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公開番号
2024150008
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-23
出願番号
2023063209
出願日
2023-04-10
発明の名称
給湯装置
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24H
4/02 20220101AFI20241016BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】
圧縮機を保護停止させることなく沸き上げ運転を継続できる給湯装置を提供する。
【解決手段】
給湯装置は、冷媒回路と、液体回路と、圧縮機と減圧装置を接続する冷媒配管を流れる冷媒と、液体配管を流れる液体との熱交換を行う第2の熱交換器と、圧縮機と第2の熱交換器との間の冷媒配管に設けられ、圧縮機から吐出された冷媒の圧力を検知する圧力センサと、送水ポンプ及び圧縮機を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、圧力センサが検出した圧力が、予め設定された設定圧力を超えた場合に、送水ポンプの回転数が、予め定められた最大回転数に達しているか否かを判定し、送水ポンプの回転数が、最大回転数に達している場合に、圧縮機の運転周波数を下げる制御を行う。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機の下流側に設けられ、冷媒を減圧する減圧装置と、前記減圧装置の下流側でかつ前記圧縮機の上流側に設けられ、減圧された冷媒と空気とで熱交換を行う第1の熱交換器と、前記圧縮機、前記減圧装置、前記第1の熱交換器を接続する冷媒配管と、を含む冷媒回路と、
液体を貯える貯湯タンクと、前記貯湯タンクの排出口に接続されるとともに、前記貯湯タンクの供給口に接続される液体配管と、前記液体配管の中の液体を循環させる送水ポンプと、を含む液体回路と、
前記圧縮機と前記減圧装置を接続する冷媒配管を流れる冷媒と、前記液体配管を流れる液体との熱交換を行う第2の熱交換器と、
前記圧縮機と前記第2の熱交換器との間の冷媒配管に設けられ、前記圧縮機から吐出された冷媒の圧力を検知する圧力センサと、
前記送水ポンプ及び前記圧縮機を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記圧力センサが検出した圧力が、予め設定された設定圧力を超えた場合に、前記送水ポンプの回転数が、予め定められた最大回転数に達しているか否かを判定し、前記送水ポンプの前記回転数が、前記最大回転数に達している場合に、前記圧縮機の運転周波数を下げることを特徴とする
給湯装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記液体回路は、前記第2の熱交換器を通った液体の出湯温度を検知する出湯温度センサを備え、
前記制御装置は、前記送水ポンプの前記回転数が、前記最大回転数に達していない場合は、前記出湯温度の目標値である出湯温度目標値を下げることを特徴とする
請求項1に記載の給湯装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記出湯温度が前記出湯温度目標値よりも低い場合に、前記送水ポンプの前記回転数を下げることを特徴とする
請求項2に記載の給湯装置。
【請求項4】
前記制御装置は、前記出湯温度が前記出湯温度目標値より大きい場合に、前記送水ポンプの前記回転数を上げることを特徴とする
請求項2に記載の給湯装置。
【請求項5】
前記制御装置は、前記圧力センサが検出した圧力が前記設定圧力以下となっているか否かを継続して判定することを特徴とする
請求項1に記載の給湯装置。
【請求項6】
制御状態を使用者に報知する報知手段を備え、
前記制御装置は、前記冷媒の圧力を制御する冷媒高圧保護制御を実施している場合、前記報知手段によって報知を実行することを特徴とする
請求項1に記載の給湯装置。
【請求項7】
前記制御装置は、前記冷媒の圧力を制御する冷媒高圧保護制御を実施し、前記運転周波数が予め定められた最低運転周波数よりも低い運転周波数で前記圧縮機を作動させる必要がある場合に、前記圧縮機を停止するようにしたことを特徴とする
請求項1記載の給湯装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ヒートポンプ式給湯装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来技術では、ヒートポンプサイクルを用いたヒートポンプ式給湯装置において、運転動作中に冷媒の圧力が所定の値に到達した場合には、ポンプの回転数を通常状態よりも大きく上昇させ、給湯用熱交換機における水と冷媒の熱交換量を増大させることで冷媒の圧力上昇を抑制している。さらに圧力が上昇し、別の所定の値に到達した場合には、圧縮機を停止させることが開示されている。(例えば、特許文献1。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-255593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、圧縮機を停止させるため、圧縮機が停止した時点から再起動まで時間を要する。再起動までの時間沸き上げ運転ができない状態が継続するため、湯切れを起こす可能性があるという課題があった。
【0005】
本開示は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、圧縮機を保護停止させることなく沸き上げ運転を継続できる給湯装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る給湯装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機の下流側に設けられ、冷媒を減圧する減圧装置と、減圧装置の下流側でかつ圧縮機の上流側に設けられ、減圧された冷媒と空気とで熱交換を行う第1の熱交換器と、圧縮機、減圧装置、第1の熱交換器を接続する冷媒配管と、を含む冷媒回路と、液体を貯える貯湯タンクと、貯湯タンクの排出口に接続されるとともに、貯湯タンクの供給口に接続される液体配管と、液体配管の中の液体を循環させる送水ポンプと、を含む液体回路と、圧縮機と減圧装置を接続する冷媒配管を流れる冷媒と、液体配管を流れる液体との熱交換を行う第2の熱交換器と、圧縮機と第2の熱交換器との間の冷媒配管に設けられ、圧縮機から吐出された冷媒の圧力を検知する圧力センサと、送水ポンプ及び圧縮機を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、圧力センサが検出した圧力が、予め設定された設定圧力を超えた場合に、送水ポンプの回転数が、予め定められた最大回転数に達しているか否かを判定し、前記送水ポンプの回転数が、最大回転数に達している場合に、圧縮機の運転周波数を下げるものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る給湯装置によれば、沸き上げ運転中にヒートポンプサイクルの圧力が上昇し保護値を超えた際に、圧縮機を停止させることなくヒートポンプサイクルの圧力を保護値以下へ制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態1に係る給湯装置の概略図である。
本開示の実施の形態1に係る給湯装置の制御動作例のフローチャートである。
本開示の実施の形態1に係る給湯装置の制御動作例を示す概略図である。
本開示の実施の形態1に係る給湯装置の制御動作例を示す概略図である。
本開示の実施の形態1に係る給湯装置の流入温度と性能の一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、図面は模式的に示されたものであり、異なる図面にそれぞれ示されているサイズ及び位置の相互関係は、必ずしも正確に記載されたものではなく、適宜変更され得る。また、以下の説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称及び機能も同一又は同様のものとする。よって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
【0010】
実施の形態1.
実施の形態1における給湯装置1について、図1から5を用いて説明する。図1は実施の形態1に係る給湯装置1の概略図である。図1に示す矢印は、冷媒回路7中の冷媒又は液体回路12中の液体の流れる方向を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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