に記載の放熱構造では放熱が不十分となり、故障の原因となったり早期の劣化の原因となったりする。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、効率よく放熱することができる光源装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る光源装置は、例えば、放射状に配置された複数の板状の放熱フィンを有するヒートシンクと、前記放熱フィンのそれぞれに1又は複数設けられたLED光源を有する光源部と、を備え、前記放熱フィンは、前記LED光源が設けられた光源取付部と、前記光源取付部の上側に設けられたフィン本体部と、を有し、前記放熱フィンの厚さ方向である第1方向に沿って見たときに、前記フィン本体部は鉛直方向上方に向かうにつれて面積が広くなる傾斜部を有し、前記光源取付部の幅は前記フィン本体部の下端の幅以下であり、前記LED光源は、前記光源取付部の外側に向いた面に設けられており、前記第1方向に沿って見たときに、前記傾斜部の内側に向いた面は鉛直方向に沿っており、前記傾斜部の外側に向いた面は鉛直方向に対して傾斜していることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る光源装置によれば、ヒートシンクでは複数の板状の放熱フィンが放射状に配置されており、放熱フィンの光源取付部に光源部が設けられており、光源取付部の上側に鉛直方向上方に向かうにつれて面積が広くなる傾斜部を有するフィン本体部が設けられている。傾斜部により、LED光源から上方向に照射される光が遮られることなく、フィン本体部の面積が広くなる。また、放熱フィンが放射状に配置されているため、鉛直方向上方にいくにつれて隣接する傾斜部間の空気量が増え、空気が温度上昇し難い。これにより、効率よく放熱を行うことができる。
【0009】
前記ヒートシンクは、複数の前記放熱フィンが放射状に配置されることで複数の前記放熱フィンの内側に中空部が形成され、隣接する前記放熱フィンの間には隙間を有してもよい。これにより、中空部に熱がこもらず、放熱の効率を高くすることができる。
【0010】
前記ヒートシンクの下側に設けられたファンと、前記ファンの上側に設けられた筒状の整流部材と、を有する第2放熱部を備え、前記第2放熱部は、前記光源取付部の下側から前記光源取付部の側面全体に向けて送風してもよい。これにより、ヒートシンクによる放熱のみの場合よりも放熱効率が高くなる。
(【0011】以降は省略されています)

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