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公開番号2024140982
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023052383
出願日2023-03-28
発明の名称車両用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人
主分類F21S 43/241 20180101AFI20241003BHJP(照明)
要約【課題】 光の利用効率を高めた上で細幅化された発光状態を実現する。
【解決手段】 所定の方向に延び光源から出射された光を入射面から入射して導く第1導光部(10)と、前記第1導光部(10)の外周面に連続された接続部(11)と、前記接続部(11)に連続して設けられた第2導光部(12)と、前記第2導光部(12)の外周面に連続された出射部(9)とを有する導光体(8)を備え、
前記第1導光部(10)は、前記出射部(9)及び前記接続部(11)の厚み方向と同じ方向における幅が前記出射部(9)及び前記接続部(11)の厚みより大きくされ、前記出射部(9)の先端面は、前記第1導光部(10)で導かれ前記接続部(11)及び第2導光部(12)を通過した光が出射される出射面(9a)として形成された。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
光源と、
所定の方向に延び光源から出射された光を入射面から入射して導く第1導光部と、前記第1導光部の外周面に連続された接続部と、前記接続部に連続して設けられた第2導光部と、前記第2導光部の外周面に連続された出射部とを有する導光体を備え、
前記第1導光部は、前記出射部及び前記接続部の厚み方向と同じ方向における幅が前記出射部及び前記接続部の厚みより大きくされた、車両用灯具。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記第1導光部は、長手方向における少なくとも一部に曲折部を備え、
前記曲折部に隣接する前記接続部の一部領域には、前記導光体の前記入射面から入射された光を制御する調整部を備えた
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記調整部の内周面の少なくとも一部は、前記第1導光部の外周面に沿って設けられた
請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記調整部は、前記第1導光部に沿った方向において、少なくとも2つ設けられた
請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記出射部は、第2導光部に寄った位置に第2導光部から出射部へ導かれる光を出射面に導く複数の制御部を備えた
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記制御部の内周面を構成する面のうち、第1導光部の入射面側に位置された少なくとも一部の面が制御面として構成された
請求項5に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、入射された光を導いて出射する導光体を有する車両用灯具についての技術分野に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
車両用灯具には光源から出射された光を導光体によって導いて導光体の出射面から出射するタイプがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された車両用灯具においては、所定の方向に延びる丸軸状の導光体が設けられ、外周面に2種類の反射素子として第1反射素子と第2反射素子が形成されている。入射面から入射され第1反射素子で反射された光は第1出射部位へ向かい、入射面から入射され第2反射素子で反射された光は第2出射部位へ向かい、第1出射部位と第2出射部位からそれぞれ光が出射される。
【0004】
このような2種類の反射素子で光を反射させて異なる出射部位から光を出射させることにより、導光体によって光を広範囲に照射することが可能にされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-183143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、近年、車両の形状やデザインの観点から車両用灯具が薄型化される傾向にあり、車両用灯具からの発光領域も細幅化されて横長の発光状態にされることが望まれている。また、細線の発光部分が近接して並ぶような発光状態も望まれている。
【0007】
このような細幅化された発光状態等は、特許文献1に記載されたような丸軸状の導光体を用いる場合に、導光体の径を小さくすることにより実現することが可能である。
【0008】
しかしながら、導光体の径を小さくすると、その分、入射面の径も小さくなるため、光源から出射される光の導光体に対する入射量が少なくなり、光の利用効率が低くなってしまう。
【0009】
そこで、本発明車両用灯具は、光の利用効率を高めた上で細幅化された発光状態を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る車両用灯具は、光源と、所定の方向に延び光源から出射された光を入射面から入射して導く第1導光部と、前記第1導光部の外周面に連続された接続部と、前記接続部に連続して設けられた第2導光部と、前記第2導光部の外周面に連続された出射部とを有する導光体を備え、
前記第1導光部は、前記出射部及び前記接続部の厚み方向と同じ方向における幅が前記出射部及び前記接続部の厚みより大きくされたことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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