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公開番号2024152449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023066650
出願日2023-04-14
発明の名称車両用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類F21S 41/33 20180101AFI20241018BHJP(照明)
要約【課題】投影レンズを備えた車両用灯具において、簡素な灯具構成により灯具配光パターンの明るさを増大させることができるようにする。
【解決手段】第1灯具ユニット20Aとして、基板40Aの上面40Aaに搭載された光源24Aからの出射光を、リフレクタ26Aによって投影レンズ22Aへ向けて反射させる構成とする。その上で、リフレクタ26Aよりも灯具前方側に、光源24Aからの直射光を基板40Aの上面40Aaにおける光源24Aの周辺領域へ向けて反射させるサブリフレクタ32Aが配置された構成とする。そして、光源24Aからの直射光の一部をサブリフレクタ32Aによって基板40Aの上面40Aaにおける光源24Aの周辺領域へ向けて反射させることにより、この反射光を上記周辺領域においてリフレクタ26Aへ向けて反射させた後、このリフレクタ26Aにおいて投影レンズ22Aへ向けて再度反射させるようにする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
投影レンズと、上記投影レンズの後側焦点よりも灯具後方側に配置された光源と、上記光源の上方側に配置された状態で上記光源からの出射光を上記投影レンズへ向けて反射させるリフレクタと、を備えた車両用灯具において、
上記光源は、基板の上面に搭載された発光素子で構成されており、
上記リフレクタよりも灯具前方側に、上記光源からの直射光を上記基板の上面における上記光源の周辺領域へ向けて反射させるサブリフレクタが配置されている、ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
上記サブリフレクタの反射面は、灯具前後方向に間隔をおいて配置された複数の反射素子で構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
【請求項3】
上記基板は、アルミ板で構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項4】
上記基板は、灯具後方へ向けて下方側に傾斜して延びるように形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項5】
上記サブリフレクタは、上記リフレクタとの一体成形により形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項6】
上記投影レンズは、左右幅よりも上下幅が狭い細幅レンズとして構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項7】
上記光源と上記投影レンズとの間に配置された状態で上記リフレクタからの反射光の一部を遮光することにより、ロービーム用配光パターンのカットオフラインを形成するように構成されたシェードを備えており、
上記サブリフレクタよりも灯具前方側に、上記光源からの直射光を上記シェードよりも灯具前方側へ向けて下向きに反射させる第2サブリフレクタが配置されており、
上記後側焦点よりも灯具前方側でかつ下方側に、上記第2サブリフレクタで反射した上記光源からの出射光を上記投影レンズへ向けて反射させる第3サブリフレクタが配置されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、投影レンズを備えた車両用灯具に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、光源からの出射光を投影レンズを介して車両前方へ照射することにより、ロービーム用配光パターンやハイビーム用配光パターン等の灯具配光パターンを形成するように構成された、いわゆるプロジェクタ型の車両用灯具が知られている。
【0003】
「特許文献1」には、このような車両用灯具の構成として、投影レンズと、その後側焦点よりも灯具後方側に配置された光源と、この光源の上方側に配置された状態で光源からの出射光を投影レンズへ向けて反射させるリフレクタとを備えたものが記載されている。
【0004】
この「特許文献1」に記載された車両用灯具においては、リフレクタよりも灯具前方側に、光源からの出射光を灯具後方へ向けて反射させる第1サブリフレクタが配置されるとともに、投影レンズの後側焦点よりも灯具後方側に、第1サブリフレクタからの反射光を投影レンズへ向けて反射させる第2サブリフレクタが配置された構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-225392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記「特許文献1」に記載されているような灯具構成を採用すれば、灯具配光パターンとして、リフレクタからの反射光によって形成される配光パターンに対して、第1および第2サブリフレクタで順次反射した光によって形成される配光パターンが付加されたものとすることができ、これにより灯具配光パターンの明るさを増大させることが可能となる。その際、これをできるだけ簡素な灯具構成によって実現することが望まれる。
【0007】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、投影レンズを備えた車両用灯具において、簡素な灯具構成により灯具配光パターンの明るさを増大させることができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明は、サブリフレクタの構成等に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0009】
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
投影レンズと、上記投影レンズの後側焦点よりも灯具後方側に配置された光源と、上記光源の上方側に配置された状態で上記光源からの出射光を上記投影レンズへ向けて反射させるリフレクタと、を備えた車両用灯具において、
上記光源は、基板の上面に搭載された発光素子で構成されており、
上記リフレクタよりも灯具前方側に、上記光源からの直射光を上記基板の上面における上記光源の周辺領域へ向けて反射させるサブリフレクタが配置されている、ことを特徴とするものである。
【0010】
上記「発光素子」は、基板の上面に搭載されていれば、その具体的な構成や配置は特に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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