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公開番号2024151973
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065832
出願日2023-04-13
発明の名称清掃具
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類A47L 9/20 20060101AFI20241018BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】多様な形状のプリーツフィルタに対してその表面を清掃することができる清掃具を提供する。
【解決手段】清掃具は、プリーツフィルタを清掃するための清掃具であって、プリーツフィルタに対し気流の上流側において複数の谷部の各々に対応する位置に配置され、塵埃を捕集するようプリーツフィルタの表面に接触した接触部と、プリーツフィルタに対し気流の上流側において複数の谷部にそれぞれが対応するよう配置され、接触部を支持し、複数の山部の尾根方向へ移動可能な複数の支持部と、を備え、複数の支持部は、複数の谷部のうち第1谷部に配置された第1支持部と、複数の谷部のうち第1谷部と隣り合う第2谷部に配置された接触部を支持した第2支持部と、を含み、第1支持部と第2支持部との尾根方向における相対距離が変化可能である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の山部の尾根と複数の谷部とが順番に整列方向に並ぶよう折り曲げられたプリーツ型を呈するフィルタであって、掃除機の内部において気流を通過させて前記気流に含まれる塵埃を捕集するプリーツフィルタを清掃するための清掃具であって、
前記プリーツフィルタに対し前記気流の上流側において前記複数の谷部の各々に対応する位置に配置され、前記塵埃を捕集するよう前記プリーツフィルタの表面に接触した接触部と、
前記プリーツフィルタに対し前記気流の上流側において前記複数の谷部にそれぞれが対応するよう配置され、前記接触部を支持し、前記複数の山部の尾根方向へ移動可能な複数の支持部と、
を備え、
前記複数の支持部は、前記複数の谷部のうち第1谷部に配置された第1支持部と、前記複数の谷部のうち前記第1谷部と隣り合う第2谷部に配置された接触部を支持した第2支持部と、を含み、
前記第1支持部と前記第2支持部との前記尾根方向における相対距離が変化可能である清掃具。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1支持部と前記第2支持部との前記尾根方向における相対距離が規定の連結距離を超えない範囲で変化可能なように前記第1支持部と前記第2支持部とを連結する連結部、
を更に備えた請求項1に記載の清掃具。
【請求項3】
前記連結部は、紐状を呈し、前記複数の支持部のうち隣り合う2つの支持部の前記尾根方向における相対距離が前記連結距離を超えない範囲で変化可能なように前記複数の支持部を連結する軟性体である請求項2に記載の清掃具。
【請求項4】
前記軟性体によって前記複数の支持部がそれぞれ連結された第1ブラシユニットが形成され、
前記第1ブラシユニットは、第1固定端部と第2固定端部とを有し、
前記第1固定端部は、前記プリーツフィルタの外郭に固定され、
前記第2固定端部は、前記第1固定端部に対して前記プリーツフィルタを挟んだ前記整列方向の反対側において前記外郭に固定され、
前記複数の支持部は、前記第1固定端部と前記第2固定端部とを結ぶ線分で前記外郭を分割した際の一側において前記外郭に沿って並ぶ第1形態、前記線分で前記外郭を分割した際の他側において前記外郭に沿って並ぶ第2形態、および、前記第1形態における位置と前記第2形態における位置の間の位置に存在する清掃形態、に遷移可能である請求項3に記載の清掃具。
【請求項5】
前記連結部は、複数の連結体であり、
前記複数の連結体の各々は、前記複数の支持部のうち隣り合う2つの支持部を、前記尾根方向における相対距離が前記連結距離を超えない範囲で変化可能なように連結する請求項2に記載の清掃具。
【請求項6】
前記複数の支持部が前記複数の連結体によってそれぞれ連結された第2ブラシユニットが形成され、
前記第2ブラシユニットは、第1固定端部と第2固定端部とを有し、
前記第1固定端部は、前記プリーツフィルタの外郭に固定され、
前記第2固定端部は、前記第1固定端部に対して前記プリーツフィルタを挟んだ前記整列方向の反対側において前記外郭に固定され、
前記複数の支持部は、前記第1固定端部と前記第2固定端部とを結ぶ線分で前記外郭を分割した際の一側において前記外郭に沿って並ぶ第1形態、前記線分で前記外郭を分割した際の他側において前記外郭に沿って並ぶ第2形態、および、前記第1形態における位置と前記第2形態における位置の間の位置に存在する清掃形態、に遷移可能である請求項5に記載の清掃具。
【請求項7】
前記外郭は、円筒状を呈し、
前記プリーツフィルタは、円形状を呈する請求項4または請求項6に記載の清掃具。
【請求項8】
一端が前記連結部の一部に取り付けられた紐体と、
前記紐体の中央部分が取り付けられ、駆動すると前記紐体の前記一端の側を巻き取る巻取機と、
を更に備え、
前記巻取機は、前記複数の支持部が前記第1形態であるときに前記線分で前記外郭を分割した際の前記他側において前記外郭に取り付けられた請求項4または請求項6に記載の清掃具。
【請求項9】
前記巻取機に設けられ、前記外郭に沿って移動可能に前記外郭に取り付けられた移動機、
を更に備え、
前記巻取機は、前記移動機によって前記線分で前記外郭を分割した際の前記他側と前記一側との間を移動可能な請求項8に記載の清掃具。
【請求項10】
前記連結部に取り付けられ、駆動すると前記接触部を振動させる振動機、
を更に備えた、請求項2から請求項6のいずれか一項に記載の清掃具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、清掃具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電気掃除機を開示する。当該電気掃除機には、塵埃を捕集するためのプリーツフィルタと、プリーツフィルタに接触するブラシとが設けられる。ブラシがプリーツフィルタの山部に沿って移動することで、プリーツフィルタに付着した塵埃が清掃され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-261518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の電気掃除機において、プリーツフィルタは、略長方形を呈する。ブラシは、直線状に配置される。一方で、外郭が円形状の断面を有するとき、プリーツフィルタは、外郭の内側で円形状を呈することがある。この場合、ブラシは、外郭と干渉してしまうため、プリーツフィルタに対して移動することができない。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、多様な形状のプリーツフィルタに対してその表面を清掃することができる清掃具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る清掃具は、複数の山部の尾根と複数の谷部とが順番に整列方向に並ぶよう折り曲げられたプリーツ型を呈するフィルタであって、掃除機の内部において気流を通過させて気流に含まれる塵埃を捕集するプリーツフィルタを清掃するための清掃具であって、プリーツフィルタに対し気流の上流側において複数の谷部の各々に対応する位置に配置され、塵埃を捕集するようプリーツフィルタの表面に接触した接触部と、プリーツフィルタに対し気流の上流側において複数の谷部にそれぞれが対応するよう配置され、接触部を支持し、複数の山部の尾根方向へ移動可能な複数の支持部と、を備え、複数の支持部は、複数の谷部のうち第1谷部に配置された第1支持部と、複数の谷部のうち第1谷部と隣り合う第2谷部に配置された接触部を支持した第2支持部と、を含み、第1支持部と第2支持部との尾根方向における相対距離が変化可能である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、第1支持部と第2支持部とは、互いの相対距離を変化させながらプリーツフィルタの山部の尾根方向へ移動可能である。このため、多様な形状のプリーツフィルタに対してその表面を清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1における清掃具が適用される掃除機の斜視図である。
実施の形態1における清掃具が適用される掃除機の断面図である。
実施の形態1における清掃具が適用されるフィルタユニットの斜視図である。
実施の形態1における清掃具の上面図である。
実施の形態1における清掃具の要部とプリーツフィルタの断面図である。
実施の形態1における清掃具の連結部の形状が変化する概要図である。
実施の形態1における清掃具の第1ブラシユニットが第2形態であるときの上面図である。
実施の形態2における清掃具の上面図である。
実施の形態2における清掃具とプリーツフィルタとの断面図である。
実施の形態2における清掃具の連結部の要部の分解斜視図である。
実施の形態2における清掃具の連結部の概要図である。
実施の形態3における清掃具の上面図である。
実施の形態3における清掃具の上面図である。
実施の形態3における清掃具の上面図である。
実施の形態3における清掃具の上面図である。
実施の形態3における清掃具の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
【0010】
実施の形態1.
図1は実施の形態1における清掃具が適用される掃除機の斜視図である。図2は実施の形態1における清掃具が適用される掃除機の断面図である。図3は実施の形態1における清掃具が適用されるフィルタユニットの斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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