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公開番号2024094108
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210877
出願日2022-12-27
発明の名称車両用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類F21S 41/365 20180101AFI20240702BHJP(照明)
要約【課題】ロービーム用配光パターンを形成するための複数の灯具ユニットを備えた車両用灯具において、対向車ドライバに対するグレアを効果的に抑制した上で自車ドライバの前方視認性向上を図る。
【解決手段】第1および第2灯具ユニット30A、30Bの各々において、光源34A、34からの出射光を第1付加リフレクタ42A、42Bおよび第2付加リフレクタ44A、44Bで順次反射させることにより、ロービーム用配光パターンとして、そのカットオフラインの上方空間にOHS照射用配光パターンを付加的に形成する構成とする。その際、第1灯具ユニット30Aとして、第2付加リフレクタ44Aの反射面44Aaにおける投影レンズ32Aの後側焦点Fよりも自車線側の位置に光拡散領域としての突起部44Abが形成された構成とする。これによりカットオフラインとOHS照射用配光パターンとの間の空間が必要以上に明るくならないようにする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ロービーム用配光パターンを形成するための複数の灯具ユニットを備えた車両用灯具において、
上記複数の灯具ユニットの各々は、投影レンズと、上記投影レンズの後側焦点よりも灯具後方側に配置された光源と、上記光源からの出射光を上記投影レンズへ向けて反射させるリフレクタと、上記リフレクタと上記投影レンズとの間に配置された状態で上記ロービーム用配光パターンのカットオフラインを形成するために上記リフレクタからの反射光の一部を遮光するシェードとを備えており、
上記複数の灯具ユニットの各々は、上記リフレクタの前端部に、上記光源からの出射光を下方へ向けて反射させる第1付加リフレクタが配置されるとともに、上記後側焦点よりも灯具前方側でかつ下方側の位置に、上記第1付加リフレクタで反射した上記光源からの出射光を上記投影レンズへ向けて反射させる第2付加リフレクタが配置された構成となっており、
上記複数の灯具ユニットのうち一部の灯具ユニットは、上記第2付加リフレクタの反射面における上記後側焦点よりも自車線側の位置に光拡散領域が形成された構成となっている、ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
上記光拡散領域は、突起部または凹陥部で構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
【請求項3】
上記リフレクタは、上記光源を上方側から覆うように配置されており、
上記シェードは、上記リフレクタからの反射光の一部を上記投影レンズへ向けて上向きに反射させる上向き反射面を備えている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項4】
上記第1付加リフレクタは、上記リフレクタと一体的に形成されており、
上記第2付加リフレクタは、上記シェードと一体的に形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
【請求項5】
上記複数の灯具ユニットは、上記リフレクタが一体的に形成されるとともに上記シェードが一体的に形成された構成となっている、ことを特徴とする請求項4記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、ロービーム用配光パターンを形成するための複数の灯具ユニットを備えた車両用灯具に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、ロービーム用配光パターンを形成するように構成された車両用灯具の構成として、複数の灯具ユニットを備えたものが知られている。
【0003】
そして、これら複数の灯具ユニットの各々の構成として、投影レンズと、その後側焦点よりも灯具後方側に配置された光源と、この光源からの出射光を投影レンズへ向けて反射させるリフレクタと、これらリフレクタと投影レンズとの間に配置された状態でロービーム用配光パターンのカットオフラインを形成するためにリフレクタからの反射光の一部を遮光するシェードとを備えたものが知られている。
【0004】
「特許文献1」には、ロービーム用配光パターンするように構成された灯具ユニットの構成として、リフレクタの灯具前方側に、光源からの出射光を下方へ向けて反射させる第1付加リフレクタが配置されるとともに、投影レンズの後側焦点よりも灯具前方側でかつ下方側の位置に、第1付加リフレクタで反射した光源からの出射光を投影レンズへ向けて反射させる第2付加リフレクタが配置されたものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-32961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記「特許文献1」に記載された灯具ユニットにおいては、光源からの出射光を第1および第2付加リフレクタで順次反射させることにより、ロービーム用配光パターンに対して、そのカットオフラインの上方空間にOHS照射用配光パターン(すなわち車両前方路面の上方に設置された頭上標識を照射するための配光パターン)を形成することが可能となる。
【0007】
しかしながら、複数の灯具ユニットを備えた車両用灯具において、これら複数の灯具ユニットの各々にこのような構成を採用した場合には、カットオフラインとOHS照射用配光パターンとの間の空間も必要以上に明るくなってしまい、対向車ドライバにグレアを与えてしまう原因となるおそれがある。
【0008】
これに対し、複数の灯具ユニットの各々の構成として、第2付加リフレクタの反射面における投影レンズの光軸よりも自車線側の位置に突起部等が形成されたものとすれば、ロービーム用配光パターンにおける対向車線側カットオフラインの上方近傍空間の明るさを局所的に抑えることが可能となる。
【0009】
そして、このような構成を採用することにより、対向車ドライバにグレアを与えてしまわないようすることが可能となるが、その一方で、カットオフラインとOHS照射用配光パターンとの間の空間が暗くなり過ぎてしまい、自車ドライバの前方視認性が低下してしまうおそれがある。
【0010】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ロービーム用配光パターンを形成するための複数の灯具ユニットを備えた車両用灯具において、対向車ドライバに対するグレアを効果的に抑制した上で自車ドライバの前方視認性向上を図ることができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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