TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024127121
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023036025
出願日
2023-03-08
発明の名称
車両用灯具
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
個人
主分類
F21S
45/60 20180101AFI20240912BHJP(照明)
要約
【課題】 出射する光の光度分布のむらを抑制しつつアウターカバーを効率よく加熱し得る車両用灯具を提供する。
【解決手段】 車両用灯具1は、波長が450nm以下である励起光により励起され赤色の光を出射する蛍光体を含み光透過性のアウターカバー20と、アウターカバー20より車両の内側に配置され、アウターカバー20に向けて励起光を出射する励起光源30と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
波長が450nm以下である励起光により励起され赤色の光を出射する蛍光体を含み光透過性のアウターカバーと、
前記アウターカバーより車両の内側に配置され、前記アウターカバーに向けて前記励起光を出射する励起光源と、
を備える
ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記アウターカバーは、光透過性の板状の基材と、前記蛍光体を含有する光透過性の蛍光体層とを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記蛍光体層は、前記基材より前記励起光源側に配置される
ことを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記蛍光体層は、前記基材の前記励起光源側の面に配置される
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記基材と前記蛍光体層とは、互いに離隔している
ことを特徴とする請求項4に記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記励起光源の前記励起光を出射する出射面は、前記蛍光体層の前記基材側と反対側の面に接続する
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
【請求項7】
前記基材の色は、赤色である
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
【請求項8】
前記蛍光体層は、前記基材の前記励起光源側と反対側の面に配置される
ことを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項9】
前記基材は、湾曲する基材湾曲部を含み、
前記蛍光体層は、前記基材湾曲部に沿って湾曲する湾曲部を含む
ことを特徴とする請求項2から8の少なくとも1項に記載の車両用灯具。
【請求項10】
前記アウターカバーは、前記蛍光体を含有する光透過性の基材から成る
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
光源と、光源から出射する光を透過するアウターカバーと、アウターカバーの内面に設けられる電熱線とを備える車両用灯具が知られており、下記特許文献1には、このような車両用灯具が開示されている。
【0003】
下記特許文献1に記載の車両用灯具によれば、電熱線に給電することでアウターカバーを発熱させ、アウターカバーに付着する雪を融解させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-189241号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電熱線は、一般的に可視光を非透過とするため、光源から出射する光の一部が電熱線によって遮られる。このため、上記特許文献1に記載の車両用灯具は、電熱線を備えない場合と比べて車外に出射する光の光度分布にむらが生じる傾向にある。
【0006】
そこで、本発明は、出射する光の光度分布のむらを抑制しつつアウターカバーを効率よく加熱し得る車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的の達成のため、本発明の車両用灯具は、波長が450nm以下である励起光により励起され赤色の光を出射する蛍光体を含み光透過性のアウターカバーと、前記アウターカバーより車両の内側に配置され、前記アウターカバーに向けて前記励起光を出射する励起光源と、を備えることを特徴とするものである。
【0008】
この車両用灯具では、励起光源からの励起光がアウターカバーの蛍光体に照射され、当該蛍光体から赤色の光が出射し、当該赤色の光の一部が車外に向かって出射する。蛍光体は励起される際に熱を発生するため、この車両用灯具によれば、アウターカバーを加熱することができる。また、蛍光体の発熱量は、蛍光体を励起する励起光の波長と励起されて出射する光の波長との差が大きいほど多くなる傾向にある。この車両用灯具では、上記のように、蛍光体は、波長が450nm以下である励起光により励起され赤色の光を出射する。このため、この車両用灯具によれば、蛍光体が波長が450nmより長い励起光により励起され赤色の光を出射する場合と比べて、蛍光体の発熱量を多くし得、アウターカバーを効率よく加熱し得る。従って、例えばアウターカバーに付着する雪を融解し得る。また、この車両用灯具では、電熱線を用いずにアウターカバーを加熱することができ、電熱線によって光が遮られない。このため、この車両用灯具によれば、電熱線を備える場合と比べて車外に出射する光の光度分布のむらを抑制し得る。
【0009】
前記アウターカバーは、光透過性の板状の基材と、前記蛍光体を含有する光透過性の蛍光体層とを含んでもよい。
【0010】
このような構成によれば、例えば、既存のアウターカバーを上記の基材に利用できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社小糸製作所
車両用灯具
19日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
17日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
19日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
13日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
13日前
株式会社小糸製作所
点灯回路および点灯装置
13日前
株式会社小糸製作所
光学部材および画像投影装置
13日前
株式会社小糸製作所
車両用加飾部品および車両用加飾部品の製造方法
13日前
株式会社小糸製作所
点灯回路、点灯装置、および、点灯回路の製造方法
13日前
株式会社小糸製作所
LiDARシステム、情報処理装置およびプログラム
24日前
株式会社小糸製作所
制御装置、ヘッドランプ、およびコンピュータプログラム
23日前
株式会社小糸製作所
車両用前照灯
12日前
株式会社小糸製作所
車両用前照灯
17日前
株式会社小糸製作所
融雪機能を備えた車両用灯具、および車両用灯具に融雪機構を設ける方法
3日前
個人
照明器具
3か月前
個人
収容箱
4か月前
個人
LED光源基盤
2か月前
個人
気泡を用いた遊具。
5日前
株式会社遠藤照明
照明器具
2か月前
市光工業株式会社
車両用灯具
3か月前
日本発條株式会社
照明装置
3か月前
日本船燈株式会社
照明装置
3か月前
シャープ株式会社
光源
4か月前
瀧住電機工業株式会社
ダクトレール
1か月前
スタンレー電気株式会社
車両用灯具
4か月前
国楽(香港)有限公司
照明器具
2か月前
常盤電業株式会社
表示機
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
25日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
26日前
日亜化学工業株式会社
発光モジュール
4か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
19日前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社オカムラ
間仕切り装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る