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公開番号
2025082021
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195209
出願日
2023-11-16
発明の名称
蓄電素子
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/533 20210101AFI20250521BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】集電体と端子の溶接作業を良好に行うことができる蓄電素子を提供する。
【解決手段】蓄電素子は、電極体と、電極体に接続された集電体3と、電極体及び集電体を収納するとともに端子が設けられた外装体9と、外装体を貫通する軸部54を有し、軸部を介して集電体と端子とを接続する接続体52と、集電体と外装体との間に配置された絶縁体15と、集電体の電極体を向く内面と接続体の外周縁とを接続する溶接部と、集電体の内面から立ち上がるように形成され、かつ軸部の軸方向からみて軸部の中心と溶接部上を通る直線で形成される領域に形成された壁部43と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電極体と、
前記電極体に接続された集電体と、
前記電極体及び前記集電体を収納するとともに端子が設けられた外装体と、
前記外装体を貫通する軸部を有し、前記軸部を介して前記集電体と前記端子とを接続する接続体と、
前記集電体と前記外装体との間に配置された絶縁体と、
前記集電体の前記電極体を向く内面と前記接続体の外周縁とを接続する溶接部と、
前記集電体の前記内面から立ち上がるように形成され、かつ前記軸部の軸方向からみて前記軸部の中心と前記溶接部上を通る直線で形成される領域に形成された壁部と、
を備える、
蓄電素子。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記壁部は、前記集電体の端部に形成されている、
請求項1に記載の蓄電素子。
【請求項3】
前記接続体は、前記集電体の前記内面を向く位置に設けられ、前記軸部から前記軸部の径方向における外側に張り出すフランジ部を有し、
前記溶接部は、前記集電体の前記内面と前記フランジ部の外周縁とを接続し、
前記壁部の前記内面からの高さは、前記フランジ部の前記内面からの高さよりも高い、
請求項1又は請求項2に記載の蓄電素子。
【請求項4】
前記絶縁体は、前記軸部の軸方向からみて前記集電体よりも外側に張り出した張出部を有し、
前記溶接部は、前記軸方向からみて前記軸部の中心と前記張出部上を通る直線で形成される領域に重ならないように形成されている、
請求項1又は請求項2に記載の蓄電素子。
【請求項5】
前記張出部は、前記集電体と第一方向に並んで配置されており、
前記溶接部は、前記第一方向と直交する第二方向において、前記軸部の軸方向からみて前記軸部の中心を通る直線を含むように形成されている、
請求項4に記載の蓄電素子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電素子に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、外部端子と、集電端子と、外部端子及び集電端子を接続する溶接部と、を備える蓄電装置が開示されている。集電端子の軸部は、外部端子に形成された貫通孔に挿入され、軸部をかしめることで張出部が形成される。さらに、外部端子と張出部とをレーザー溶接することで、外部端子及び集電端子を接続する溶接部を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-87453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の蓄電装置では、外部端子と集電端子とをレーザー溶接によって接続する際、張出部の外周縁に照射されるレーザー光の一部が反射し、この一部のレーザー光が集電端子の外部に照射されてしまう可能性があった。このような場合、集電端子の周囲が焼損されてしまう可能性があるので、溶接作業を良好に行うことができないという課題があった。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、集電体と端子の溶接作業を良好に行うことができる蓄電素子を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電素子は、電極体と、前記電極体に接続された集電体と、前記電極体及び前記集電体を収納するとともに端子が設けられた外装体と、前記外装体を貫通する軸部を有し、前記軸部を介して前記集電体と前記端子とを接続する接続体と、前記集電体と前記外装体との間に配置された絶縁体と、前記集電体の前記電極体を向く内面と前記接続体の外周縁とを接続する溶接部と、前記集電体の前記内面から立ち上がるように形成され、かつ前記軸部の軸方向からみて前記軸部の中心と前記溶接部上を通る直線で形成される領域に形成された壁部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明における蓄電素子によれば、集電体と端子の溶接作業を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施形態における蓄電素子の分解斜視図である。
図2は、図1のII部拡大図である。
図3は、図1のII部を電極体からみた分解斜視図である。
図4は、本発明の実施形態における端子接続部及び内絶縁体を電極体からみた平面図である。
図5は、図4のV-V線に沿う断面図である。
図6は、図5のVI部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一態様に係る蓄電素子は、電極体と、前記電極体に接続された集電体と、前記電極体及び前記集電体を収納するとともに端子が設けられた外装体と、前記外装体を貫通する軸部を有し、前記軸部を介して前記集電体と前記端子とを接続する接続体と、前記集電体と前記外装体との間に配置された絶縁体と、前記集電体の前記電極体を向く内面と前記接続体の外周縁とを接続する溶接部と、前記集電体の前記内面から立ち上がるように形成され、かつ前記軸部の軸方向からみて前記軸部の中心と前記溶接部上を通る直線で形成される領域に形成された壁部と、を備える。
【0010】
本発明の一態様に係る蓄電素子によれば、溶接部をレーザー溶接によって形成する場合、接続体の外周縁で反射したレーザー光を壁部によって遮ることができる。このため、集電体よりも外側にレーザー光が照射されてしまうことを抑制できる。よって、溶接作業による集電体の周囲の焼損を抑制できるので、溶接作業を良好に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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