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公開番号2025077516
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189773
出願日2023-11-07
発明の名称鞍乗り型車輌用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人テクノピア国際特許事務所
主分類F21S 43/20 20180101AFI20250512BHJP(照明)
要約【課題】 小型化を確保した上で簡素な構成によって視認角を確保する。
【解決手段】 一対の第2の制御突部が一対の第1の制御突部の間に位置され、第1の制御突部で内面反射された光が第1の側方出射光としてインナーレンズから出射され、第2の制御突部で内面反射された光が第2の側方出射光としてインナーレンズから出射され、第1の側方出射光と第2の側方出射光がインナーレンズから出射される光のうち正面方向を基準にして左右方向において最も角度が大きい方向へ出射される光とされ、左右方向においてそれぞれ一方の側に位置された第1の制御突部と第2の制御突部から出射される第1の側方出射光と第2の側方出射光が交差され、左右方向においてそれぞれ他方の側に位置された第1の制御突部と第2の制御突部から出射される第1の側方出射光と第2の側方出射光が交差される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
光を出射する光源と、
前記光源から出射された光を制御するインナーレンズとを備え、
前記インナーレンズに前記光源から出射された光をそれぞれ内面反射する一対の第1の制御突部と一対の第2の制御突部とが左右方向において離隔した状態で設けられ、
一対の前記第2の制御突部が一対の前記第1の制御突部の間に位置され、
前記第1の制御突部で内面反射された光が第1の側方出射光として前記インナーレンズから出射され、
前記第2の制御突部で内面反射された光が第2の側方出射光として前記インナーレンズから出射され、
前記第1の側方出射光と前記第2の側方出射光が前記インナーレンズから出射される光のうち正面方向を基準にして左右方向において最も角度が大きい方向へ出射される光とされ、
左右方向においてそれぞれ一方の側に位置された前記第1の制御突部と前記第2の制御突部から出射される前記第1の側方出射光と前記第2の側方出射光が交差され、
左右方向においてそれぞれ他方の側に位置された前記第1の制御突部と前記第2の制御突部から出射される前記第1の側方出射光と前記第2の側方出射光が交差される
鞍乗り型車輌用灯具。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
結合されることにより内部に灯室が形成されるランプハウジングとカバーが設けられ、
前記灯室に少なくとも前記光源と前記インナーレンズが配置され、
前記カバーにおける左右両側の側面部の少なくとも一部が車体から前方に突出され、
前記側面部における前記車体から前方に突出された部分は前記第1の側方出射光と前記第2の側方出射光が透過される光透過部として設けられた
請求項1に記載の鞍乗り型車輌用灯具。
【請求項3】
前記インナーレンズの前端部は光が出射される光出射部として設けられ、
前記第1の制御突部が前記光出射部における左右両端部に位置された
請求項2に記載の鞍乗り型車輌用灯具。
【請求項4】
前記カバーの前面部は左右両端部が他の部分より前方に突出された前側突部として設けられた
請求項2又は請求項3に記載の鞍乗り型車輌用灯具。
【請求項5】
前記カバーの前記車体から前方に突出され部分に外部からの視認性を抑制する遮蔽ステップが形成された
請求項2又は請求項3に記載の鞍乗り型車輌用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光源から出射された光を制御するインナーレンズを備えた鞍乗り型車輌用灯具についての技術分野に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車輌用灯具には光源から出射された光がインナーレンズによって制御されて所定の方向へ照射される構成にされたものがある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
【0003】
特許文献1に記載された車輌用灯具においては、光源から出射された光が各入射部からインナーレンズに入射され、インナーレンズの各面で屈折や内面反射(全反射)されることによりそれぞれ所定の領域へ向けて光が出射される構成にされている。
【0004】
特許文献2に記載された車輌用灯具においては、光源から出射された光の一部がインナーレンズを透過されて拡散部材に入射され拡散された状態で出射されると共に光源から出射された光の他の一部がインナーレンズで複数回の内面反射により所定の方向へ向けて出射される構成にされている。また、インナーレンズで複数回の内面反射により出射される光の一部は、点灯状態にある灯具を側方から視認し得る最大角度である側方の視認角を確保する光として、前後方向を基準にして、例えば、70度以上の角度の方向へ出射される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-199763号公報
特開2016-21313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記のような車輌用灯具においては、特許文献2に示されるように、側方の視認角を確保する必要があるが、簡素な構成によって視認角が確保されることが望ましい。
【0007】
特に、二輪車や三輪車として使用されるオートバイ等の鞍乗り型車輌用灯具においては、四輪車等と比較して車体の大きさが小さい場合が多く、小型化を確保した上で簡素な構成によって視認角が確保されることがより望まれる。
【0008】
そこで、本発明は、小型化を確保した上で簡素な構成によって視認角を確保することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る鞍乗り型車輌用灯具は、光を出射する光源と、前記光源から出射された光を制御するインナーレンズとを備え、前記インナーレンズに前記光源から出射された光をそれぞれ内面反射する一対の第1の制御突部と一対の第2の制御突部とが左右方向において離隔した状態で設けられ、一対の前記第2の制御突部が一対の前記第1の制御突部の間に位置され、前記第1の制御突部で内面反射された光が第1の側方出射光として前記インナーレンズから出射され、前記第2の制御突部で内面反射された光が第2の側方出射光として前記インナーレンズから出射され、前記第1の側方出射光と前記第2の側方出射光が前記インナーレンズから出射される光のうち正面方向を基準にして左右方向において最も角度が大きい方向へ出射される光とされ、左右方向においてそれぞれ一方の側に位置された前記第1の制御突部と前記第2の制御突部から出射される前記第1の側方出射光と前記第2の側方出射光が交差され、左右方向においてそれぞれ他方の側に位置された前記第1の制御突部と前記第2の制御突部から出射される前記第1の側方出射光と前記第2の側方出射光が交差されるものである。
【0010】
これにより、左右方向においてそれぞれ一方の側と他方の側に位置された第1の制御突部と第2の制御突部から第1の側方出射光と第2の側方出射光が正面方向を基準にして左右方向において最も角度が大きい方向へ交差された状態で出射される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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