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公開番号
2024134252
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044458
出願日
2023-03-20
発明の名称
照明灯
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
主分類
F21S
8/08 20060101AFI20240926BHJP(照明)
要約
【課題】発光部を収容する筐体の姿勢の変更を容易に行うことができる照明灯を提供する。
【解決手段】照明灯は、発光部50と、発光部50を収容する筐体20と、支持部材100と、制限部材200と、を備える。支持部材100は、支柱が挿入される筒体150を有し、かつ、筐体20を、Y軸方向に延びる揺動軸P周りに揺動可能に支持する。制限部材200は、筐体20に保持され、かつ、筐体20の支持部材100に対する揺動を制限する。支持部材100は、第一係合部110を有し、制限部材200は、第二係合部を有する。第一係合部110と第二係合部とは、Y軸方向で対向して配置され、かつ、互いに係合する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
発光部と、
前記発光部を収容する筐体と、
支柱が挿入される筒体を有し、かつ、前記筐体を、第一方向に延びる軸周りに揺動可能に支持する支持部材と、
前記筐体に保持され、かつ、前記筐体の前記支持部材に対する揺動を制限する制限部材と、を備え、
前記支持部材は、第一係合部を有し、
前記制限部材は、第二係合部を有し、
前記第一係合部と前記第二係合部とは、前記第一方向で対向して配置され、かつ、互いに係合する、
照明灯。
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【請求項2】
前記第一係合部及び前記第二係合部の一方は、他方に向けて突出する凸部を有し、
前記第一係合部及び前記第二係合部の前記他方は、前記凸部が挿入可能な複数の凹部を有する、
請求項1記載の照明灯。
【請求項3】
さらに、ボルトを備え、
前記筐体は、第一壁部を有し、
前記第一壁部は、前記ボルトが、前記第一方向と直交する第二方向に貫通する第一貫通孔を有し、
前記制限部材は、前記第一貫通孔を貫通して配置された前記ボルトがねじ入れられるネジ穴を有する、
請求項1または2記載の照明灯。
【請求項4】
前記支持部材は、前記筒体から前記第一方向に突出する突出部であって、前記第一壁部と前記制限部材との間に配置される突出部を有する、
請求項3記載の照明灯。
【請求項5】
前記突出部は、前記第一貫通孔を貫通して配置された前記ボルトが貫通する第二貫通孔であって、前記筐体の前記支持部材に対する揺動方向に沿って延びる第二貫通孔を有する、
請求項4記載の照明灯。
【請求項6】
さらに、前記ボルトの頭部と、前記第一壁部における前記第一貫通孔の周縁部との間に配置され、かつ、前記頭部を前記周縁部から離れる方向に付勢する付勢部材を備える、
請求項3記載の照明灯。
【請求項7】
前記筐体は、前記第一方向で前記制限部材と対向する第二壁部を有し、
前記制限部材は、前記第一方向で、前記第二壁部と前記第一係合部との間に位置する、
請求項1または2記載の照明灯。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明灯に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、支柱の先端部に取り付けられる支持部材と、支持部材に支持される器具本体と、を有し、支持部材を器具本体に収めた照明器具が開示されている。この照明器具において、支持部材は、器具本体の内面に固定される固定片を備え、器具本体の内の後部には、固定片がスライド移動する係合面が設けられる。固定片、及び係合面が共に器具本体の外側に凸形状の円弧状である。固定片の凸状の面には、クランプ側凹凸部が設けられ、係合面の凹状の面には、クランプ側凹凸部が歯合する本体側凹凸部が設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-137045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の照明器具では、クランプ側凹凸部及び本体側凹凸部は互いに歯合する。そしてクランプ側凹凸部と本体側凹凸部との歯合位置を変更することで、器具本体の取付角度が調整される。このように構成された照明器具では、クランプ側凹凸部の上に本体側凹凸部が重ねられる。従って、クランプ側凹凸部と本体側凹凸部との歯合状態に器具本体の質量が大きく関与する。このことは、器具本体の取付角度の調整を困難にする要因となる。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、発光部を収容する筐体の姿勢の変更を容易に行うことができる照明灯を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る照明灯は、発光部と、前記発光部を収容する筐体と、支柱が挿入される筒体を有し、かつ、前記筐体を、第一方向に延びる軸周りに揺動可能に支持する支持部材と、前記筐体に保持され、かつ、前記筐体の前記支持部材に対する揺動を制限する制限部材と、を備え、前記支持部材は、第一係合部を有し、前記制限部材は、第二係合部を有し、前記第一係合部と前記第二係合部とは、前記第一方向で対向して配置され、かつ、互いに係合する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る照明灯によれば、発光部を収容する筐体の姿勢の変更を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る照明灯を備える照明柱の外観を示す概念図である。
図2は、実施の形態に係る照明灯を斜め下から見た場合の斜視図である。
図3は、実施の形態に係る照明灯の内部構成を示す第1の斜視図である。
図4は、実施の形態に係る照明灯の第1の分解斜視図である。
図5は、実施の形態に係る照明灯の断面図である。
図6は、実施の形態に係る支持部材及びその周辺の構成を示す平面図である。
図7Aは、実施の形態に係る支持部材に対する制限部材の位置の一例を示す斜視図である。
図7Bは、図7Aに対応する筐体の姿勢を示す側面図である。
実施の形態に係る支持部材に対する制限部材の位置の他の一例を示す斜視図である。
図8Bは、図8Aに対応する筐体の姿勢を示す側面図である。
図9は、実施の形態に係る照明灯とアーム型の支柱とを備える照明柱の外観を示す概念図である。
図10は、実施の形態に係る照明灯の内部構成を示す第2の斜視図である。
図11は、実施の形態に係る照明灯の第2の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一態様に係る照明灯は、発光部と、前記発光部を収容する筐体と、支柱が挿入される筒体を有し、かつ、前記筐体を、第一方向に延びる軸周りに揺動可能に支持する支持部材と、前記筐体に保持され、かつ、前記筐体の前記支持部材に対する揺動を制限する制限部材と、を備え、前記支持部材は、第一係合部を有し、前記制限部材は、第二係合部を有し、前記第一係合部と前記第二係合部とは、前記第一方向で対向して配置され、かつ、互いに係合する。
【0010】
この構成によれば、支持部材の第一係合部と制限部材の第二係合部とが第一方向(支持部材に対する筐体の揺動の中心軸(揺動軸)が延びる方向)で対向して配置され、かつ、第一係合部と第二係合部とは互いに係合する。これにより、筐体の揺動が制限され、その結果、支持部材に対する筐体の姿勢が安定的に維持される。従って、第一係合部と第二係合部との係合状態に、発光部を収容している筐体の質量の影響を与え難い。その結果、例えば、照明灯が支柱に取り付けられた状態で、筐体の姿勢の変更のための作業(第一係合部と第二係合部との係合の解除等)を行うことが容易になる。このように、本態様の照明灯は、発光部を収容する筐体の姿勢の変更が容易である。なお、「筐体の姿勢の変更」は、「筐体の姿勢の調整」と言い換えることもできる。
(【0011】以降は省略されています)
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