TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024176022
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094212
出願日2023-06-07
発明の名称空気調和機
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24F 6/00 20060101AFI20241212BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】筐体下部に配置され外方に向けて傾斜する支持脚の強度を向上させる空気調和機を提供する。
【解決手段】外方に向けて傾斜し底部10Dと接続する上端面18aと設置面Gに設置される下端面18bとを有した支持脚18は、平面視で上端面18aと下端面18bとが重なる箇所に補強手段を有する。筐体1の下部にあり外方へ向けて傾斜した支持脚18は、水平方向に対して垂直に形成した支持脚と比較して強度が劣る。平面視で上端面18aと下端面18bとが重なる箇所に補強手段を有することで支持脚18の強度が向上するため、筐体1の荷重や支持脚18に加わる衝撃により支持脚18が破損することを未然に阻止することができる。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
下方に位置する底面と、上方に位置する上面と、当該上面及び前記底面を繋ぐ側面と、を有する筐体と、
当該筐体に配置され、空気を吸い込む吸込口と、
前記筐体に収容され、前記吸込口から吸い込んだ空気を調和する空気調和部と、
前記筐体に配置され、前記空気調和部で調和された空気を吹き出す吹出口と、
前記底面に配置され、外方向に向けて傾斜し前記底面と接続する上端面と設置面に設置される下端面とを有した支持脚と、を備えたもので、
前記支持脚は、平面視で前記上端面と前記下端面とが重なる箇所に補強手段を有することを特徴とした空気調和機。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記補強手段は、前記支持脚の内側に形成することを特徴とした請求項1記載の空気調和機。
【請求項3】
前記補強手段は、前記上端面から前記下端面まで連通し水平方向に対して垂直に延びる円筒部で構成することを特徴とした請求項2記載の空気調和機。
【請求項4】
前記底面には、前記筐体を持ち上げるための取っ手を前記支持脚の近傍に配置することを特徴とした請求項3記載の空気調和機。
【請求項5】
前記空気調和部は、前記吸込口から吸い込んだ空気を加湿し前記吹出口から送風する加湿手段であり、
前記筐体は、
前記加湿手段が使用する水を貯めたトレイと、
当該トレイに送る水を貯めた給水タンクと、を有し、
少なくとも前記筐体から前記給水タンクが着脱自在なことを特徴とした請求項1から4のいずれか1項に記載の空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、室内の空気を調和する空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種のものでは、下方に位置する底面と、上方に位置する上面と、当該上面及び前記底面を繋ぐ側面と、を有する筐体において、当該筐体の底面に外方向に向けて傾斜する支持脚を備えたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭54-23158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この従来のものでは、傾斜する支持脚は水平方向に対して鉛直に形成された支持脚と比較して強度が劣るため、筐体の荷重等に対する支持が十分ではなく、支持脚が破損する可能性が大きいことから、改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、下方に位置する底面と、上方に位置する上面と、当該上面及び前記底面を繋ぐ側面と、を有する筐体と、
当該筐体に配置され、空気を吸い込む吸込口と、
前記筐体に収容され、前記吸込口から吸い込んだ空気を調和する空気調和部と、
前記筐体に配置され、前記空気調和部で調和された空気を吹き出す吹出口と、
前記底面に配置され、外方向に向けて傾斜し前記底面と接続する上端面と設置面に設置される下端面とを有した支持脚と、を備えたもので、
前記支持脚は、平面視で前記上端面と前記下端面とが重なる箇所に補強手段を有することを特徴とした。
【0006】
また、請求項2では、前記補強手段は、前記支持脚の内側に形成することを特徴とした。
【0007】
また、請求項3では、前記補強手段は、前記上端面から前記下端面まで連通し水平方向に対して垂直に延びる円筒部で構成することを特徴とした。
【0008】
また、請求項4では、前記底面には、前記筐体を持ち上げるための取っ手を前記支持脚の近傍に配置することを特徴とした。
【0009】
また、請求項5では、前記空気調和部は、前記吸込口から吸い込んだ空気を加湿し前記吹出口から送風する加湿手段であり、
前記筐体は、
前記加湿手段が使用する水を貯めたトレイと、
当該トレイに送る水を貯めた給水タンクと、を有し、
少なくとも前記筐体から前記給水タンクが着脱自在なことを特徴とした。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、外方に傾斜する支持脚は、平面視で上端面と下端面とが重なる箇所に補強手段を有するので、傾斜する支持脚の強度を高めることができ筐体の荷重等に対して十分に支持することができるため、支持脚が破損する可能性が低減し製品性が向上する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許