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公開番号
2024170740
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023087423
出願日
2023-05-29
発明の名称
照明器具
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機照明株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
F21S
2/00 20160101AFI20241204BHJP(照明)
要約
【課題】導光板とその導光板の発光面の側に配置された前面カバーとが接触することを抑制した照明器具を得ることを目的とする。
【解決手段】照明器具は、下方に開口が形成された箱状の器具本体と、器具本体の内部において、開口の側に発光面を設けた導光板と、器具本体の内部において、上面が導光板の発光面となる下面と接触し、導光板の両端部を下側から支持する一対の下ガイドプレートと、器具本体の内部において、下面が導光板の発光面の反対側となる上面と接触し、導光板の両端部に上側から当接して導光板を押圧する一対の上ガイドプレートと、器具本体の内部において、導光板の発光面との間に隙間を空けた状態で、導光板の発光面と対向するように配置された板状の前面カバーと、を備え、導光板は、一対の下ガイドプレートと、一対の上ガイドプレートとによって挟持されており、導光板の延びる方向において、一対の上ガイドプレートは、一対の下ガイドプレートよりも外側に位置しているものである。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
下方に開口が形成された箱状の器具本体と、
前記器具本体の内部において、前記開口の側に発光面を設けた導光板と、
前記器具本体の内部において、上面が前記導光板の前記発光面となる下面と接触し、前記導光板の両端部を下側から支持する一対の下ガイドプレートと、
前記器具本体の内部において、下面が前記導光板の前記発光面の反対側となる上面と接触し、前記導光板の前記両端部に上側から当接して前記導光板を押圧する一対の上ガイドプレートと、
前記器具本体の内部において、前記導光板の前記発光面との間に隙間を空けた状態で、前記導光板の前記発光面と対向するように配置された板状の前面カバーと、
を備え、
前記導光板は、
前記一対の下ガイドプレートと、前記一対の上ガイドプレートとによって挟持されており、前記導光板の延びる方向において、前記一対の上ガイドプレートは、前記一対の下ガイドプレートよりも外側に位置している照明器具。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記導光板は、
平面視で四角形状に形成されており、
前記一対の上ガイドプレート及び前記一対の下ガイドプレートは、
四角形状に形成された前記導光板の対向する一対の端面に沿って延びるように形成されている請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
前記導光板は、
平面視で長方形に形成されており、
前記一対の下ガイドプレートは、
前記導光板の長手方向の両端部を下から支持しており、
前記一対の上ガイドプレートは、
前記導光板の前記長手方向の前記両端部に上から当接しており、前記導光板の前記長手方向において前記一対の下ガイドプレートが前記導光板を支持する位置よりも外側の部分に当接している請求項1又は2に記載の照明器具。
【請求項4】
前記一対の上ガイドプレートと、前記一対の下ガイドプレートとは、前記導光板を挟んで対向していない請求項1又は2に記載の照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、被取付部に固定具によって取り付けられる器具本体と、器具本体の内部に配置された導光板と、を備えた照明器具に関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、照明器具の中には、天井などの被取付部に設置される照明器具がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の照明器具は、下方が開口している箱形の器具本体と、器具本体の内部に配置された板状の導光板とを有している。また、特許文献1の照明器具は、導光板の長手方向に延びた2つの端面のそれぞれの下側から導光板を支持する下ガイドプレートと、導光板の上側から支持する上ガイドプレートとを有している。特許文献1の照明器具は、上下方向において下ガイドプレートと上ガイドプレートとが対向する位置に設けられており、下ガイドプレートと上ガイドプレートとによって導光板を挟む構造となっている。また、特許文献1の照明器具は、導光板の長手方向に延びた短手方向側の2つの端面に対応するように配置されたLED(Light Emitting Diode)モジュールを有している。特許文献1の照明器具は、LEDモジュールから出射した光を導光板の端面に入射させ、その光を導光板の出射面である器具本体の下方の開口の側に面発光するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-26796号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
導光板は、アクリルなどの透明樹脂を素材としており、LEDなどにより発光された光が導光板の端面から入ることにより板面が面発光するものである。導光板は、表面に傷がつき、あるいは表面に汚れが付着すると、傷あるいは汚れが導光された光の障害となり、結果として当該部分が輝点になって見栄えが悪くなってしまう。照明器具は、導光板の前面(発光面の側、器具本体の開口の側の面)に前面カバーを設ける場合があり、この前面カバーには、導光板の傷あるいは汚れを防止する役割がある。照明器具は、前面カバーを設ける場合、導光板と前面カバーとが接触することのないように、導光板と前面カバーとの間に隙間が必要である。
【0005】
照明器具は、導光板と前面カバーとの隙間が小さいほうが導光板においてよりきれいな面発光を実現できる。導光板と前面カバーとの隙間を小さくしすぎると、熱膨張あるいは吸湿によって導光板の材料であるアクリル板が伸びてしまう。また、特許文献1の照明器具のように、導光板の端面の上下の位置を上下のガイドプレートによって挟んで支持している場合、導光板が下方向(前面カバーがある方の側)に撓んで、導光板と前面カバーとが接触してしまう恐れがある。導光板と前面カバーとが接触してしまうと、導光板において導光された光が前面カバーに伝わってしまうため、照明器具は、前面カバーにおいて靄のような意図しない光り方をしてしまう場合がある。
【0006】
本開示は、上述のような課題を解決するためのものであり、器具本体の内部に設置された導光板とその導光板の発光面の側に配置された前面カバーとが接触することを抑制した照明器具を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る照明器具は、下方に開口が形成された箱状の器具本体と、器具本体の内部において、開口の側に発光面を設けた導光板と、器具本体の内部において、上面が導光板の発光面となる下面と接触し、導光板の両端部を下側から支持する一対の下ガイドプレートと、器具本体の内部において、下面が導光板の発光面の反対側となる上面と接触し、導光板の両端部に上側から当接して導光板を押圧する一対の上ガイドプレートと、器具本体の内部において、導光板の発光面との間に隙間を空けた状態で、導光板の発光面と対向するように配置された板状の前面カバーと、を備え、導光板は、一対の下ガイドプレートと、一対の上ガイドプレートとによって挟持されており、導光板の延びる方向において、一対の上ガイドプレートは、一対の下ガイドプレートよりも外側に位置しているものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、照明器具は、導光板に上方向から当接して導光板を押圧する一対の上ガイドプレートの導光板に当接する位置が、導光板を下方向から支持する一対の下ガイドプレートの位置よりも外側にある。そのため、照明器具は、上下のガイドプレートが導光板を支持して挟持する場合に、導光板が前面カバーの設置側と反対の側に湾曲するように変形して前面カバーから離れるので、導光板と前面カバーとが接触することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係る照明器具の外観を示す斜視図である。
実施の形態に係る照明器具の構成を示す分解斜視図である。
実施の形態に係る照明器具の光源ユニットの構成を示す分解斜視図である。
実施の形態に係る照明器具の導光板の端部部分の断面図である。
実施の形態に係る照明器具の光源ユニットにおける導光板に関連する構成の一部を示す分解斜視図である。
実施の形態に係る照明器具における、一対の上ガイドプレート及び一対の下ガイドプレートと、導光板との関係を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る照明器具の実施の形態について図面を参照して説明する。本開示は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本開示は、以下の実施の形態に示す構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含むものである。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。また、明細書の全文において、床面から天井に向かう方向を「上方向」と呼び、天井側を「上側」と呼ぶこととする。また、同様に、天井から床面に向かう垂直な方向を「下方向」と呼び、床面側を「下側」と呼ぶこととする。また、各構成部材において、照明器具1の中央部分に設けられた開口側を「内側」と呼び、照明器具1の外部側を「外側」と呼ぶこととする。また、以下の実施の形態において、照明器具1が長方形の箱型である場合には、長辺に平行な方向を「長手方向」と呼び、短辺に平行な方向を「短手方向」と呼ぶ。しかしながら、これは、説明を分かりやすくするために用いるものであり、照明器具1は正方形の箱型であってもよい。なお、各図面では、各構成部材の相対的な寸法関係または形状等が実際のものとは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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