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公開番号2024120868
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2024022401
出願日2024-02-16
発明の名称灯器
出願人日本光機工業株式会社
代理人個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20240829BHJP(照明)
要約【課題】混色の発生を防ぎ、かつ光色をシャープに切り替えることができる。
【解決手段】複数の光学系ユニットである第1光学系ユニット、第2光学系ユニット及び第3光学系ユニットと、前記第1光学系ユニット、前記第2光学系ユニット及び前記第3光学系ユニットが設けられた土台と、を備えた灯器である。第1光学系ユニット、第2光学系ユニット及び第3光学系ユニットは、それぞれ異なる色の光を照射し、第2光学系ユニット及び第3光学系ユニットは、第1光学系ユニットの両側に設けられており、第2光学系ユニットの光軸である第2光軸は第1光学系ユニットの光軸である第1光軸に対して傾いており、第3光学系ユニットの光軸である第3光軸は第1光軸に対して傾いている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の光学系ユニットである第1光学系ユニット、第2光学系ユニット及び第3光学系ユニットと、
前記第1光学系ユニット、前記第2光学系ユニット及び前記第3光学系ユニットが設けられた土台と、
を備え、
前記第1光学系ユニットは、光源を含む第1光源ユニットと、前記第1光源ユニットが内部に設けられた第1筐体と、を有し、
前記第2光学系ユニットは、光源を含む第2光源ユニットと、前記第2光源ユニットが内部に設けられた第2筐体と、を有し、
前記第3光学系ユニットは、光源を含む第3光源ユニットと、前記第3光源ユニットが内部に設けられた第3筐体と、を有し、
前記第1筐体、前記第2筐体及び前記第3筐体は、それぞれ、光の出口となる第1スリットを有し、
前記第2筐体及び前記第3筐体は、前記第1筐体の両側に設けられており、
前記第1光学系ユニット、前記第2光学系ユニット及び前記第3光学系ユニットは、それぞれ異なる色の光を照射し、
前記第2光学系ユニットの光軸である第2光軸は、前記第1光学系ユニットの光軸である第1光軸に対して傾いており、
前記第3光学系ユニットの光軸である第3光軸は、前記第1光軸に対して傾いている
ことを特徴とする灯器。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記第1筐体、前記第2筐体及び前記第3筐体の内部には、それぞれ、光の通り道となる第2スリットが間に形成された一対の板状部材が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の灯器。
【請求項3】
前記第1筐体、前記第2筐体及び前記第3筐体の内部には、それぞれ、複数対の前記板状部材が設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の灯器。
【請求項4】
前記土台には、少なくとも第1溝及び第2溝が形成されており、
前記第1溝は前記第2光学系ユニットと重なり、前記第2溝は前記第3光学系ユニットと重なり、
前記第1溝及び前記第2溝は、前記第1光軸、前記第2光軸及び前記第3光軸が交差する中心点を中心とした任意の半径の円弧上に形成されており、
前記第2光学系ユニットは、前記第1溝に挿入された第1突起を有し、前記第1溝に沿って移動可能であり、
前記第3光学系ユニットは、前記第2溝に挿入された第3突起を有し、前記第2溝に沿って移動可能である
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の灯器。
【請求項5】
前記第1筐体、前記第2筐体及び前記第3筐体は、それぞれ、内側の壁面及び前記板状部材が黒色に塗装されている
ことを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の灯器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、灯器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、箱体の後壁内面に多数のLEDを配した光源を灯体後壁内面に置き、対物レンズで灯光を集束遠達させるようにした航路明示用指向灯が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-150705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の航路明示用指向灯は、光の遷移領域(混色)が発生するおそれがある。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、混色の発生を防ぎ、かつ光色をシャープに切り替えることができる灯器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る灯器は、例えば、複数の光学系ユニットである第1光学系ユニット、第2光学系ユニット及び第3光学系ユニットと、前記第1光学系ユニット、前記第2光学系ユニット及び前記第3光学系ユニットが設けられた土台と、を備え、前記第1光学系ユニットは、光源を含む第1光源ユニットと、前記第1光源ユニットが内部に設けられた第1筐体と、を有し、前記第2光学系ユニットは、光源を含む第2光源ユニットと、前記第2光源ユニットが内部に設けられた第2筐体と、を有し、前記第3光学系ユニットは、光源を含む第3光源ユニットと、前記第3光源ユニットが内部に設けられた第3筐体と、を有し、前記第1筐体、前記第2筐体及び前記第3筐体は、それぞれ、光の出口となる第1スリットを有し、前記第2筐体及び前記第3筐体は、前記第1筐体の両側に設けられており、前記第1光学系ユニット、前記第2光学系ユニット及び前記第3光学系ユニットは、それぞれ異なる色の光を照射し、前記第2光学系ユニットの光軸である第2光軸は、前記第1光学系ユニットの光軸である第1光軸に対して傾いており、前記第3光学系ユニットの光軸である第3光軸は、前記第1光軸に対して傾いていることを特徴とする。これにより、混色の発生を防ぎ、かつ光色をシャープに切り替えることができる。
【0007】
前記第1筐体、前記第2筐体及び前記第3筐体の内部には、それぞれ、光の通り道となるスリットを有する一対の板状部材が設けられていてもよい。これにより、各光学系ユニットから照射される光を任意の照射角の範囲内に抑制することができる。
【0008】
前記第1筐体、前記第2筐体及び前記第3筐体の内部には、それぞれ、複数対の前記板状部材が設けられていてもよい。これにより、各光学系ユニットから照射される光を任意の照射角の範囲内に確実に抑制することができる。また、複数対の板状部材を設ける場合には、一対の板状部材を設ける場合に比べて、板状部材の間のスリットを大きくすることができる。
【0009】
前記土台には、少なくとも第1溝及び第2溝が形成されており、前記第1溝は前記第2光学系ユニットと重なり、前記第2溝は前記第3光学系ユニットと重なり、前記第1溝及び前記第2溝は、前記第1光軸、前記第2光軸及び前記第3光軸が交差する中心点を中心とした任意の半径の円弧上に形成されており、前記第2光学系ユニットは、前記第1溝に挿入された第1突起を有し、前記第1溝に沿って移動可能であり、前記第3光学系ユニットは、前記第2溝に挿入された第3突起を有し、前記第2溝に沿って移動可能であってもよい。これにより、灯光する対象物までの光学的距離を変えずに隣接する光軸がなす角度(開き角)を微調整することができる。したがって、混色の発生を防ぐことができる。
【0010】
前記第1筐体、前記第2筐体及び前記第3筐体は、それぞれ、内側の壁面及び前記板状部材が黒色に塗装されていてもよい。これにより、反射時に光の一部を吸収することができ、その結果、各光学系ユニットから照射される光を任意の照射角の範囲内に抑制することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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