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公開番号2024124610
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-13
出願番号2023032396
出願日2023-03-03
発明の名称車両用照明装置
出願人株式会社ユーシン
代理人個人
主分類F21S 43/237 20180101AFI20240906BHJP(照明)
要約【課題】導光部に対する保護性能を向上しつつ、照射範囲を広くする。
【解決手段】車両用照明装置40では、基板44が、箱状のケース42内に収容され、基板44の下面には、光源50が設けられている。ケース42の外周部には、出光部42Aが設けられ、光源50からの光が出光部42Aからケース42の外部へ照射される。ここで、ケース42の内部には、光源50からの光を出光部42Aへ導く導光部52が設けられており、導光部52が基板44の下側に隣接配置されている。これにより、導光部52の長さを適宜設定することで、光源50からの光をケース42内の導光部52によって拡散しつつ出光部42Aへ導くことができる。また、導光部52はケース42の内部に配置されているため、導光部52の保護性能を向上することができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される車両用照明装置であって、
箱状に形成されたケースと、
前記ケースに収容された基板と、
前記基板の板厚方向の一方側面に設けられた光源と、
前記ケースの外周部に形成され、前記光源からの光を前記ケースの外部へ照射する出光部と、
前記ケースの内部に設けられ、前記基板の板厚方向の一方側に隣接して配置され、前記光源からの光を前記出光部に導く導光部と、
を備えた車両用照明装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記導光部は、前記ケースに一体に設けられている請求項1に記載の車両用照明装置。
【請求項3】
前記導光部は、前記板厚方向に直交する直交方向に延在されており、
前記光源が前記導光部の前記直交方向の一方側に配置され、前記出光部が前記導光部の前記直交方向の他方側に配置されている請求項2に記載の車両用照明装置。
【請求項4】
前記ケースは、前記板厚方向の他方側へ開放された箱状に形成され、
前記ケースの側壁の内周面には、前記基板の外周部を載置する載置部が形成され、前記導光部は、前記ケースの底壁に形成されており、
前記ケースには、前記ケースにおける前記直交方向の他方側の側壁に形成された載置部と前記導光部との間において、前記板厚方向の他方側へ開放された凹部が形成されている請求項3に記載の車両用照明装置。
【請求項5】
前記導光部における前記直交方向の他方側の端面が、前記板厚方向から見て、前記出光部側へ凸となる円弧状に湾曲している請求項4に記載の車両用照明装置。
【請求項6】
前記導光部には、前記基板を固定するための固定部が設けられている請求項2~請求項5の何れか1項に記載の車両用照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用照明装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載の車両のドアハンドルに用いられる車両用照明装置では、基板が、箱状のハウジングに収容され、基板の一側面には、光源が設けられている。ハウジングの外周部には、光源の下側において、足下用導光部及びカップ用導光部が設けられており、足下用導光部及びカップ用導光部は、ハウジングから下側へ突出している。そして、光源からの光が、足下用導光部及びカップ用導光部の内部を透過して、足下用導光部及びカップ用導光部の出光部から出光される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-150274号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、車両用照明装置において、光を出光部へ導く導光部の長さが短い場合には、導光部において光が十分に拡散されず、出光部から照射される光の照射範囲が狭くなる可能性がある。このため、例えば、上記カップ用導光部を用いた照明構造では、光源からカップ用導光部の出光部までの距離が短いため、カップ用導光部から照射される光の照射範囲が狭くなる可能性がある。
【0005】
一方、上記足下用導光部を用いた照明構造では、光源から足下用導光部の出光部までの距離が比較的長いため、光の照射範囲を広くすることができる。しかしながら、足下用導光部のハウジングからの突出量が比較的大きいため、例えば、足下用導光部の破損等に注意する必要がある。すなわち、足下用導光部に対する保護性能が低下する可能性がある。
【0006】
本発明は、上記事実を考慮して、導光部に対する保護性能を向上しつつ、照射範囲を広くすることができる車両用照明装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、車両に搭載される車両用照明装置であって、箱状に形成されたケースと、前記ケースに収容された基板と、前記基板の板厚方向の一方側面に設けられた光源と、前記ケースの外周部に形成され、前記光源からの光を前記ケースの外部へ照射する出光部と、前記ケースの内部に設けられ、前記基板の板厚方向の一方側に隣接して配置され、前記光源からの光を前記出光部に導く導光部と、を備えた車両用照明装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、導光部に対する保護性能を向上しつつ、照射範囲を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る車両用照明装置が適用された車両を示す車幅方向外側から見た側面図である。
図1に示されるドアハンドル及び車両用照明装置の位置を示す車両上側から見た平面図である。
図2に示される車両用照明装置を拡大して示す斜視図である。
図3に示される車両用照明装置の上側から見た平面図である。
図4に示される車両用照明装置の車両後側から見た断面図(図4の5-5線断面図)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて、本実施形態に係る車両用照明装置40について説明する。図1及び図2に示されるように、車両用照明装置40は、車両(自動車)Vにおけるサイドドア30(広義には、車両用ドアとして把握される要素である)に設けられており、サイドドア30のドアハンドル20の周辺を照明する装置として構成されている。なお、図面において適宜示される矢印UP、矢印FR、矢印OUTは、それぞれ、車両Vの車両上側、車両前側、車幅方向外側を示している。そして、以下の説明において、上下、前後、車幅の方向を用いて説明するときには、特に断りのない限り、車両Vの上下方向、前後方向、車幅方向を示すものとする。以下、先に、ドアハンドル20について説明し、次いで、車両用照明装置40について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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