TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024103844
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023007769
出願日2023-01-23
発明の名称画像読取システム
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240726BHJP(電気通信技術)
要約【課題】本発明は、複数の原稿束を原稿束毎に画像読取りを行い、画像読取り不良が発生した場合に、最初の原稿束から画像読取りをやり直さなければならないことや、読取り設定や選択を間違えてしまった場合キャンセル操作を行わなければならない課題に関する。
【解決手段】載置台1に積載した原稿束から原稿を1枚ずつ搬送する搬送手段と、原稿束数を入力する入力手段と、読取継続選択手段の表示制御をする表示制御手段と、入力手段によって入力した原稿束数と読取り後の原稿束数とを比較する比較手段とを備え、表示制御手段は、比較手段の結果に基づいて読取継続選択手段の表示制御を行うことを特徴とする。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
載置台に積載した原稿束から原稿を1枚ずつ搬送する搬送手段と、
読み取る原稿束数を入力する入力手段と、
読取継続選択手段の表示制御をする表示制御手段と、
前記入力手段によって入力した前記原稿束数と読取り後の残りの原稿束数とを比較する比較手段とを備え、
前記表示制御手段は、前記比較手段の結果に基づいて前記読取継続選択手段の表示制御を行うことを特徴とする画像読取システム。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記表示制御手段は、原稿束の読取り後に前記入力手段により入力した前記原稿束数の読取りが終了していた場合は前記読取継続選択手段を表示しないことを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
【請求項3】
前記原稿束数をカウントするカウント処理を行い、前記カウント処理の結果と前記入力手段によって入力した前記原稿束数を前記比較手段により比較し、原稿束が残っていた際に前記読取継続選択を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
【請求項4】
前記読取継続選択手段は、原稿束を読み込むための指示であるジョブと、読取りの継続と、読取りのやり直しと、読取りの終了とを選択することができることを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
【請求項5】
前記読取継続選択手段は、前記原稿束の読取りのやり直しをするリトライ手段を備え、前記リトライ手段により読取りのやり直しをする際は前記入力手段により入力された前記原稿束数のカウント値を前記カウント処理によって減らさないことを特徴とする請求項3に記載の画像読取システム。
【請求項6】
前記読取継続選択手段で読取りの継続を選択した際に、前記読取継続選択手段で選択した前記ジョブの読取り設定に変更して読取りを継続することを特徴とする請求項4に記載の画像読取システム。
【請求項7】
前記入力手段により入力された原稿束数に応じて前記読取継続選択手段に表示するジョブの表示制御を行う前記表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取システムに関し、特に原稿束の読取り処理に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像読取装置の中には、ADF(Auto Document Feeder)を備えるものが存在する。ADFを備える画像読取装置では、原稿束を画像読取装置に積載し画像読取処理を行う。複数の原稿束を画像読取する場合、原稿束は原稿束毎に原稿のサイズや内容、種類が異なることが多く、原稿束毎に読取り設定を変更しなければならない。
【0003】
そこで、原稿束毎に読取りの設定をすることが可能な画像読取装置が知られている。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-194505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した画像読取装置のように、原稿束毎に読取りの設定をする手法や読取りの継続確認をする手法では、間違った設定や選択をしてしまったときにキャンセル操作を行わなくてはならず、また、画像読取り不良などでうまく読み取れなかった場合に、最初の原稿束から画像読取りをやり直さなければならず、ユーザーにとって手間であり使い勝手が良いものではなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記を鑑み、本発明に係る画像読取システムは、
載置台に積載した原稿束から原稿を1枚ずつ搬送する搬送手段と、
原稿束数を入力する入力手段と、
読取継続選択手段の表示制御をする表示制御手段と、
前記入力手段によって入力した前記原稿束数と読取り後の原稿束数とを比較する比較手段とを備え、
前記表示制御手段は、前記比較手段の結果に基づいて前記読取継続選択手段の表示制御を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
上述した本発明によれば、原稿束毎にカウント処理を入れることで、リトライ処理の表示制御を行い、操作を誤って意図しない選択や操作をしてしまうことを防ぎ、ユーザーにとって使い勝手の良い画像読取システム及び画像読取装置の提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略図。
図1の画像読取装置の制御ユニットのブロック図。
本発明の一実施形態に係るハードウェア構成例を示すブロック図。
本発明の一実施形態に係る画像読取り制御を示したフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る原稿束数入力画面の一例を示す図。
本発明の一実施形態に係る継続画面の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は本発明の一実施形態に係る画像読取装置Aの概略図である。
【0010】
<装置の構成>
画像読取装置Aは、載置台1に積載された一又は複数の搬送媒体Sを搬送手段によって1枚ずつ装置内に経路RTにて搬送してその画像を読み取り、排出トレイ2に排出する装置である。読み取る搬送媒体Sは、例えば、OA紙、チェック、小切手、カード類等のシートであり、厚手のシートであっても、薄手のシートであってもよい。カード類は、例えば、保険証、免許証、クレジットカード等を挙げることができる。搬送媒体Sには、また、パスポートなどの冊子も含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
スピーカーシステム
4日前
個人
デジタル放送受信装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
複合機
2か月前
個人
スピーカーキャビネット
1か月前
オンキヨー株式会社
電子機器
2か月前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
17日前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
24日前
エムケー精工株式会社
音響装置
1か月前
キヤノン株式会社
操作機器
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
19日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
株式会社三井光機製作所
暗視装置
2か月前
個人
インターネット通信装置
27日前
個人
コメント荒らし判別プログラム
1か月前
個人
配信用音源制作システム
13日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
21日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像処理システム
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
19日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
2か月前
三菱電機株式会社
中継装置
1か月前
個人
電子透かしの埋め込み及び抽出方法
2か月前
富士通株式会社
光信号増幅
1か月前
株式会社日立国際電気
無線システム
21日前
アイホン株式会社
インターホン機器
17日前
アイホン株式会社
インターホン機器
17日前
アイホン株式会社
インターホン機器
17日前
綜合警備保障株式会社
遠隔監視装置
1か月前
株式会社日立国際電気
通信システム
2か月前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
2か月前
国立大学法人大阪大学
回路システム
1か月前
株式会社JVCケンウッド
管理装置
13日前
続きを見る