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公開番号
2025019536
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123190
出願日
2023-07-28
発明の名称
換気装置
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24F
7/08 20060101AFI20250131BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】エアフィルタに捕捉された塵埃が給気流によって室内に流入することを防ぐことが可能な換気装置を提供する。
【解決手段】換気装置100は、室外側吸込面12aと室内側吐出面12bとを結ぶ給気通路と、室内側吸込面12cと室外側吐出面12dとを結ぶ排気通路と、を有する熱交換器12と、熱交換器12の室外側吸込面12a、室内側吐出面12b、室内側吸込面12c、及び室外側吐出面12dを覆い、給気流中、及び、排気流中の塵埃を捕捉するエアフィルタ30と、熱交換器12の室外側吸込面12a及び室内側吸込面12cにおいて塵埃を捕捉したエアフィルタ30の塵埃付着領域を熱交換器12の室内側吐出面12bに循環移動させた場合に、熱交換器12の室内側吐出面12bにおいてエアフィルタ30の塵埃付着領域を給気流が通過することを遮る位置に設けられた室内側吐出面用仕切り板36bと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外気を吸い込む室外側吸込面と前記外気を吹き出す室内側吐出面とを結ぶ給気通路と、室内空気を吸い込む室内側吸込面と前記室内空気を排出する室外側吐出面とを結ぶ排気通路と、を有し、前記給気通路を流れる給気流と、前記排気通路を流れる排気流との間で熱交換させる熱交換器と、
前記熱交換器の前記室外側吸込面、前記室内側吐出面、前記室内側吸込面、及び前記室外側吐出面を覆い、前記熱交換器の前記給気流中及び前記排気流中の塵埃を捕捉するエアフィルタと、
前記エアフィルタを前記熱交換器に対して循環移動させる電動機と、
前記熱交換器の前記室外側吸込面及び前記室内側吸込面において前記塵埃を捕捉した前記エアフィルタの塵埃付着領域を前記熱交換器の前記室内側吐出面に循環移動させた場合に、前記熱交換器の前記室内側吐出面において前記エアフィルタの前記塵埃付着領域を前記給気流が通過することを遮る位置に設けられた室内側吐出面用仕切り板と、
を備えることを特徴とする換気装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記熱交換器の前記室外側吸込面を覆う前記エアフィルタの一部において、前記給気流が前記エアフィルタを通過することを遮る位置に設けられた室外側吸込面用仕切り板と、
前記熱交換器の前記室内側吸込面を覆う前記エアフィルタの一部において、前記排気流が前記エアフィルタを通過することを遮る位置に設けられた室内側吸込面用仕切り板と、をさらに備え、
前記室内側吐出面用仕切り板は、前記熱交換器の前記室内側吐出面を覆う前記エアフィルタの一部において、前記給気流が前記エアフィルタを通過することを遮る位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
【請求項3】
前記室外側吸込面用仕切り板及び前記室内側吸込面用仕切り板と、前記室内側吐出面用仕切り板とが、相対的に異なる位置に設けられることを特徴とする請求項2に記載の換気装置。
【請求項4】
前記室内側吐出面用仕切り板は、前記熱交換器の前記室内側吐出面を覆う前記エアフィルタの全面において、前記給気流が前記エアフィルタを通過することを遮る位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
【請求項5】
前記熱交換器の前記室外側吐出面を覆う前記エアフィルタに接触するように設けられた、前記エアフィルタが捕捉した前記塵埃を分離させるための分離機構を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の換気装置。
【請求項6】
前記給気流を生成する給気用送風機、前記排気流を生成する排気用送風機、及び前記電動機を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記電動機を作動させ、前記エアフィルタを前記熱交換器に対して循環移動させることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記電動機を作動させて前記熱交換器に対して前記エアフィルタを循環移動させつつ、前記排気用送風機を駆動させる清掃運転モードを有する請求項6に記載の換気装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記給気用送風機及び前記排気用送風機の運転を停止させ、前記電動機を作動させて前記熱交換器に対して前記エアフィルタを循環移動させた後、前記排気用送風機を駆動させる清掃運転モードを有する請求項6に記載の換気装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、換気装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、空気調和機で使用されるエネルギーを低減するとともに快適な空気調和を行うために、給気用送風機により室外から室内へ導入される給気と排気用送風機により室内から室外へ排出される排気との間で熱交換を行わせ、排気との温度差を低減した給気を室内へ導く熱交換型換気装置が用いられている。
【0003】
このような換気装置には、熱交換器の熱交換有効表面積が塵埃に覆われて小さくなることを回避するために、エアフィルタが設けられている。このエアフィルタによって、熱交換器に流入する塵埃が取り除かれる。こうした塵埃はエアフィルタに捕捉されるため、運転時間の経過とともにエアフィルタに目詰まりが発生する。目詰まりはエアフィルタの寿命及び換気性能に影響するため、定期的にエアフィルタを清掃する必要がある。
【0004】
そこで、例えば特許文献1の換気装置は、エアフィルタが捕捉した塵埃をエアフィルタから分離する分離機構を備えている。エアフィルタは、熱交換器を囲うように配置され、熱交換器に対して循環可能となるように設けられている。分離機構は、掻き落とし部と、移動機構と、を有している。移動機構は、掻き落とし部に対するエアフィルタの位置を相対的に変動させる。掻き落とし部は、下流側排気流路中に配置されているか、又は、下流側排気流路の壁面の少なくとも一部によって構成されている。上記の構成にすることで、移動機構が、塵埃を捕捉したエアフィルタを掻き落とし部まで移動させるだけで、エアフィルタから分離された塵埃を容易に下流側排気流路中に存在させることができるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-52692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、熱交換器を囲うようにエアフィルタが配置されているため、塵埃を捕捉していた面が熱交換器とは反対側を向いた状態で下流側給気流路中に位置するようにエアフィルタを移動させる必要がある。このとき、エアフィルタが捕捉した塵埃を分離機構が完全に分離できていない場合、エアフィルタに捕捉された塵埃が給気流によって室内に流入してしまう虞がある。
【0007】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであり、エアフィルタに捕捉された塵埃が給気流によって室内に流入することを防ぐことが可能な換気装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る換気装置は、外気を吸い込む室外側吸込面と外気を吹き出す室内側吐出面とを結ぶ給気通路と、室内空気を吸い込む室内側吸込面と室内空気を排出する室外側吐出面とを結ぶ排気通路と、を有し、給気通路を流れる給気流と、排気通路を流れる排気流との間で熱交換させる熱交換器と、熱交換器の室外側吸込面、室内側吐出面、室内側吸込面、及び室外側吐出面を覆い、熱交換器の給気流中、及び、排気流中の塵埃を捕捉するエアフィルタと、エアフィルタを熱交換器に対して循環移動させる電動機と、熱交換器の室外側吸込面及び室内側吸込面において塵埃を捕捉したエアフィルタの塵埃付着領域を熱交換器の室内側吐出面に循環移動させた場合に、熱交換器の室内側吐出面においてエアフィルタの塵埃付着領域を給気流が通過することを遮る位置に設けられた室内側吐出面用仕切り板と、付着領域を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、エアフィルタに捕捉された塵埃が給気流によって室内に流入することを防ぐことが可能な換気装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1の換気装置の概略図である。
実施の形態1の熱交換器の斜視図である。
実施の形態1の熱交換器周辺の概略図である。
実施の形態1の熱交換器の室外側吐出面及び室内側吐出面方向からの斜視図である。
実施の形態1の熱交換器の室内側吸込面及び室外側吸込面方向からの斜視図である。
実施の形態1の制御部の構成の一例を示すブロック図である。
実施の形態2の換気装置の概略図である。
実施の形態2の熱交換器周辺の概略図である。
実施の形態2の熱交換器の室外側吐出面及び室内側吐出面方向からの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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