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公開番号2025094527
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210132
出願日2023-12-13
発明の名称光源装置及び航空障害灯
出願人日本光機工業株式会社
代理人個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20250618BHJP(照明)
要約【課題】簡単な構成かつメンテナンスが容易な光源装置及び航空障害灯を提供する。
【解決手段】光源を含む発光部と、発光部が内部に設けられた本体部と、記本体部から突出するように設けられた筒状の保持部と、記保持部の内部を貫通するように設けられた棒状の導光部材と、を備え、保持部が塔に設けられた孔に挿入され、保持部の本体部に当接していない側の端を含む先端部が塔の外側に配置されるように本体部が塔に固定される光源装置である。先端部には、第1凹部が形成されている。導光部材の一方の端である第1端は、前記光源に隣接して設けられている。導光部材の第1端と反対側の端である第2端は、保持部の中心線と略直交する面に対して傾いている傾斜面であって、中心線と直交する方向から見たときに第1凹部を介して視認可能な傾斜面を有する。第2端は、先端部の第1凹部が形成されていない部分である先端面を含む面である第1面と、第1凹部の底面を含む面である第2面との間に配置されている。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
光源を含む発光部と、
前記発光部が内部に設けられた本体部と、
前記本体部から突出するように設けられた筒状の保持部と、
前記保持部の内部を貫通するように設けられた棒状の導光部材と、
を備え、
前記保持部が塔に設けられた孔に挿入され、前記保持部の前記本体部に当接していない側の端を含む先端部が前記塔の外側に配置されるように前記本体部が前記塔に固定される光源装置であって、
前記先端部には、第1凹部が形成されており、
前記導光部材の一方の端である第1端は、前記光源に隣接して設けられており、
前記導光部材の前記第1端と反対側の端である第2端は、前記保持部の中心線と略直交する面に対して傾いている傾斜面であって、前記中心線と直交する方向から見たときに前記第1凹部を介して視認可能な傾斜面を有し、
前記第2端は、前記先端部の前記第1凹部が形成されていない部分である先端面を含む面である第1面と、前記第1凹部の底面を含む面である第2面との間に配置されている
ことを特徴とする光源装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記導光部材は、前記中心線に沿って見たときに矩形形状であり、
前記傾斜面は、前記第1凹部に最も近い辺又は角が斜めに削られることにより形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
【請求項3】
前記先端部には、前記導光部材を挟むように、前記第1凹部の反対側に第2凹部が形成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。
【請求項4】
光源を含む発光部と、
前記発光部が内部に設けられた本体部と、
前記本体部から突出するように設けられた筒状の保持部と、
前記保持部の内部を貫通するように設けられた棒状の導光部材と、
を備え、
前記保持部が塔に設けられた孔に挿入され、前記保持部の前記本体部に当接していない側の端を含む先端部が前記塔の外壁面から突出するように前記本体部が前記塔に設けられる光源装置であって、
前記先端部には、第1凹部が形成されており、
前記導光部材の一方の端である第1端は、前記光源に隣接して設けられており、
前記導光部材の前記第1端と反対側の端である第2端は、前記保持部の中心線と略直交する面に対して傾いている傾斜面であって、前記中心線と直交する方向から見たときに前記第1凹部を介して視認可能な傾斜面を有し、
前記第2端は、前記先端部の前記第1凹部が形成されていない部分である先端面を含む面である第1面と、前記第1凹部の底面を含む面である第2面との間に配置されており、
前記第1凹部が鉛直方向上側に位置し、かつ、前記傾斜面が斜め上方に向くように前記本体部が前記塔に設けられる
ことを特徴とする航空障害灯。
【請求項5】
前記導光部材は、前記中心線に沿って見たときに矩形形状であり、
前記傾斜面は、前記第1凹部に最も近い辺又は角が斜めに削られることにより形成されている
ことを特徴とする請求項4に記載の航空障害灯。
【請求項6】
前記傾斜面の前記中心線と直交する面に対する傾斜角は、10°~20°である
ことを特徴とする請求項5に記載の航空障害灯。
【請求項7】
前記先端部には、前記導光部材を挟むように、前記第1凹部の反対側に第2凹部が形成されている
ことを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の航空障害灯。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光源装置及び航空障害灯に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、周囲を壁で囲まれた筒状構造のタワーに航空障害灯を取り付ける取付用昇降装置及び該昇降装置を用いた航空障害灯の取付方法が開示されている。特許文献1に記載の発明では、タワーに航空障害灯の取付部材端部が貫挿できる所定口径の穴を設け、該穴を貫通して先端に滑車を取り付けたパイプを該タワーの外側に張出自在で且つ少なくとも張出した状態で該パイプを固定できるパイプ張出後退機構を設け、一端部に航空障害灯を取り付けたロープを巻上下げするウインチをタワーの内部に設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-279802号公報-
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の発明では、簡単な操作で航空障害灯の昇降及び取り付けを可能にすることを目的としているため、航空障害灯の構造が複雑である。構造が複雑であると、製造に手間がかかり製造コストが高くならざるを得ない。また、部品数の増加や部品形状の複雑化により、不具合の発生が増すおそれがある。特に、タワー等に取り付ける航空障害灯では、検査や交換作業に手間がかかるため、構造を簡素化し、不具合を極力減らしたいという要望がある。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、構造を簡素化した光源装置及び航空障害灯を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る光源装置は、例えば、光源を含む発光部と、前記発光部が内部に設けられた本体部と、前記本体部から突出するように設けられた筒状の保持部と、前記保持部の内部を貫通するように設けられた棒状の導光部材と、を備え、前記保持部が塔に設けられた孔に挿入され、前記保持部の前記本体部に当接していない側の端を含む先端部が前記塔の外側に配置されるように前記本体部が前記塔に固定される光源装置であって、前記先端部には、第1凹部が形成されており、前記導光部材の一方の端である第1端は、前記光源に隣接して設けられており、前記導光部材の前記第1端と反対側の端である第2端は、前記保持部の中心線と略直交する面に対して傾いている傾斜面であって、前記中心線と直交する方向から見たときに前記第1凹部を介して視認可能な傾斜面を有し、前記第2端は、前記先端部の前記第1凹部が形成されていない部分である先端面を含む面である第1面と、前記第1凹部の底面を含む面である第2面との間に配置されていることを特徴とする。
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る航空障害灯は、例えば、光源を含む発光部と、前記発光部が内部に設けられた本体部と、前記本体部から突出するように設けられた筒状の保持部と、前記保持部の内部を貫通するように設けられた棒状の導光部材と、を備え、前記保持部が塔に設けられた孔に挿入され、前記保持部の前記本体部に当接していない側の端を含む先端部が前記塔の外壁面から突出するように前記本体部が前記塔に設けられる光源装置であって、前記先端部には、第1凹部が形成されており、前記導光部材の一方の端である第1端は、前記光源に隣接して設けられており、前記導光部材の前記第1端と反対側の端である第2端は、前記保持部の中心線と略直交する面に対して傾いている傾斜面であって、前記中心線と直交する方向から見たときに前記第1凹部を介して視認可能な傾斜面を有し、前記第2端は、前記先端部の前記第1凹部が形成されていない部分である先端面を含む面である第1面と、前記第1凹部の底面を含む面である第2面との間に配置されており、前記第1凹部が鉛直方向上側に位置し、かつ、前記傾斜面が斜め上方に向くように前記本体部が前記塔に設けられることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る光源装置又は航空障害灯によれば、本体部から保持部が突出しており、風車の壁に設けられた孔に保持部を挿入し、壁の内側の面に本体部を取り付けるだけであり、構造を簡素化した光源装置又は航空障害灯とすることができる。また、本体部の内部に光源部を設けるため、メンテナンスが容易である。
【0009】
また、本発明に係る光源装置又は航空障害灯によれば、導光部材の光源に隣接して設けられている第1端と反対側の端である第2端は、保持部の中心線と略直交する面に対して傾いている傾斜面を有し、傾斜面は中心線と直交する方向から見たときに第1凹部を介して視認可能であり、第1面(先端部の前記第1凹部が形成されていない部分である先端面を含む面)と第2面(第1凹部の底面を含む面)との間に第2端が配置されているため、導光部材の破損を防ぎつつ、光を広範囲に照射することができる。また、本発明に係る航空障害灯によれば、第1凹部が鉛直方向上側に位置し、かつ、傾斜面が斜め上方に向くように本体部を塔に設けることで、光を上方に照射することができる。
【0010】
前記導光部材は、前記中心線に沿って見たときに矩形形状であり、前記傾斜面は、前記第1凹部に最も近い辺又は角が斜めに削られることにより形成されてもよい。この構成によれば、導光部材及び傾斜面の加工が容易である。
(【0011】以降は省略されています)

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